暖かいニット帽とスカーフが白い背景に隔離された毛皮の襟を持つ女性の青いジャケット

クリーニング代を節約!冬物おうち洗いのコツ「もう、洗濯機で失敗しない!」

2023/04/16

そろそろ衣替えの時期。高額なクリーニングに出すのが憂鬱だな…と思っているそこのあなたに朗報です。「じつは洗えないと思っているほとんどの冬物が、おうちの洗濯機で簡単に洗えちゃうんです!」一生役立つ、きれいに仕上がるコツを伝授します。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
・花王ファブリック事業部 福本梨紗さん

・パナソニックランドリー・クリーナー事業部 佐藤弘和さん

「冬物おうち洗い」 失敗しない大原則

洗濯機で失敗しない!冬物おうち洗い。
セーター|ダウンジャケット|ニット小物|制服・スーツ|コート・ワンピース|毛布

手洗いマーク=洗濯機NGではない!

洗濯マークをちゃんと見る。

デリケートな冬物は、洗濯表示どおりに洗濯しないと縮むなどのトラブルが起こることも。「じつは16年より表示が新しくなっていますが、洗濯表示を理解している人は少ないのが現状です」と福本さん。まずは洗濯前にマークを見て、家で洗えるかを確認してみて。

ちなみに、よく見かける洗濯表示はこんな意味です

見たことある?

編集部おすすめ

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いつもの"標準コース"だと傷みます

水流の弱い「おしゃれ着コース」で洗う。

暖かいニット衣類のアイテム。
Evrymmnt/gettyimages

「弱水流で優しく洗うコースを選べば、デリケートな衣類も洗濯機で洗えます」と佐藤さん。呼名がメーカーによって異なりますが、おしゃれ着コース、ドライコース、手洗いコースなどが該当。事前に洗濯機の取扱説明書を確認してください。

弱い力で洗えて、ダメージを防止

「おしゃれ着用洗剤」を使う。

容器内のセーターと洗剤のボトル。
Evgeniia Siiankovskaia/gettyimages

「洗浄力重視のふつうの洗剤とおしゃれ着用洗剤の違いは、弱い力で洗っても汚れが落ち、繊維のダメージが防げるという点です」と福本さん。成分は中性のものが多く、縮みや毛玉の発生を抑える効果も。おしゃれ着コースで洗う際は、おしゃれ着用洗剤を使うことが推奨されています。

色落ちが心配なときは洗剤をつけてチェック

おしゃれ着用洗剤を目立たない場所につけ、5分放置。白い布などで押さえてみて、色がついたら単独洗いにして。

汚れやシミがあるときは、洗剤を直接つける

洗う前に、おしゃれ着用洗剤の原液を汚れやシミ部分につけて。タオルなどでやさしくたたくと、すっきり落ちます。

編集部おすすめ

毛玉や縮みを防ぎ、伸びヨレを戻す!
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柔軟剤は必要?

静電気予防のためにも使うべき!
おしゃれ着用洗剤のみでも柔らかく仕上がりますが、柔軟剤を使うと繊維の摩擦が起こりにくくなり、静電気の発生を防ぐ効果も。

毛玉や傷み防止にも

衣類は1枚ずつ洗濯ネットに。ぴったりサイズを選んで。

洗濯ネットのセーターとニット。
shironagasukujira/gettyimages

洗濯ネット1つにつき、入れるのは1枚のみ。小さすぎると汚れが落ちず、大きすぎると衣類が動いてシワになるので、隙間ができないサイズを。汚れている面を出して畳みます。

洗濯して縮んでしまったら?

スチームアイロンで蒸気を当てる。
セーターなどが縮むのは、水や摩擦、熱などで繊維がからまってしまったことが一因です。ゆっくり蒸気を当てて手で引っ張りながら伸ばせば、元に戻ることも。

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シワをしっかりのばすのも重要

水を含んで重みがある衣類は平干し。

柔らかい白いセーター生地のバック グラウンド テクスチャの全体のページ
yavdat/gettyimages

形くずれを防ぐためにも、衣類をたたいてシワをのばし、すぐに干すことがポイント。水を含んで重くなっているニット類は伸びやすいので、専用ネットやピンチハンガーの上などに平置きして干して。

参照:『サンキュ!』2023年5月号「冬物おうち洗い」より。掲載している情報は2023年3月現在のものです。構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部

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