意外と盲点だった?上履きの汚れ落としで取り入れたいテクニック
2024/11/26
子どもたちの日用品の中でも、意外と洗うのが面倒な上履き。なかなか汚れが落ちず、苦労している人も多いのではないでしょうか。効率よく上履きを洗える方法があったら、とても助かりますよね。そんな厄介な「上履きの汚れ落とし」を、少しでも簡単にするテクニックを紹介します。
上履きを「水でぬらす前」にやるべきこと
上履きをきれいに洗う最初のポイントは、「水でぬらす前に泥やほこりを落とす」こと。上履き汚れの原因のなかでも、泥やほこりは水でぬらすと逆に落ちにくくなってしまいます。そのため泥やほこりは、「水でぬらす前」にブラシなどで軽く落としておくことが重要です。
その後、上履きを“漬け置き”洗いします。適量の中性洗剤を混ぜた40℃目安のお湯に1~2時間漬けると汚れが浮いてくるので、後はブラシで軽くこするだけでOK。もしも頑固な汚れがついている場合は、酸素系の漂白剤と重曹を同じ割合で混ぜて溶かしてみてください。研磨作用のある重曹によって、汚れが落ちやすくなります。
上履きについた洗剤のぬめりをしっかり洗い流したら、タオルなどで水気を取りましょう。生乾き特有のニオイを防ぐため、なるべく早く乾かすことがポイント。ただし、直射日光に当てると上履きの生地が傷んでしまったり、変色する可能性があるため、風とおしがよい日陰で乾かしましょう。
急いで乾かしたいからといっても、ドライヤーは生地を傷めてしまうのでおすすめできません。もし「洗うのを忘れていて一晩で乾かしたい!」というときは、タオルで上履きを巻いてジャストサイズの洗濯ネットに。3分ほど洗濯機で脱水すると速乾効果があります。
上履きを少しでも汚れないように、あらかじめおこなえるアイデアもご紹介。たとえば上履きにベビーパウダーを振っておくと、汚れが生地の目に入り込むのを防いでくれます。また、撥水効果のある防水スプレーも汚れの付着を防ぐことができる優れもの。どちらも自宅で手間なくおこなえる小技なので、ぜひ試してみてください。
子どもたちの汚れた衣類や洗い物に追われる毎日。上履き汚れのように、なかなか落ちない汚れを落とそうとゴシゴシ磨いているうちに、気分も落ち込んでしまいそうです。事前対策も含め、汚れ落としのテクニックを駆使してイヤな気持ちもきれいに洗い流しましょう。
■執筆/吹越マヨ
3人の子どもを育てつつ、ウェブメディアに生活系の記事を掲載するフリーライター。子育てや家事の経験をもとに、日々の生活が便利になるライフハックネタを得意としている。時短、コスパ、タイパといった言葉に目がない。
編集/サンキュ!編集部