週の始まりの月曜日は、憂うつな気分になりがち。
「楽しかった週末が終わってしまった!」、「また仕事が始まる……」、「これからまた1週間がんばらなきゃいけない」、「仕事する気分に切り替えられない!」など、憂うつに感じてしまう理由はさまざま。
実際、リプトンが「1週間の中で最も憂うつな日とハッピーな日について」調査※したところ約8割の人が、1週間のうちいちばん憂うつに感じる曜日は「月曜日」と回答。さらに、リモートワークが増えたここ最近では特に、月曜日を憂うつに感じる傾向が強くなっているようです。
そこで今、紅茶ブランド「リプトン」が始めた、憂うつな月曜日をハッピーな1日にぬりかえるプロジェクト「YELLOW MONDAY~イエローマンデー~」に注目。
月曜日をハッピーにするには、どうしたらいいのでしょう?
リプトン主催のウェブセミナーに参加してきたので、レポートします。
さらに、メンタルトレーナーによる、今すぐできる「ハッピーな1日を過ごすための方法」も教えてもらいました。
さっそくチェックしてみましょう♪
※)2021年3月リプトン調べ 調査対象20~50代男女500名
75.8%の人が週でいちばん憂うつなのは「月曜日」だと感じている
まず、リプトンの調査※によると、75.8%の人が、一週間のうちいちばん憂うつなのは「月曜日」と回答。
月曜日を憂うつだと感じるのは「休日から平日へ気持ちの切り替えがうまくいかない」という理由が大きいようです※。
とくにリモートワークが増えてからは、月曜日を憂うつ(=ブルー)に感じることが増えているんだそう。
背景は、リモートワークによって、職場の人たちとのたわいもない会話が減ったなど、コミュニケーションの変化も大きく影響しているようです※。
※)2021年3月リプトン調べ 調査対象20~50代男女500名
リプトンが月曜日をハッピーにするための 「YEOLLOW MONDAY~イエローマンデー~」プロジェクトを始動!
とくにコロナ禍において、月曜日を憂うつに感じるか、ハッピーに感じるか?には、“人とのつながり”が大きく関わっていると再認識したリプトンは、ブルーな1日をハッピーでイエローにぬりかえるプロジェクトを始めました。
【なぜ「リプトン」が月曜日をハッピーにするプロジェクト?】
1800年代に始まった紅茶ブランド「リプトン」。
当時高級品だった紅茶を、「どんな階級の人でも質の良い紅茶が手に入るような世の中を目指したい」との思いからスタートしました。
今でも「本格的な紅茶を手軽に味わっていただく」を企業理念に、さらには「紅茶を通して“大切な人とのつながり”に気づいてほしい」という想いを大切に、活動を続けています。
憂うつな月曜日をハッピーにぬりかえるには、“人とのつながり”も大切なカギ。
「ゆっくり紅茶を飲みながら頭を切り替えたり、大切な人とのおしゃべりで気持ちを整えたり、ポジティブに過ごすための準備時間を作ってみよう!」
そんな想いから、1週間を明るく前向きに始めるための方法を模索する「YELLOW MONDAY~イエローマンデー~」プロジェクトを始動させました。
【イエローには気持ちをハッピーにする効果がある!】
ちなみになぜ「“YELLOW”MONDAY」か?というと、リプトンのブランドカラーであるイエローには、気持ちをハッピーにする効果があるから。
<黄色の効果>
1)気持ちが明るくなる
2)コミュニケーション力が高まる
3)好奇心を刺激する
4)新陳代謝を活性化させる
憂うつを意味するブルーに対して、“ハッピーでイエロー”な1日を目指したというわけです。
今週もハッピーな気分で仕事を始められる! リプトン(ユニリーバ)が社内で行っている「YELLOW MONDAY TIME」
「リプトン」を所有している会社「ユニリーバ」は、20年3月から完全リモートワークになりました。そこで、リモートワークによって、より感じるようになった月曜日の憂うつを、ハッピーでイエローにする試みを社内から実践。その一つが「YELLOW MONDAY TIME」~ハッピーでイエローな月曜日にするための時間~。
