「上履き洗い」に使えるおすすめの洗剤12選!代用品として使えるものは?
2024/07/01
週末になると子どもが持って帰ってくる上履き。たった1週間なのに「え?こんなに汚れる?」なんて思ってしまうこともありますよね。元が真っ白なこともあり、上履きの汚れは目立つし気になります。しかし、頑張ってもうまく汚れが落ちないことも多く「もうこのくらいでいいかな?」と、完全にきれいにするのを諦めてしまうこともありますよね。
この記事では、「上履き洗いに使えるおすすめの洗剤」をご紹介します。固形タイプや研磨剤入りタイプから、液体タイプやつけ置き用洗剤まで、色々なタイプがありますから好みの洗剤が見つかるはず。
また、代用品として上履き洗いに使えるものも解説しています。上履きの汚れに合った洗剤で正しく洗う方法がわかれば、効率的に上履きが洗えますよ。
※本コンテンツはサンキュ!が制作した独自コンテンツです。記事内のリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、購入実績や会員成約などに基づいて収益を得る場合があります。
上履きの主な汚れ
室内でしか履かない上履きなのに、思ったより汚れてしまうのはどうしてだろう?と感じてしまいますし「うちの子の上履きが汚れやすいの?」なんて、心配になることもありますよね。
上履きの主な汚れの原因は主に2つ。皮脂による汚れと、土や砂などが混じったホコリによるものです。皮脂はわかるけれど、室内なのに砂や土が付くの?とも思いますよね。それぞれを詳しく解説していきます。
皮脂による汚れ
上履きの主な汚れのひとつは、皮脂による汚れです。足の裏は思ったより大量の汗をかくところ。多い時には両足で200mlの汗をかくともいわれていますよ。
汗をかくと靴の内部に湿気がたまり、雑菌が繁殖しやすくなります。また、汗に含まれる皮脂と湿気が相まって汚れとなり、蓄積されていきますよ。
ホコリ・砂・土による汚れ
ホコリや砂、土も上履きの汚れとなります。上履きは室内で履くのだから砂や土は付かないのでは?と思うかもしれませんが、自宅とは違い大人数で活動する教室では、上履きに砂なども付着しやすい環境です。
また、学校では、ピロティなど外のような場所でも上履きのままであることが多いですよね。その結果、粒子の細かい砂ボコリなどが上履きの繊維に入り込み、黒ずんだ汚れとなっていきますよ。
上履き洗いに使える洗剤の種類
毎週末上履きを洗うのは面倒に感じてしまいますよね。地域によっては学期末にしか上履きを持ち帰らないところもあるようですが、それはそれで長期間蓄積された汚れを落とすことに苦労します。なるべくなら楽に洗いたいですよね。
上履き洗いに使える洗剤の種類はひとつではなく、いろいろあります。手間がかかっても、ゴシゴシしっかり落としたい!という人もいるでしょうし、つけ置きでなるべく触らず洗いたいという人もいるでしょう。上履き洗いに使える洗剤の種類について解説していきます。
石けん・リキッドタイプの洗剤
石けんやリキッドタイプの洗剤は、上履きに直接塗り込んだり、直接かけたりして使います。
ブラシを使ってしっかり強めに洗う力と手間がかかりますが、汚れが落ちる状態を確認しながら洗えるメリットがありますよ。頑固な黒ずみをしっかり落としたい、汚れ落ちを目で見てきちんと確認したいと思う人におすすめです。
つけ置きタイプの洗剤
つけ置きタイプの洗剤は、なんといってもブラシを使ってゴシゴシする必要がないのがメリットです。粉状になっている洗剤を、水やぬるま湯に溶かしてから上履きをつけておくだけの手軽さがいいですよね。
ブラシを使ってこすり洗いする手間をかけたくない人におすすめです。ただし、特に汚れがひどい場合は、こすり洗いをしなくては汚れが落ちない箇所も出てきますし、全く手洗いが必要ないわけではありません。それでも、全体をゴシゴシとブラシで洗うよりは手間がかかりませんね。
