雑菌まみれにしない!歯ブラシの正しいケア&保管方法
2019/11/26
日々の家事で気になるものの、正解がよくわからないことについて、家事代行サービスを展開するカジタクに所属する山口さんに教えてもらいました。
今回のテーマは「歯ブラシの正しいケア&保管方法」についてです。
■教えてくれたのは・・・片付け名人の山口さん
毎日使うものだからこそ清潔に!
私たちの口の中には無数の細菌が存在しているため、使用後の歯ブラシには、細かい毛先の1本1本にもかなりの細菌が付着してしまいます。
だからといってあまり神経質になっても仕方ないのですが、できれば少しでも清潔に保ち、気持ちよく歯磨きしたいですね。
今回は、家事のプロである筆者が実践している歯ブラシのケアなどについてご紹介します。
歯ブラシを洗うときは汚れを目視で確認!
歯磨きが終わったら、流水で歯ブラシをしっかり洗います。2~3秒で歯磨き剤を流せば終わり、という感覚では少し短いと思います。5~10秒くらいはかけて、歯ブラシの首の部分もしっかり洗ってください。ポイントは、しっかりと目視すること。植毛部の根本や、ブラシの中に食べかすなどが残っていないか確認しましょう。
もし食べかすが残っていたら、腐敗して細菌が増えてしまいます。つまようじなどを使ってでも取り除きましょう。でも密集している植毛部の中に絡まった食べかすを取り除くのは大変。それを回避するためには、歯磨きの前に、糸ようじやフロスを使って、大きなゴミは最初に取り除いておくのがおすすめです。
歯ブラシの乾かし方は?
歯ブラシを洗ったら、そのままコップや歯ブラシスタンドに立てる人がほとんどかと思います。でも、その前にちょっとだけやっておきたいのが、ティッシュペーパーで歯ブラシの水分をサッとひと拭きして、大粒の水滴をぬぐい取るということ。できればついでに、コップもひと拭きするのもおすすめです。ティッシュ1~2枚で済みますので、手際よくやっちゃいましょう。
また、ぜひ洗面所にボックスティッシュとゴミ箱を常備して頂きたいと思います。それだけで早く乾きますし、ティッシュがある程度の汚れも拭き取ってくれるので、おすすめですよ。
歯ブラシを保管するときは?
家族といえども、歯ブラシの置き場所にはある程度の距離感が必要になります。歯ブラシについている細菌は種類も多く、時期によってはウィルス感染のリスクも無視できません。
なので、保管するときは家族同士の歯ブラシがくっつかないように、別々に立てるようにしましょう。歯ブラシを立てるコップやスタンドも、定期的なお掃除を忘れずに。
除菌のウェットティッシュも洗面所に置いておくと、気になったときにサッと拭いて捨てられるので、おすすめです。