気になる「フロランタン」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/17
この記事では「フロランタン」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
フロランタンを食べると太りやすい?
フロランタンは、クッキー生地にキャラメリゼしたアーモンドを流し込んでつくる焼き菓子です。キャラメリゼにはグラニュー糖や蜂蜜が使われており、通常は飴状に固まっていますが、温度が高い所に置いておくと溶けだしてしまうという特徴があります。
フロランタンはクッキーであること、さらにバターやキャラメリゼされたアーモンドが多く使われているため、カロリーが高い傾向にある食べ物です。
カロリーを気にしている場合、フロランタンを食べるときは、量や食べ方などに注意が必要でしょう。
フロランタン1食分のカロリー
フロランタンのカロリーは、1個46.5gあたり223kcalとなっています。
フロランタンによって、クッキー生地やキャラメリゼ部分の厚さに違いがあるため、薄めのフロランタンを選ぶことでカロリーを抑えられるでしょう。
フロランタンの炭水化物量は?
フロランタンの炭水化物は、1個46.5gあたり21.6gとなっています。また、糖質は1個46.5gあたり20.37g、脂質は1個46.5gあたり13.99gです。
炭水化物は、大きく食物繊維と糖質に分けられています。そのため、糖質が20.37gであることから炭水化物の大部分を占めていることが分かるでしょう。
また、バターや生クリームなども使っているため、脂質も多い傾向にあります。
フロランタンを食べるときのポイント
フロランタンは、カロリーや炭水化物量を見ると、カロリーを気にしている方は避けた方が良いお菓子といえるでしょう。
しかし、食べ方を工夫することで、フロランタンを上手に取り入れることも可能です。ここでは、フロランタンを食べるときのポイントを紹介していきます。
小さいサイズやカットされたものを選ぶ
フロランタンを食べるときは、小さいサイズやカットされたものを選びましょう。
小さいサイズやカットされたフロランタンを選ぶことで、食べた量が分かりやすくなります。さらに、フロランタンは甘みも強く、アーモンドの味わいも濃厚なので少ない量でも満足でき、食べ過ぎを防ぎやすくなるでしょう。
アーモンド層が薄いものを選ぶ
フロランタンを食べるときは、アーモンド層が薄いものをおすすめします。
フロランタンに使われているアーモンドは、9gあたり54kcalと使われている食材の中でもバターの次にカロリーが高くなっています。そのため、少しでもカロリーを抑えたい方は、アーモンド層が薄いフロランタンを選ぶと良いでしょう。
チョコレートなしのフロランタンを選ぶ
フロランタンを食べるときは、チョコレートなしのフロランタンを選ぶことをおすすめします。フロランタンの中には、チョコレートがトッピングされていたり、生地に練り込まれていたりするものもあります。
チョコレートは、1枚50gあたり279kcalとなっているため、使用する量によっては普通のフロランタンよりも高カロリーになりやすいです。そのため、ダイエットなどのカロリーが気になる方は避けた方が良いでしょう。
少しだけチョコレートをコーティングした商品や生地に混ぜ込んだ商品もあるため、参考にしてみてください。
紅茶を一緒に飲む
フロランタンを食べるときは、紅茶を一緒に飲みましょう。
紅茶には、ご飯などに含まれるでんぷんを分解・吸収するアミラーゼなどの働きを抑え、糖の分解を抑制する効果があるといわれています。そのため、糖質を摂取することで上がった血糖値を抑えられるでしょう。
さらに、紅茶に含まれているポリフェノールは、脂肪の分解をサポートしているリパーゼという酵素を阻害する働きがあり、脂肪が体内に吸収されるのを抑える効果があるため、フロランタンを食べるときは一緒に紅茶を飲むことをおすすめします。
グラニュー糖を蜂蜜に置き換える
フロランタンを食べるときは、生地に使われているグラニュー糖を蜂蜜に置き換えてみましょう。フロランタンに使われているグラニュー糖のカロリーは、9gあたり35kcalとなっています。
これを蜂蜜に置き換えると26kcalとなるため、少しですがカロリーを抑えられるでしょう。また、蜂蜜はビタミンやミネラルを多く含んだ栄養価の高い食品といわれています。
カロリーが気になる方や健康にも気を使いたい方は、キャラメリゼに使われている蜂蜜に加えて、生地にも蜂蜜を使うと良いでしょう。
午後3時に食べる
フロランタンを食べるときは、午後3時に食べることを意識しましょう。
午後3時は、脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きがあるたんぱく質が、最も少ない時間帯です。そのため、食べ物が脂肪として蓄積されにくい午後3時がおすすめとなっています。
一方で、夜遅くに食べてしまうと朝や昼よりも活動量が落ちる傾向にあり、エネルギーが消費されないまま脂肪になってしまうため、注意しましょう。
また、厚生労働省は1日に200kcal程度の間食が適量としているため、カロリーが気になる方は参考にしてみてください。
フロランタンのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
フロランタンは、アーモンドが香ばしく甘いキャラメリゼが特徴のクッキーなため、食べるのを躊躇してしまう方も多いでしょう。
カロリーが高い傾向にあっても、食べ方を工夫することで取り入れやすくなります。まずは、フロランタンのカロリーと炭水化物をしっかり認識し、工夫して食べればどのような効果が得られるのかを覚えておきましょう。