上履き洗いに使えるおすすめの洗剤12選
上履き洗いに使えるおすすめの洗剤をご紹介します。上履き洗いといえばコレというような、お馴染みの固形石けんから、クリーニング屋さんも使うプロ仕様の洗剤、ナチュラルな成分のみでできている自然派洗剤など、おすすめの洗剤を12個集めました。
それぞれに特徴があり、使い方も違います。ゴシゴシしっかり手洗いしたい人、なるべく触らずつけ置きで洗いたい人、スプレータイプで手軽に使いたい人などにピッタリのものもありますよ。それぞれを詳しく解説していきます。
1:株式会社東邦「ウタマロ石けん」
上履き洗いといえば「ウタマロ石けん」を思い浮かべる人も多いのでは?「ウタマロ石けん」には、白さを際立たせられる成分が入っているため、白い色をよりいっそう白くしてくれますよ。
上履きだけでなく白い服の黒ずみも除去できるので、子どもの制服のエリやソデ、白い靴下、野球のユニフォームなどにも使える便利な石けんです。
2:株式会社東邦「ウタマロリキッド」
「ウタマロリキッド」は、液体タイプの洗剤です。固形の「ウタマロ石けん」と違うところは、白さを際立たせる成分が入っていないところ。ですから色柄ものにも使えます。アミノ酸系洗浄成分を使用しているので、汚れ落としの力が強いにもかかわらず手肌にやさしいのが特徴です。
おしゃれ着など、繊細な衣類にも使える洗剤で、皮脂汚れに強いのに素材に優しく、上履きの生地を傷めずに汚れを落とすことができますよ。
3:花王「アタック プロEX石けん [ケース付き]」
「アタック プロEX石けん [ケース付き]」は、固形の石けんタイプ洗剤ですが、ケースが付いており、ケースに入れたまま直接上履きに石けんを塗ることができますよ。
ケースの裏側はブラシになっていて、石けんをぬったらひっくり返してゴシゴシとこすれる便利なアイテム。これひとつで、石けんとブラシの両方の役割を果たしてくれます。また、繊維奥の汚れの除去と消臭効果もありますから、上履き洗いにぴったりです。
4:ジョンソン株式会社「ズックリン」
「ズックリン」は、名前の通り上履きや運動靴専用の洗剤。ミクロの粒子が配合されているので、泥や皮脂のガンコな汚れを除去できますよ。蛍光増白剤によって、白さも増すことができますよ。
液体タイプの洗剤で、上履きに直接かけて使うタイプ。液の色が青いので、洗っているところがわかりやすいのも特徴です。しみこんだ汚れを落としてくれますよ。
5:株式会社UYEKI「つけおき洗い ズックタイム」
「つけおき洗い ズックタイム」は、つけ置き用の洗剤です。粉末タイプの洗剤を水やぬるま湯で溶かし、上履きをつけ置きするだけ。酵素が汚れを分解、漂白を行い、消臭と除菌が同時にできる便利なアイテムです。ブラシが届かない部分にも浸透してくれるのがうれしいですね。また、上履きなら40足分洗える大容量タイプなのも魅力です。
6:エステー「洗浄力 おひさまの洗たく くつクリーナー」
「洗浄力 おひさまの洗たく くつクリーナー」には、スプレータイプで洗剤が泡状に出てくるという特徴があります。上履きに向かってシュシュっとスプレーするだけで使えるのは手軽ですよね。洗剤をぬって靴全体に広げる手間がありません。
また、乾燥中に光に反応して上履きを白くしてくれ、さらに使う度に漂白効果が上がる魅力的なアイテムです。除菌プラスで、気になる菌にも対応してくれますよ。
7:JASON MARKK「8 OZ. PREMIUM DEEP CLEANING SOLUTION」
スニーカー愛好家から絶大な支持を得ているスニーカー用洗剤の「8 OZ. PREMIUM DEEP CLEANING SOLUTION」は、天然素材成分ながら抜群の洗浄力があります。生地に優しく、でも汚れはしっかりと落としてくれますよ。
スニーカー用ですが、もちろん上履きにも使用が可能。洗剤の成分にもこだわりたい人や、靴を傷めず優しく洗いたいと思う人におすすめです。
