厚手のコートを着ていた冬が終わり、早く春服を楽しみたい気持ちとは裏腹に、いったいどんな羽織ものが使いやすいのかわからない、そんなお悩みはありませんか?
今回は、羽織るだけでガラッと変わる!40代が5歳若返って見えるアイテムを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。

1.きちんと見えするジャケット
1つ目は、「コンパクトな丈」。オーバーサイズが主流になる中で、40代は下半身の体形にお悩みが出てくるため、太めシルエットのボトムを選ばれる人も多く、上下のバランスを取るのが難しいという声も。
40代におすすめは、身幅も丈もゆったりし過ぎない羽織もの。たとえば、カジュアルなボーダースタイルに、タック入りのワイドパンツを合わせてみることで、羽織ものがコンパクトに見えるため目線が上がり太って見えません。カジュアルなアイテムを合わせる時ほど、オーバーサイズよりもきちんと見えするサイズ感の羽織ものが重宝します。
2.明るめカラーのブルゾン
2つ目は、「明るめカラーのブルゾン」。落ち着いたカラーが多い冬のアイテムに対して、春になると明るめのカラーが増えてきますよね。春らしいカラーにチャレンジしたいけれど、ハードルが高いと思う人も。
40代におすすめは、羽織もので明るめカラーを取り入れること。たとえば、どんなカラーとも相性が良い白を選べば、顔映りも明るく一気に春らしさも演出できます。シャツ感覚で着られる素材のブルゾンなど、カジュアルなアイテムほど気軽にチャレンジしやすいです。
3.存在感のあるジレ
3つ目は、「存在感のあるジレ」。ここ最近は、セレモニースタイルにも取り入れられているジレ。体形をカバーしたい40代には、さっと羽織るだけでスタイルアップもトレンドも押さえられる優秀なアイテムです。ところが、色によっては重たく見えてしまい、着られているように見えてしまうため、特に小柄さんは難しいと感じることも。
40代におすすめは、デザイン性があったり、素材自体に存在感があるもの。シンプルなデザインに比べて、一枚で華やかさも加わるため、グレー、ネイビー、ブラックといったベーシックカラーも地味にならず、40代はもちろん小柄さんもあると便利な一枚になります。
手に取りやすいアイテム選びを
春の羽織ものは、冬にはない色や素材が豊富です。40代はカジュアルになり過ぎず、かつ手に取りやすいアイテム選びで季節を楽しみましょう。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。
編集/サンキュ!編集部