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年齢のせいにしないで!メイクのノリの悪さの原因は、実はコレだった!

2021/01/19

季節柄、乾燥しているし…もうだいぶ肌も衰えてきたし…と、メイクのノリの悪さを乾燥や年齢のせいにしていませんか?実は、別の箇所にノリの悪さの要因や改善方法がある場合も!?ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんが教えてくれました。

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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年齢や季節ももちろんあるけど…

加齢による肌の変化によって、メイクのノリが変わってくるのは当然。加えて、寒さによる血行の悪化、乾燥でもノリは悪くなります。だけど同時に、それらを理由に手抜きもしていませんか?メイクノリを悪くしているポイントをお教えするのでチェックしてみてね。

【1】エアコンの風が直接当たる場所でメイクしている

血行を良くするために暖かい場所でメイクをするのは大事だけど、エアコンの風が直接当たる場所はNGです。ファンデーションを塗ってもすぐに乾燥してしまうのでノリも悪くなるし、塗りムラの原因にもなりますよ。

【2】メイク直前に保湿ケアをしていない

起床後スキンケアをしてから時間が経ち、いざメイクを始めるとき。朝したから良いや…と保湿ケアを怠ると、ノリは悪くなります!メイク直前には、改めて保湿ケアをしましょう。少なくとも化粧水と乳液だけはマスト!水分を入れてフタをすることだけは最低でもしてあげてね。肌が柔らかくなりますよ。

【3】メイク道具が汚れている

メイクアップ製品をお肌の調子とお肌の
pogrebkov/gettyimages

道具が汚れていると、メイクのノリが悪くなるだけでなく、肌に汚れを広げていることにもなります。たとえばファンデーション用のスポンジは1日目に表面の右半分2日目に左半分、3日目に裏面の右半分4日目に左半分という形で使い、4日に1回洗うと清潔な状態で使うことができます。ブラシも汚れてくるとチクチクしてくるので、肌を傷付けてしまいます。チップも汚れていると、アイシャドウがキレイに発色してくれませんのでこまめに洗うことを心がけましょう。

【4】目や唇、気になる箇所があるのに何もしない

リップ増強。彼女の唇に触れる美しい女の子
Prostock-Studio/gettyimages

40代は、アイラインを描く際の引っかかり、あるいは唇の縦皺なども気になってくるお年頃。違和感を感じながらも放置していると、ノリは悪くなる一方ですよね。目元専用の美容液やクリームをスキンケアに足してみたり、リップクリームで保湿するなど、諦めずにケアをすれば肌は応えてくれます。リップパックやリップスクラブをしてみるのも良いですね。習慣付けられるものを加えてみましょう。

【5】蒸しタオルをやり過ぎている

良かれと思って蒸しタオルを頻繁にすると、かえって肌のバリア機能が失われ、毛穴も開いて乾燥してしまいます。乾燥の気になる方には、あまり蒸しタオル自体オススメしないけど、するなら週1回のスペシャルケアに留めましょう。蒸しタオル後は、いつもより保湿ケアを丁寧にすることも忘れずに!

【6】産毛が伸びている

40、50代になってくると、女性ホルモンが減少したり乱れやすくなるため、顔の産毛が濃くなったり伸びやすくなる場合もあります。何も付けずに剃ると肌を傷めてしまうので、クリームなどを付けてから、キレイな剃刀で処理しましょう。頻繁にすると角質を傷付けてしまうので注意してね。

年齢や季節のせいにして、ついつい手を抜いていた…と、少しでも思い当たる節があった方は、諦めずにできるところから実践してみましょう。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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