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サスティナブルな資源循環クラフトビールが今年も販売開始!今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

2025/05/19

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE取材班の丸山希がお届けします。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。FP2級の知識を活かし、年間100万円貯金、資産運用を行う3児の母。1...

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Topic1.生ごみ処理機にシマエナガデザイン登場!癒しとエコのいいとこどり

生ごみ処理機にシマエナガデザイン登場!癒しとエコのいいとこどり
出典:PR TIMES

株式会社ホームショッピングが展開する生ごみ処理機「パリパリキュー」と、シマ株式会社がコラボした「パリパリキュー 春を待つシマエナガver PPC-11F2-SME」が、2025年5月20日(火)に発売されます。

パリパリキューは、シリーズ累計販売台数30万台を突破した商品で、毎日の生ごみを乾燥処理する環境にやさしいのが特徴。今回発売されるパリパリキューは、シマエナガのイラストがプリントされたかわいいデザインとなっています。癒しのデザインが日々の暮らしとサスティナブルな生活を提供してくれそうです。

なお、自社ECショップ・各モールで購入し、レビュー投稿をすると、シマエナガのランチグッズがもらえます(一部対象外モールあり。各販売ページよりご確認ください)。

Topic2.日本初、ゼロ・ウェイスト宣言のブルワリーが作るサスティナブルビールが今年も登場

循環する未来のために、今できる乾杯を。TOWN CRAFT -まちの未来を考えるビール- / YUKOH SAISON 2025年5月16日発売
出典:PR TIMES

RISE & WIN Brewing Co.は、日本で初めてゼロ・ウェイスト(無駄や浪費をなくして、ごみを出さないこと)宣言をおこなったブルワリーです。

拠点は徳島県上勝町ですが、都心においても資源循環を身近に感じて欲しいという思いから、誰もが気軽にゼロ・ウェイスト活動に参加できるサスティナブルなビール「TOWN CRAFT -まちの未来を考えるビール- / YUKOH SAISON」を、三菱地所株式会社とのコラボレーションで販売しています。

2025年5月16日からRISE & WIN直営店・オンラインストア、TOKYO TORCH内の一部店舗でも順次販売を開始しています。

ビールの原料となる大麦には、TOKYO TORCH常盤橋タワー内で発生した生ごみをコンポスト化して生成した液肥が使われるほか、同様の液肥を使って育てた上勝町特産の「柚香(ゆこう)」という柑橘もくわえています。資源循環クラフトビールとなって、我々消費者の手元に届けられます。

キレのあるドライな飲み口、バナナのようなフルーティーな香り、そしてさっぱりとした後味をぜひご堪能ください。

Topic3.神戸駅前に機械式駐輪場「エコサイクル™」の採用が決定

神戸駅前に「エコサイクル™」採用
出典:PR TIMES

株式会社技研製作所の機械式駐輪場「エコサイクル™」が、神戸駅前地下駐輪場整備事業に採用されることが決まりました。設置予定となるのは、北側広場の兵庫駅側に3基、元町駅側に2基と、計5基となる予定。2025年5月より施工が開始する見込みです。

「エコサイクル™」は子ども乗せ自転車をはじめとする幅広い車種を200台(1基あたり)以上収容でき、出庫スピードも速いため、入出庫のラッシュ時も混み合うことなくスムーズにおこなえます。

駐輪場を地下に収容することで、駐輪場不足の解消や利用者の利便性の向上に期待できます。地上にスペースができ、駅周辺の活性化や風格ある駅前空間の実現を目指します。2025年時点では全国26箇所、63基納入されている「エコサイクル™」が、安心・安全・快適な街づくりの実現に貢献しています。

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっとむずかしそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者が調べてみたことをご紹介します。

コンポストの仕組みとは?

コンポストの仕組みを知らなかったので、今回調べてみました。コンポストとは、生ごみや落ち葉、下水汚泥などから、堆肥を作ること。微生物の働きを活用して発酵・分解させて作るため、いつもは捨てていた生ごみを作物作りに使えます。ゴミの量を減らせるので、エコですよね。とはいえ、生ごみなどを使うため、気になるのが臭いの問題です。

臭いの原因となるのが、水分の多さと酸素不足。乾燥している落ち葉を入れたりコンポストの中をよく混ぜたりすることで解消できるそう。また、魚のアラや肉などは臭いを発しやすいので、火を通してから入れるのもひとつの手。コンポストを上手に使うと、ゴミを減らすだけでなく、家庭菜園やガーデニングで緑豊かな生活を送れそうですね。

執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 丸山希
14歳と12歳、7歳の母、最近はお家の片づけや収納に悩みながらも家事育児に奮闘中。サン
キュ!STYLEにて節約、貯金に関する記事を執筆中。

 
 

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