8:アイメディア株式会社「白さが際立つスニーカーつけおき洗剤」
大きく書かれた「業務用」の文字が目立つ「白さが際立つスニーカーつけおき洗剤」は、プロのクリーニング屋さんが使う靴のつけ置き用洗剤です。30分程度のつけ置きで、ひどい汚れ以外はブラシいらずできれいになりますよ。
上履きの白さを復活させ、より白く際立たせてくれますが、色柄物は色落ちの可能性があるため注意が必要です。
9:泥スッキリ本舗「泥スッキリ303」
泥や汗で汚れた野球やソフトボールのユニフォームを白くきれいにしてくれる「泥スッキリ303」は、土汚れ専用をうたった洗剤です。
しつこい泥汚れをしっかり白くしてくれますから、もちろん上履きの汚れにも効果を発揮。汚れだけでなく、汗の臭いも取ってくれますよ。また、1.3kg入りの大容量で、約65回分の使用が可能です。
10:株式会社関口商会「クツピカ」
洗剤屋さんが自分の家庭用に、採算度外視で性能だけを追求して作った洗剤です。それをそのまま販売用にしたのが「クツピカ」。汚れ落ちがよく台所用の洗剤にも使われることがある、天然のオレンジリモネンが汚れに強力に作用してくれます。
洗浄力の高さから、クリーニング屋さんでも使われています。上履きを確かに白くしてくれる洗剤です。
11:アズマ工業株式会社「TKニューミセラズック洗い」
「TKニューミセラズック洗い」は、半ねりタイプの靴用洗剤です。微粒子ファインセラミックを研磨材として採用しているため、ガンコな汚れに効果を発揮してくれますよ。
歯磨き粉のようにチューブから直接靴の上に絞り出し、そのままブラシでこすって使用できます。汚れを落とす作用は強力ですが、天然油脂配合で手肌にやさしいのがうれしいですね。
12:エルミー「運動靴の洗剤」
上履きは手洗いすることが多いですから、洗剤は肌にやさしいものを使いたいですよね。「運動靴の洗剤」は、着色料・香料・柔軟剤・防腐剤・蛍光剤等が配合されていない無添加の洗剤で、肌が弱くても安心して使用できるアイテムです。
お子さんが自分で上履きを洗う場合にもピッタリ。肌だけでなく環境にもやさしい洗剤ですよ。洗剤の成分にもこだわりたい人におすすめです。
上履き洗剤の代用として使えるもの
上履き用の洗剤以外でも、代用として汚れや臭いを落とせるものをご紹介します。
・歯磨き粉
・重曹
・お酢
普段家にある身近なものが、意外と使えますね。歯磨き粉や重曹は、研磨剤代わりにも使えますから、汚れた箇所だけをこすり洗いする時にもおすすめ。お酢は臭い取りに使えます。それぞれを詳しく見ていきましょう。
歯磨き粉
歯磨き粉には研磨剤が入っていますので、クレンザーなどと同じように使用できます。使い方も簡単で、上履きに直接塗ってブラシでこすり洗いをするだけ。歯を白くする洗浄成分で、上履きを白くする効果も期待できますよ。
また、香りが爽やかですから、消臭効果も見込めます。汚れた部分だけをちょっと洗いたいという「部分洗い」にも、サッと使うことができて便利ですよ。
重曹
アルカリ性の重曹は、皮脂などの酸性の汚れを落としてくれますから、上履き洗いにも使えます。水に溶かしてつけ置き洗いに使用するだけでなく、粉のまま振りかけて使えば研磨剤としての使用も可能。さらに、足の臭いのほとんどは酸性の性質を持っていますから、重曹のアルカリ性で中和され、消臭効果も大いに期待できます。
上履き洗いに使うだけでなくても、重曹は掃除や消臭など幅広い使い方ができます。用意しておくと何かと重宝しますよ。
酢
お酢は酸性が強く、強烈な殺菌作用があります。ですから、靴の雑菌を除去する効果が期待できますよ。また、アルカリ性の臭いを中和して取ってくれる役割もありますから、アンモニア臭などに効果があります。
