元アイドルで家電のプロ・奈津子さんに聞いた!家電購入時に役立つ「コスパの見極め方」とは?
2023/04/17
家電女優・奈津子さんスペシャルインタビュー!家電は家庭内のアウトソーシング&自分にしかできないことに集中させてくれる最高のお手伝いさん。家電製品アドバイザーの資格を保有する奈津子さんにお話をうかがいました。
<教えてくれた人>
家電女優 奈津子さん
元SDN48。難関の「家電製品アドバイザー保有」の女優で一児の母。インスタ@natsuko_kaden。
家電は家庭内のアウトソーシングです!
Q そもそも、家電に詳しくなったきっかけは?
A アイドル時代に出演していたAKB劇場が電気街から近かったので、公演の合間に一人で頻繁に量販店を訪ねていたら家電にハマったんです。その後、グループが急に解散してしまい、元々していたドラマや舞台などの女優業がメインになりました。でも家電への想いも捨てきれずにいたところ「家電製品アドバイザー」という資格があることを知り、取得にトライ。合格までは1日4時間半、半年かかりましたが、今では自信を持って「家電女優」を名乗れるようになりました♪
Q 「家電製品アドバイザー」ってどんな資格?
A 本来は家電量販店で働いているかたなどが持っている資格です。家電製品の特長について、お客さまにわかりやすく説明したり、適切なアドバイスを行うための知識を学びます。私は販売することはないけれど、「自称・家電好き女優」だけでは仕事に繋がらないので(笑)、テレビの映り方から人工衛星の仕組み、家電の基礎やリサイクル法などについてプロと同じレベルの知識を持っている証明として、資格を取りました。試験では高得点を出し、「エグゼクティブ等級」を取得できたんです!
Q 便利な家電をどう取り入れていますか?
A 暮らしていてストレスを感じるシーンがあったら、それを解決してくれる家電に頼ります。たとえば食器洗い。なかなか自分では手が回らなくて夫に頼みたいときも、「洗っておいて」より「食洗機に入れておいて」のほうが、私も夫もストレスが少ない。出産後は特に、家電に任せられることならどんどん頼ろうという考えが強まりました。
Q 「コスパ」はどうやって見極めていますか?
A 家電は私にとって仕事の道具でもあるので、合計150台くらい持っています(笑)。せっかく買っても実際の暮らしで生かせないと意味がないので、買う前にはかなり吟味しますよ~。「コスパ」は、まず商品代金=初期投資を365で割ってみて、1年使うと1日いくらになるかを計算。たとえば10万円の家電でも、毎日使う物なら1日約270円。5年、10年使えば、高くありませんよね。さらに、買い替えることで電気代や水道代が下がるなら、グッとお得。初期投資とランニングコストを両方検討して選んでいます。
Q ズバリ、奈津子さんにとって「家電」とは?
A “私にしかできないこと”に最大限に集中させてくれる最高のお手伝いさん。掃除や洗濯は私じゃなくてもできるけれど、家族と語り合ったり、映画やドラマで演じたり、コラムを書くのは私自身しかできません。これからも家電に助けてもらいながら、公私ともに充実させていきたいです。
奈津子さんのMY BEST家電
1 食洗機がない生活はもう考えられません
省スペースでたっぷり洗えるから、食器を手洗いすることがなくなりました。子どもが使うプラスチック製の食器も大丈夫な低温モードがめちゃくちゃ便利。/パナソニックの「食器洗い乾燥機NP-TZ300」¥105,000
2 両手がふさがりがちなママの強い味方!
モニターつきのスマートスピーカーは、子どものお世話や、料理で両手が使えないときに超便利。声だけで動画の再生やタイマーの設定、ネット注文もできちゃいます。/Amazonの「Echo Show 10 第3世代」¥29,980
3 生理前のつら~い心身を癒してくれる
私の場合、体が冷えると不調を感じるので、特に生理前や生理中に愛用。お灸だけど火を使わないから手軽だし、体を芯からじんわり温めてくれて、元気になれます。/アテックスの「ルルドボーテ フェムオンテック 温灸」¥9,900
※紹介の家電は全て私物で、値段は購入当時の額、または編集部調べです。商品が販売終了している場合があります。
※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。
参照:『サンキュ!』2023年4月号「一生、手離せない!私の推し家電」より。掲載している情報は2023年2月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部