月曜の朝、オンラインツールTeamsを使い、週末あった楽しかったことや、うれしかったことをシェアする時間を設けています。
実践している社員からは、「月曜の朝からチームみんなで笑って1週間頑張る活気づけができた」、「昨年3月からのフルリモートが始まって以来、初めて会社の人と大笑いした」、「Teamsの使い方にみんなでてこずったのも含めて楽しかった」など、ポジティブな反応がたくさん挙がっているようです。
「YELLOW MONDAY TIME」について説明してくれた人事総務本部長の島田さんによると、「ハッピーであること」で得られる効果は、健康、長寿、素晴らしい人間関係、仕事のパフォーマンスと創造性の向上などがあるそう。
そして、ハッピーであるために最も必要な要素の一つが「他者との建設的な人間関係」です。
それは「自分にとって大切な人、また自分のことを大切だと思ってくれている人との質の高い時間を過ごそう」ということ。
「『YELLOW MONDAY TIME』が、その関係性や感覚を思い出す時間となれたら嬉しいし、さらにそこに紅茶があったらなお嬉しい」とお話ししてくださいました。
メンタルトレーナー直伝 今すぐできる!ブルーな気分をハッピーに変えるためのポジティブアクション5
ウェブセミナーではメンタルトレーナーの井垣利英さんも登場し、月曜日の憂うつな気分を改善させるポジティブアクションを教えてくれました。
【ブルーな気持ちがハッピーになるアクション1】始業前に雑談をして笑う
仕事の前に軽く雑談をして笑い合うことはとても大事。笑うことで脳の働きがアップして、記憶力向上や仕事の効率化にも効果的。
ポイントは「人のよいところを褒める」こと。褒められた側はもちろんうれしさを感じ、幸せホルモンが30%増えるのですが、実は褒めた側の幸せホルモンは70%増えるんです。
このとき雑談しながら紅茶を飲むのもおすすめ。良い香りに癒され、体を温める効果もあり、紅茶に含まれるテアニンが集中力を長続きさせます。
【ブルーな気持ちがハッピーになるアクション2】軽いストレッチや運動をする
ゆったりとしたリズム運動と深呼吸を意識すると、幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促すことができます。
早寝早起きや、朝日を浴びることもおすすめ。目をつむって太陽のエネルギーを感じましょう。
【ブルーな気持ちがハッピーになるアクション3】好きな食べ物を食べ、好きな飲み物を飲む
「好き」というものに対しての心理的作用はとても大きいもの。例えば健康によくても美味しくなく、好きじゃないのに無理して食べてもいい効果は得られなかったりします。
一方で好きなものを食べるだけで気持ちが上がり、ウキウキすることで心身に栄養が行き渡るのです。
このとき食材や食器に、気持ちが明るくなる黄色を取り入れるといいでしょう。また、家にあるいちばんいいカップやお気に入りの食器を使うのも、気分が上がってハッピーな気分に。
【ブルーな気持ちがハッピーになるアクション4】小さい頃好きだったことをやってみる
子どもの頃は知識や情報が少ない時期。その中で好きだと感じたものは、本能的に好きなこと。その好きなことを行うことで、気分がリラックスして気持ちが若返り、ストレス解消におすすめです。
【ブルーな気持ちがハッピーになるアクション5】黄色いモノを見の周りに置く
見ると気持ちが明るく、元気になる効果のある黄色。身の回りの目に入る場所に置いておくことで、その黄色を見ると気分がハッピーにポジティブになります。
自分が服や持ち物に黄色を取り入れることで、自分だけでなく相手を元気にさせるのもいいですね。
いかがでしたでしょうか?
もしも憂うつな気分を感じたら、「YELLOW MONDAY TIME」をマネしたり、5つのポジティブアクションを実践して、ハッピーでイエローな1日を過ごしましょう! そのときにはお気に入りのカップに淹れたリプトンティーも忘れずに♪