赤み・カサつき・吹き出物…春の肌荒れは早めの対策を！春に多いトラブルの原因３つ

赤み・カサつき・吹き出物……さまざまな原因が重なる春先の肌荒れは、症状の現れ方も十人十色。「いつもと何か違う」そう感じたら、肌がゆらいでいるサイン。早めのお手入れで、ゆらぎ肌に待ったをかけましょう！

＜教えてくれた人＞
ロート製薬　スキンケア製品開発部　平和也さん
10年以上もの間、化粧品の処方開発に携わり、肌悩みの知識が豊富。肌ラボ・メラノCC・オバジなどスキンケア製品全般を担当。

気になるその症状はゆらぎ肌のサインかも！

□ 赤みが出る
□ 肌がカサつく
□ カユミが出る
□ ゴワゴワする
□ いつものスキンケアが合わない
□ 吹き出物が出やすい
□ メイクのノリが悪い

春になると気になりがちなこれらの肌トラブル。まずは思い当たるものにチェック。どれか一つでも当てはまれば、肌がゆらいでいるサインかもしれません。人によって症状の現れ方が違うのが特徴です。

どうして春は肌トラブルが多いの？

環境の変化やストレスが肌に影響

「子どもの入学準備や部署異動、育休からの復帰や引っ越しなど、春先は環境がめまぐるしく変化。肌はメンタルや体の不調が影響しやすい部分ですから、さまざまなストレスが引き金となり、肌がゆらぎやすくなるんです」。

季節の変化に肌が対応しきれていない

「春は冬から夏への切り替え時期。気温の上昇に肌も調整が追い付かず、戸惑いがちに。皮脂が過剰に分泌したり汗の濃度が高くなることで、吹き出物やかぶれを発症したり、ターンオーバーが乱れて肌がゴワつくことも」。

紫外線対策がおろそかになりがち

「春は肌寒い日も多いことから、紫外線対策は冬と同じ、という人は多いのではないでしょうか。実は紫外線は春から徐々に増加。日焼け止めを塗るなどの対策をしないと、日差しの影響をダイレクトに受けてしまいます」。

肌がゆらいだらどうしたらいいの？

「肌の調子がなんだかおかしい……」、そう感じたら早めに対策を！もちろん、予防として肌をお手入れすることも大切です。

生活習慣の見直しを！栄養バランスはサプリで整えても

肌の健康を保つには体の内側から整えることも大切。水分不足は肌の乾きにもつながるので、白湯などでたっぷり補給。肌を健やかに整える成分をサプリメントで取り入れても！

たっぷり保湿をして肌のゆらぎを予防

肌を潤いで満たして健やかな状態をキープしておくことが、肌トラブルを回避するいちばんの近道。乾燥も日差しも強い季節だからこそ、潤いはしっかりチャージしましょう！

敏感な肌をふっくらと柔らかに整える。

プロメディアル モイスチャーローション a 110ml¥4,400（編集部調べ）／ロート製薬

スーッと浸透して潤う肌に。

カルテHD バランスケアローション〈医薬部外品〉150ml¥1,980（編集部調べ）／コーセーマルホ ファーマ

たっぷり潤いを与えて肌荒れ予防。

d プログラム スキンリペアクリーム〈医薬部外品〉45g ¥3,960／資生堂インターナショナル

こまめに汗を拭いて刺激物質をオフ

肌が季節の変化に対応できないと、汗に含まれる成分の調整にも戸惑い、ミネラルやアンモニアなどの濃度が高くなることが。肌への刺激になるため、ティッシュなどで拭き取りを。かぶれやすい目元も忘れずに！

紫外線や花粉などの外的刺激から肌を守ろう

荒れた肌に花粉やほこりなどのアレルゲンが付着すると、さらなるトラブルを招くことも。UVケアをしつつ、外的刺激からも肌を守るために、肌を保護するアイテムでガード！

外的刺激から守り肌荒れをケア。

エクスバリア プロテクトリペアバーム ノーカラータイプ SPF45・PA+++ 20g ¥3,850 ／ドクターフィル コスメティクス

紫外線・ブルーライト・花粉などから守りニキビやシミも防ぐ。

イハダ 薬用フェイスプロテクトパウダー〈医薬部外品〉¥1,980（編集部調べ）／資生堂薬品

肌をトーンアップしながらUVカット。

UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア SPF50+・PA++++ 30ml ¥3,960（編集部調べ）／ラ ロッシュ ポゼ

商品の問い合わせ先／コーセー マルホ ファーマTEL0120・008・873　資生堂インターナショナルお客さま窓口TEL0120・81・4710　資生堂薬品TEL03・3573・6673　ドクターフィル コスメティクスTEL0120・16・6051　ラ ロッシュ ポゼTEL03・6911・8572　ロート製薬お客さま安心サポートデスクTEL06・6758・1272

※商品の価格は、すべて税込みです。

参照：『サンキュ！』2023年5月号「そのトラブルゆらぎ肌が原因です！」より。掲載している情報は2023年3月現在のものです。編集／海老澤まり子　構成・文／桶川雅代　編集／サンキュ！編集部