【ホコリ】ホコリを侮ってはダメ!家事のプロが指摘するふわふわしても恐ろしいホコリたち

2022/08/28

日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信するハウスクリーニング士の坂田亜希さんに教わる掃除のコツ。今回は「侮ってはいけないホコリの実態」について教えてもらいました。

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ホコリとは

家のあちこちに出没するホコリ。「こんなところにも?」というような場所からゴソッと出てくることもありますよね。少し掃除機をかけない日が続くとホコリはすぐに溜まってしまいます。家の中を家族が動くたびに目に見えない汚れが舞い上がり、部屋の隅へと追いやられていきます。
ホコリはパッとみるとふわふわした塊で、そんなに汚いものに見えないこともあります。しかし、放置をすると怖いのがホコリです。

ホコリの実態

ホコリはさまざまな汚れの集合体です。寝具や衣類などから出る繊維、髪の毛、砂、皮脂、花粉、フケなどが混じり合ってできています。
日常生活を送っていると、目に見えない汚れが舞い上がり、知らず知らずのうちに蓄積していきます。ホコリ自体にダニ、ウイルスなどが付着している可能性もあります。

ホコリがもたらす害

では、ホコリの何がいけないの?と思われるかもしれません。ホコリがもたらす害についてご紹介します。
カビやウイルスはホコリに紛れて、家中を移動します。目に見えないほど小さなホコリが食べ物につき、その食べ物を食べることで、肺や器官に入り込み、アレルギーやさまざまな病気を引き起こします。
ハイハイをする赤ちゃんはとくに床に顔を近づけますので、吸い込む確率は高くなってしまいます。抵抗力の低い赤ちゃんや年配のかたはとくに気をつける必要があります。

ホコリのない環境づくり

ホコリを部屋に舞い上がらせないポイントをご紹介します。掃除機をかける前に、換気をして家の中に風を送り込むと床に落ちているホコリを舞い上げてしまいます。起きて、まず一番最初にフローリングワイパーで床に落ちたホコリを取り除きます。その後、掃除機をします。こうすることでホコリが舞い上がるの防げます。
また、棚拭きをする際は、柔軟剤入りの水を用意します。水200mlに対して柔軟剤小さじ1を混ぜます。それをクロスに吹きつけて拭くことで、静電気を防いでホコリを溜まりにくくしてくれます。
ちょっとした工夫でホコリの溜まりにくい環境を整えてみてください。

■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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