その日のファッションに合わせて、メイクを変えていますか?変えていない…というかたは要注意!老け見えの要因になっている可能性も!?
簡単に実践できる“ファッションに合わせたメイク術”について、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんが教えてくれました。
ファッションとメイクはリンクしている!
ファッションとメイク、それぞれのトレンドカラーはリンクしているもの。互いに切っても切り離せない関係にあります。また、人を見るとき私たちは“全体”で見ますよね。ファッションとメイクがバラバラだと、全体的にバランス悪く見えてしまいます。
だけど、日々ファッションは変えてもメイクは変えない、どう変えてよいかわからない…というかた、意外と多いはず!そこでここでは、ファッションに合わせたメイクをする際の3つのポイントをお話していきますね。
ポイント1:洋服を先に決め、トップスを着てからメイクを!

まずは今日着る洋服を先に決めましょう。決めたら、少なくともトップスだけは着てからメイクすることをオススメします。明るいところで鏡に向き合い、同じメイクアイテムを使うにしても“濃淡”を変えるなど、トップスとのバランスを意識してみて。
そして全身着替えたら、再び鏡を見て、全体のトーンが合っているかチェック。リップが浮いているなと思ったら、少しティッシュで押さえて色のトーンを落としてみて。あるいは逆に、顔色がイマイチだなと思ったらチークを足したり、目元がモヤッとするなと思ったら、アイライナーを少し長めに引いてみたりするのもよいですね。
ポイント2:メイクのポイントを決め、そこからメイクしてみる!

ちょっとオシャレな洋服を着たとき、そのファッションに合わせて“いつもは使わない発色のよいリップをつけてみよう!”と思ったりしますよね。そんなとき、いつもどおりメイクしてしまうとtoo muchになってしまう可能性が…!
リップならリップと、どこにポイントを置くか先に決めたら、まずはそこからメイクしてみましょう。それによって全体のバランスがわかりますよ。
洋服もメイクもバッチリ!と、すべてキメてしまうと、かえってかっこ悪くなってしまうことがあります。全体のバランスを見てあげることが大事ですよ。
ポイント3:リップは2種類持っておく!
アイシャドウを洋服によってその都度変えるのは難しい…という方にオススメなのが、リップ。濃淡や質感の異なる2種類のリップを持っておくと便利ですよ。たとえば、セミマット系の濃い色味のものと、ツヤのある優しい色味のものなど、質感・濃淡ともに異なる2種類を持っておき、ファッションに応じて使い分けてみるところから始めてみて!
自分を客観視するのはなかなか難しいですが、メイクとファッションをそれぞれ別々に考えるのではなく、常に全体でとらえる視点を持つよう心がけたいですね。
教えてくれたのは・・・

取材・文/岸沙織