布を酢で湿らせて全体を拭き上げたり、酢をスプレーボトルに入れて吹き付けたりするなどして使えます。ただし、お酢の臭いはしますので、使用した後は通気性のいいところに置いてお酢の臭いを取るのがいいでしょう。
また、必ず純粋なお酢を使うことも大切です。すし酢などを使ってしまうと糖分が含まれていますので、それがまた雑菌の原因となります。
上履きの汚れを除去する方法
上履き洗いといえば、直接洗剤をぬってブラシでこすり洗いするという方法が一般的ですよね。ここでは、洗剤を使いつけ置きで汚れを除去する方法と、メラミンスポンジを使ってソール部分の汚れを取る方法をご紹介します。
つけ置きなら、ブラシの届かないところまで洗剤の成分を浸透させられます。諦めていたソール部分の汚れは、メラミンスポンジで落とすことができますよ。それぞれを詳しく解説していきます。
上履き全体をつけ置き洗いする方法
つけ置きができる洗剤か、重曹などの代用品を既定の量の通りにぬるま湯でとかし、上履きをつけて放置します。つけ置き時間は、洗剤の種類や汚れによって変わりますが、30分から2時間程度。説明書に指定がある場合は、それに従いましょう。
つき置きが終わったら新しい水に入れ替え、汚れが取れていない部分などをブラシでこすり洗いした後よくすすいだら、水気を切って風通しのいい場所でよく乾かします。色柄物の場合は、紫外線での変色を防ぐために日陰干しがおすすめです。
ソール部分の汚れをメラミンスポンジで除去する方法
ソール部分の汚れは落ちにくく、諦めてしまうことも多いですよね。その汚れはメラミンスポンジで除去することができますよ。
まず、上履きについているだいたいのほこりや汚れを取っておきます。それから水に浸してから軽く絞ったメラミンスポンジで、汚れたソール部分をこすっていきます。力を入れずに軽くこすっていくのがポイントですよ。ゴムの目に沿って、間の汚れを落とすような感じで行いましょう。
上履きの汚れを防止する方法
白い上履きは汚れが目立ちやすく、キレイにするためにはマメなお手入れが必要です。白さをキープするのは大変なことですよね。そこで、上履きの汚れを防止する方法をご紹介します。
・ベビーパウダーを使用する
・防水スプレーを使用する
両方とも簡単にできる方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
ベビーパウダーを使用する
上履きの表面全体にベビーパウダーをはたくように付けることで、汚れを防止することができますよ。上履きの繊維の隙間をあらかじめベビーパウダーで埋めることによって、汚れの入るスペースをなくします。
また、汚れがベビーパウダーに付いてくれるので、上履き洗いも楽になりますよ。ベビーパウダーは白いですから、上履きにかけても目立たず違和感がありません。多少の汚れをごまかす効果もありますね。
防水スプレーを使用する
防水スプレーを使用する方法は、一番メジャーで簡単な方法ですよね。水を弾いてくれる以外に、細かい砂やホコリからも上履きを守ってくれますよ。また、汚れが付いても落ちやすくなる効果もあります。
上履きを洗ってよく乾かしたら、全体にまんべんなくスプレーをしておきましょう。スニーカー専用の防水スプレーもありますから、それを使用するのもおすすめです。
おすすめの洗剤で上履きを洗いましょう
何気なく行っていた上履き洗いも、思ったよりも洗う方法や洗剤の種類があることがわかりましたね。あまりこすらずに洗える洗剤もありますから、面倒ならそれを使うのもおすすめです。また、あらかじめ汚れを予防しておくことで、上履き洗いを楽にすることもできますね。
自分に合った洗剤を使って正しい方法で上履きを洗い、きれいな上履きをキープしていきましょう。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部
※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。