いつがベストタイミング?衣替えは時期より最高気温で決めるのがコツ

2017/09/23

衣替えのベストタイミングがいつか知っていますか。5月中旬?それとも6月に入ってからでしょうか。とくに春から夏にかけての衣替えは、一時的に暑くなったと思っても、梅雨入りして肌寒くなる日もあり、なかなかタイミングがつかめません。そこで最高気温からわかる衣替えの時期をご提案します。また、衣装ケースの選び方や収納のコツもまとめました。

衣替えは時期より気温が大事

中高の制服などの場合、冬から夏の衣替えは6月、夏から冬の衣替えは10月が目安になっているとが多いです。 でも実は、衣替えは時期よりも気温が大事。とくに最高気温がポイントになります。冬物をしまい夏物を出すタイミングは、最高気温が22℃を超えるようになったら。反対に夏物をしまい冬物を出すタイミングは、最高気温が22℃を下回るようになったら行うといいでしょう 。時期で決めていると平均気温とは違う気候のときに、早まって衣替えをしてしまったりすることもあります。また、居住地が変わったときなどにいつ衣替えをすればいいのか戸惑うことも。最高気温22℃が衣替えのタイミングと覚えておけば安心です。

衣替えで衣類をしまうときには、きれいな状態にしてしまうことが大前提。シミや黄ばみがないか、ボタンが取れかかっていたりほつれたりしていないか、最後にポケットが空であることを確認してからしまいましょう。

衣替えのポイント!収納ケースの選び方と収納のコツ

参照:サンキュ!ブロガー中村奈未さん

収納ケースを選ぶときには、どこに置くのか、何をしまうのかを考えましょう。例えば、重いものを入れる場合や押し入れの下段にしまうならキャスターつきの収納ケースがいいでしょう。中身が見えることでラベリングの必要もなくなる透明タイプの衣装ケースもおすすめです。軽いものを高い場所にしまう場合は、不織布などでできた軽量タイプの収納袋もいいでしょう。

同じ季節のものはまとめて同じ収納ケースにしまうようにするのもポイント。衣装ケースに入れるときには、まず衣類を種類ごとに分類し、畳んだあと重ねるのではなく、立てて並べてひと目でわかるようにします。ケースを使って仕切るのもいいですが、厚紙やブックエンドなどを使っても簡単に仕切れます。
上記はサンキュ!ブロガーの中村奈未さん宅の押入れ。半透明の収納ケースできれいに整理されています。

衣替えでしまっておいた衣類についたニオイを消す方法

出典:サンキュ!ブロガーmichiyoさん

衣替えから出した服にニオイがついてしまったときは天日干しが効果的です。防虫剤やこもったニオイが取れないときには、漂白剤を使ったつけおき洗いがおすすめです。クリーニングから戻ってきたときのビニールのまま保管していると、薬品のようなニオイが服についてしまうこともあるので、衣替えでしまうときにも、通気性をよくするためにクリーニングのビニールは外しましょう。つるし収納をする場合は、ホコリよけカバーをつけるようにしましょう。


監修/藤原千秋
大手住宅メーカー営業職を経たあと、Webや雑誌で住まいまわりライターとして活躍する3児の母。現在は並行して家事サービス、商品開発などにも携わる。掃除に関する著書やマスコミ出演も多数あり。

取材・文/サトウヨシコ

 
 

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