少しタイミングをズラすだけでお得に?「引越し料金」を安く抑える引越し依頼のタイミング
2021/01/18
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少しタイミングをズラすだけでお得に?
荷物の量や移動距離が同じでも、引越すタイミングによって料金が変わる場合が多くあります。 繁忙期か閑散期かをはじめ、曜日や時間帯によっても大きく変動します。 知っていればおトクな、引越し料金が安くなるタイミングをご紹介します!
引越しの閑散期
1年の中でも、繁忙期とされる月と閑散期とされる月では、料金が大きく異なります。引越しの需要が少なくなる閑散期は、料金が低く値下げ交渉もしやすい時期です。
事業者にもよりますが、繁忙期と閑散期の料金では倍の差がつくこともありますので、時期を選べる方はぜひ閑散期をねらいましょう。
【引越しの閑散期】
1月・6月・7月前半・11月
特に需要の少ない閑散期は、上記の月です。転勤・就職・入学のタイミングから外れ、長期休暇や祝日などとも重ならないため、引越しの依頼が少なくなります。
この時期は事業者も時間の余裕があり、少しでも多く売上を上げるため、料金の交渉に応じてくれる確率が高いです。時期はいつでもいいけど引越ししたいと考えている方には、閑散期の引越しがおすすめです!
月間のおすすめ時期
ひと月で見ると、もっとも多くの人が引越しをするのは月の下旬(20日以降)です。理由の一つは、賃貸契約の期限が月末にあることが多く、下旬にならないと部屋が空かない物件が多いこと。
そしてもう一つは、引越しにはお金がかかるため、25日の給料日以降に引越そうと考える人がいることです。
このため、引越し先が新築の場合や、入居時期を選べる場合は、上旬~中旬の引越しがおすすめです。
今後、部屋探しをする際は、入居可能日についても確認すると良いでしょう。
週間のおすすめ曜日
当然、土・日・祝日は引越しを依頼する人が多く、料金は高くなります。(※閑散期であっても、週末や祝日は料金が高くなる場合がありますので要注意です)そして平日の中でも、前日や翌日が休みの月曜や金曜は、料金が高くなる場合があります。
曜日を選ぶときは、料金が安くなる傾向にある火曜・水曜・木曜をねらいましょう。
ただし、平日でも注意するポイントがもう一つあります。最近の若い方は気にしないかもしれませんが、大安や仏滅などの「六曜」も引越し料金に関係する場合があります。
【六曜】
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口
日本には古くから、冠婚葬祭などの日取りや何かを行うときに、六曜をもとに吉凶を判断する習わしがあります。六曜の中でも「大安」は何をするにも吉な日とされており、大事なイベントを行う日として選ばれやすい日です。
この六曜を気にする人が年配の方に多く、大安は平日でも料金を下げない事業者もいるので注意が必要です。
引越しの時間帯
引越しは、時間帯でも料金が変わります。引越し時期や曜日はどうしても変えられないという方も、一番調整しやすいポイントです。
多くの引越し事業者で、以下の3つから選ぶことができます。
午前便
午前中の早い時間(8時~9時)に作業スタッフが来るのが午前便です。荷物を一日の早いうちに新居に運び、午後からの時間を荷物整理に使えるため一番人気の便です。そのため、引越し料金が一番高い時間帯です。
午後便
午後の時間帯(13時~14時以降)に作業スタッフが来るのが午後便です。午前中の引越し作業が終わり次第の作業になるため、午前便より多少安くなる傾向にあります。
荷物が少ない場合や、移動距離が短い場合におすすめです。長距離の引越しや荷物が多い場合、午前中の引越し作業が長引くと、搬出作業のスタートが遅くなり、新居への搬入が夜までずれこんでしまう可能性もありますので注意しましょう。
フリー便
引越し作業日のみを指定して、作業スタートの時間を指定しないのがフリー便です。事業者が空いた時間を有効に使うための便なので、3つの便の中でもっとも安くなります。
時間指定ができないと言っても突然スタッフが来るわけではなく、前日や当日の午前中に「◯時ごろに伺います」と連絡をもらえます。夕方の作業スタートになっても移動時間がかからない近距離の引越しや、時間に余裕がある方におすすめです。