片づかない部屋

【片づけのプロが現場で見た!】家にあったら「すぐ捨てるべきもの」5選

2024/08/12

「ものを増やさない」と意識していても、毎日生活をしていると、どんどんものは増えていきます。みなさんのおうちに「いつか使うかも」「あと少し期限があるから」「まだ着るかも…」と思いながら、そのまま放置しているものはありませんか?

整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する、整理収納アドバイザーの田中ゆみこさんに「家にあったらすぐ捨てるべきもの5選」を教えてもらいました。

整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組み...

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1.消費期限が切れた食品

女性が販売される日付のサラダバッグに冷蔵庫
Highwaystarz-Photography/gettyimages

冷蔵庫や冷凍庫から、消費期限や賞味期限が切れた食品が出てくるのは現場サポートでの「あるある」です。それはなぜか?理由は、冷蔵庫内も冷凍庫内も「整理」されていないからです。

■冷蔵スペース(開き戸)は「前」から見て何がはいっているか分かるように収納
■冷凍・野菜スペース(引き戸)は引き出しをひいたときに「上」から見て何がはいっているかわかるように収納

この2点が片づけのルールです。期限が決まっているものは処分しやすいので、期限切れのもの食品は、即処分しましょう。

2.着ることのないお下がりの洋服

白いベッドシーツの上に新しい赤ちゃんの服を選別する女性の手。母の日常業務柔らかい色。クローズ アップ。
FotoDuets/gettyimages

現場サポートでよく目にするのが、お下がりの洋服を紙袋や段ボールに入れてもらったままの状態で、子ども部屋やクローゼットに収納されている光景です。

「大量にもらったお下がりの洋服をすべて子どもに着せるか?」というと決してそうではないですよね?お下がりの洋服をもらったら、まず初めに「子どもに着せたいか」「着せたくないか」で分けましょう。好みの洋服だけ残して、不要なお下がり服は次にまわすと収納スペースがスッキリ!衣替えもラクになりますよ。

3.使わない紙袋やビニール袋

Martin Poole/gettyimages

スーパーでもらってきたビニール袋や紙袋が大量にストックされている光景を、片づけが苦手な現場でよく見ます。「いつ、使いますか?」と聞くと「いつか使うかな…と思って残しています。」と返ってきます。「週にだいたいどれくらい使いますか?」とさらに聞くと「こんなにも要りませんよね…」とハッとされます。

「友人にプレゼントするから紙袋が必要」「子どもの汚れた服を入れるからビニール袋は必須」といったように、理由があって適量を残しておくのは問題がありませんが、限られた収納スペースに溢れるくらいの紙袋やビニール袋がある場合、不要な分は、即処分しましょう。紙袋やビニール袋は限られたスペースに収めるのがオススメです。

4.ついとっておいてしまう学校プリント

現場サポートでお客さまと学校プリントの整理をしていると、過ぎ去った予定月のお便りや期日の過ぎたお便りが大切にファイリングされていることがあります。「いつか見直すかもしれないし、なんとなく残しておこうかな…」というくらいであれば、即処分です。

学校からのお便りは、<1>読んですぐ処分するもの、<2>中期保管、<3>長期保管、<4>返事をする重要な書類、に区別して管理することが大切です。確認すればよいだけのお便りは、読んだら、即処分しましょう。

5.空き箱や缶

空き箱
Image Source/gettyimages

靴やおもちゃの箱、お菓子の缶など、商品を購入したときの箱や缶を捨てられないかたも多いのではないでしょうか?現場サポートで、クローゼットや収納棚の上の方におもちゃや家電の空き箱・空き缶が山積みに置かれているのをよく目にします。残している理由を聞くと、たいていは「なんとなく…」です。

「使わなくなったらおもちゃを箱に入れて売る」「かわいいからとっておく」といった明確な理由がない場合以外は、即処分してOKです。収納スペースは有効に活用してくださいね。

なんとなく残している…は「不要」

「思い出があるのでこの缶は残しておきたい」「今は使わないけど子どもにあげたいから残しておきたい」といった理由のあるものの持ち方を心がけると、本当に必要なものに囲まれた暮らしが叶います。

「高かったからな…」と過去を思い出したり、「いつか着るかも…」未来を予想しても、ものは減りません。今、使っているものがみなさんにとって必要なものなので、なんとなくとっているものは本当に必要かどうか向き合って、不要な場合は、即処分してくださいね。みなさんの暮らしの参考になればうれしいです。

■執筆/田中ゆみこ…整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組みをつくっても、子どもたちが片づけてくれなかった経験から家庭内の片づけに必要な関わり方に目を向けるようになり、親子の片づけのプロとしても活動。風水鑑定士の資格ももつ。

 
 

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