40代が “老け見え”してしまう意外な色を解説
2024/10/16
洋服の色味も素材やアイテムも広がる秋冬の季節。ところが、選ぶ楽しみが増える反面、選び方や着こなしを間違えると春夏よりもダメージが出やすいのが秋冬のアイテム。
今回は、40代が “老け見え”してしまう意外な色を、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
1.パステルカラー
まずは、「パステルカラー」。
ふんわりと優しい雰囲気に仕上がるニットなどは差し色になるため、近年秋冬のアイテムでも展開が多く、お店ではディスプレイされていたりと思わず手に取ってしまうもの。
ところが、実際顔に当ててみると、パステルカラーのきれいな色味だけが浮いてしまったり、顔のくすみが目立ったり、柔らかい色味だからこそぼやけて見えてしまうこともあるので、「思っていたのと違う」なんてことも。
そんな時は、トップスは引き締まるネイビーなど、ベーシックな色味を選び、パステルカラーはボトムで取り入れるなど、選ぶアイテムを厳選すれば華やかなスタイリングに仕上がります。
2.ボルドー
続いては、「ボルドー」。
ぬくもりがあり秋冬ならではの色味で、ニットやマフラー、グローブと季節感が出しやすいアイテムでの展開も多く、上品に仕上がる印象もあります。
ところが、このボルドーはブルベさんには比較的肌に馴染みやすい色ですが、40代になるとどうしても肌のトーンが変わってくるために、違和感が出てくることも。
そんな時は、少しヘアカラーやリップに赤みを足してみると、顔周り全体が明るくなり馴染みやすくなります。また、イエベさんやカジュアル好きな方は、「赤」を選ぶとボルドーよりもくすみが目立たず使いやすいですよ。
3.白
最後は、「白」。
顔映りを明るくしてくれる白ですが、ボリュームのあるざっくりニットでは、かなり体型をオーバーに見せてしまうこともあるため、40代が秋冬に着こなす場合は少し注意が必要です。
そんな時は、メインのアイテムとして1枚で着るよりも、インナーとして活用したり、ジレやベストを重ね着出来るデザインを選ぶことで、白本来の色の効果を発揮することが出来ます。
また、シンプルなコーディネートの時には、バッグや靴など、小物で白を取り入れると程良くメリハリが生まれます。
新しくチャレンジしてみる
1枚着ればおしゃれが完結していた色物の洋服が、年齢と共に変化していきます。
ずっと好きで、着慣れているから大丈夫、と選んだ色に、だんだんと違和感が出て来たら、それは新しく似合う色に出会うチャンスです。
似合わないと思い込んでいた色が、肌色を明るく見せてくれたり、元気をくれる色になったり。まだまだ40代がチャレンジ出来る色もあることを忘れずに楽しんでくださいね。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部