3月は「女性史月間」!「幸せの黄色い写真」をシェアして盛り上げよう!今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

2025/03/03

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE取材班のKota(コタ)がお届けします。

元クルーズ船乗組員。乗組員時代は狭小船室で過ごし、約4カ月の乗船勤務時の荷物は、60Lスーツケース1つぶん。...

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Topic.1「10Lの水も運べるふろしき」がよりサステナブルに進化!日常時・非常時の両方で使える「防災ふろしき」第2弾の販売開始!

出典:PR TIMES

株式会社アイクリエイトは、株式会社マクアケが運営するアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」にて、2025年2月13日より、フェーズフリーな撥水素材の防災ふろしき第2弾の販売を開始しました。

フェーズフリーとは、日常時はもちろん、非常時にも役立つようにデザインされたもののこと。第1弾の企画は、東日本大震災から10年の節目を迎えた2021年に「日頃の備えの大切さを一人でも多くの方に伝えたい」という想いからスタートし、多くの反響を呼びました。

第2弾は、よりサステナブルな加工方法へ進化。従来、素材に撥水性を持たせるためにはフッ素加工を施すのが一般的でしたが、その際に使用するPFASという化学物質は分解されにくく、環境への影響が懸念されています。欧米を中心にPFAS規制が加速する中、今回、メーカーである朝倉染布株式会社が「非フッ素撥水加工」を実現。PFASを使わずに高い撥水性を保ち、環境負荷の軽減にも成功しました。

ふだんの暮らしでは、エコバッグやレジャーシート代わりに。もしもの時は水を運んだり、避難所での仕切りに使ったり。1枚で11通り以上の使い方ができる防災ふろしきは、大切な人への備えのギフトにもおすすめです。

Topic2.「幸せの黄色い写真」をSNSに投稿しよう!「国際女性デー│ハッピーイエローキャンペーン2025」スタート!

出典:PR TIMES

「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」を目指すHAPPY WOMAN実行委員会は、3月8日の国際女性デーおよび3月の女性史月間を記念して、「国際女性デー│ハッピーイエローキャンペーン2025」を2025年2月14日から3月末まで展開します。

参加方法は簡単。InstagramかXでHAPPY WOMANの公式アカウントをフォローしたら、国際女性デーのシンボルフラワー・ミモザにちなんだ「幸せを感じる黄色いアイテム」を撮影し、「#happyyellow」「#happywoman」「#国際女性デー」の3つのハッシュタグをつけてSNSに投稿すればOK。投稿者の中から抽選でホテル宿泊券などのハッピーな賞品が当たります。

また、この期間、東京・大阪・愛知・北海道・石川・群馬では、日本最大級の国際女性デーイベント「HAPPY WOMAN FESTA2025」が開催されます。女性の生き方やジェンダー平等への理解を深められるセミナーやワークショップが盛りだくさん。

無理なく参加できる方法で、楽しみながら国際女性デーの気運を盛り上げたいですね。

Topic3.スマホ決済アプリを使った新しい食の支援「Table for Kids」が寄付金を募集中!

出典:PR TIMES

認定NPO活動法人夢職人は、デジタル地域通貨事業を展開する株式会社フィノバレーと連携し、経済的な事情を抱える子育て家庭を支援する「Table for Kids」(子どもの「食」応援クーポン事業)に取り組んでいます。

活動のコンセプトは、「まちのみんなの力で、こどもの食から支える」。ひとり親家庭や低所得家庭など経済的な事情を抱える子育て家庭に対して、公的証明書の確認も含めた審査を行ったうえで、協力加盟店の所定のメニューや商品で利用できるデジタルクーポンを提供しています。

2020年12月22日の支援開始から2025年2月7日までに、子どもの「食」応援クーポンの累計利用回数は10,000回を突破。これまでに26,779,167円分(53,558食/1食500円換算)の食事や食品を提供してきました。

最近では長期化する物価高騰により、支援を求める家庭が以前より増えているのだそう。より多くの親子に支援を届けるためには、原資となる寄付金が不可欠です。銀行振込だけでなく、不用品のリユースやVポイント、PayPay、J-coin Payなど、さまざまな方法で少額からの寄付も可能。スマホでポチっと募金することも、SDGsへの大きな貢献につながります。

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっと難しそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。

3月8日の国際女性デーについて調べてみた!ジェンダー平等を目指して、一人ひとりができることって?

Topic2で取り上げた国際女性デーは、ニューヨークで婦人参政権を求めた1904年3月8日のデモが起源となり、1975年に国連によって制定された記念日。女性たちが達成してきた成果を称えるのと同時に、ジェンダー平等について考える日として、各国でさまざまな取り組みが行われています。

「ジェンダー平等の実現」は、SDGsの目標5にも掲げられており、持続可能でより良い世界を目指す上で欠かせない要素。ところが、各国の男女間の格差を数値化した「ジェンダーギャップ指数」において、日本は146ヵ国中118位と先進国の中でも最低レベル(※2024年度の結果)。他国に大きく遅れをとっています。

ジェンダーギャップ指数の向上には、国や企業など社会全体での取り組みが必須ですが、私たちにできることもあるはず。そのひとつに、自分の中にあるジェンダーバイアスに気づき、改めることが挙げられます。

ジェンダーバイアスとは、「女性は家事・育児をすべき」「男の子はブルー、女の子はピンクが好き」など、性別に対して無意識に固定観念や偏見を持つこと。

少し立ち止まって、自分自身や子ども、周りの人たちをその枠にはめていないかを見つめ直すことは、ふだんの何気ない発言や行動を変えるきっかけになるのではないでしょうか。

執筆者・・・サンキュ!STYLE取材班 Kota(コタ)
小5と小2姉妹の母。サンキュ!STYLEでは、クルーズ船乗組員時代の狭小船室生活で培った、シンプルな暮らし方に関する記事を執筆中。

 
 

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