39SDGs WeeklyNews

ふとんが新品のように生まれ変わる「羽毛ふとんリフォーム」知ってる?今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

2025/07/07

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班の村上真由美がお届けします。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。頑張り過ぎないシンプル収納、お掃除しやすいお部屋づくりを発信!自分時間...

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Topic1.ニトリで身近なエコ活動!いつでも参加できるタオルリサイクル

ニトリのタオル回収
出典:PR TIMES

株式会社ニトリは2025年6⽉30⽇(⽉)より、不要になったタオルの回収を始めました。全国のニトリ・ニトリEXPRESS・デコホーム・島忠・島忠ホームズ・ニトリホームズの店舗へ、いつでも持ち込み可能です。これまでは期間限定での回収でしたが、資源循環の輪を拡大するため常時受付をスタート。

利用者からは、「古いタオルが捨てられず困っていたのでありがたい。」「他社のタオルもOKという点が魅力的!」「小さいことかもしれないが、環境を守る取り組みに協力できて嬉しい。」などの声が届いています。回収されたタオルはウエス(油や汚れをふき取る布製品)としてリサイクルし、国内外の工場などで再活用されます。

不要になったタオル、自宅に眠っていませんか?「いつか使えるかもと保管している」、「再利用しきれないほどたくさんある」、ニトリに持って行くだけでエコ活動!タオルの購入元やサイズに関わらず回収してくれますよ。

Topic2.もうビニール傘は買わない!コンビニ店舗数より多い傘レンタルサービス開始

「傘のいらない街 大阪」プロジェクト
出典:PR TIMES

6月26日(木)より、「傘のいらない街 大阪」プロジェクトがスタートしました。傘のシェアリングサービス「アイカサ」と旭化成ホームプロダクツ、Osaka Metro、阪急電鉄、阪神電気鉄道、JR西日本が連携し、使い捨て傘の削減を目指します。

日本では年間約1.2億本の傘が消費され、そのうちの6割である約8,000万本がビニール傘。使い捨て傘は、世界ワースト1位です。その大多数が、急な雨の際に仕方なく購入される傘で、資源の無駄や余計なCO2の排出にも繋がっています。

■プロジェクトの目的
・使い捨て傘の廃棄ゼロによるCO2削減で環境負荷を軽減
・街に放置される傘をなくし、美しい景観を維持・改善
・雨の日の滞在時間・消費金額を増やし “雨の日経済圏” を活性化

大阪・梅田駅の周辺にはコンビニ店舗数を上回る100 か所以上、さらに関西エリア全体では合計350か所以上へ順次設置予定。各社の特長を活かしたオリジナル傘も用意されています。

Topic3.羽毛ふとんリフォームで新品のようなふかふかを

羽毛布団リサイクル
出典:PR TIMES

MuAtsu(ムアツ)や羽毛ふとんを中心に寝具を販売する昭和西川株式会社では、「羽毛ふとんリフォーム」を提供しています。2025年3月~6月現在までの受注は、昨年度の4倍と利用者が急速に増加中。

羽毛が出てきた、布団のボリュームがなくなった、カバーが変色してきた、などのお悩みを解決し、新品のように生まれ変わらせるサービスです。

①羽毛ふとんを解体
②取り出した羽毛の洗浄・除塵・乾燥
③追加羽毛
④新しい側地へ充填、最後に異物の混入を確認し完成。

作業中は、他のお客様の″ふとん″と混ざらないよう徹底した個別管理がおこなわれ、1枚1枚加工されます。

料金は、追加する羽毛の種類によって異なり、お求めやすい【ダックプラン】と高価な羽毛ふとんにおすすめの【グースプラン】があります。他社や他店で購入した羽毛ふとんリフォームも大歓迎!捨てられない大切な羽毛ふとんを、リフォームでよみがえらせてみませんか?

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっと難しそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。

アイカサで傘をレンタルしてみた

Topic2で紹介した「アイカサ」実際にサービスを利用してみました。駅や商業施設に設置されており、皆さんも一度は目にしたことがあるのでは?

筆者が利用したのは、夕方の降水確率40%の日。仕事帰りに最寄駅から家まで利用しました。

【利用方法】
1.まずはアプリをダウンロード
2.マップで設置場所を確認
 設置場所が分かれば確認不要。初めて行く場所などは検索が便利です。
3.アプリの「借りる」を選択し、スポットにあるQRコードにかざす
4.借りたい傘を選び取り出す
5.利用後は好きなスポットへ 
6.アプリの「返す」を選択し、スポットにあるQRコードにかざして返却

料金は24時間140円、月額280円の使い放題プランもあります。支払いは、クレジットカード、LINE Pay、d払いなどに対応しています。返却は借りた場所に限らず、アイカサスポットがあるところならどこでもOK!ただし、レンタル方式(※)には「通信式カサ」と「ダイヤル式カサ」があり、違うタイプでは返却できないので気をつけてくださいね。

利用してみて分かったのは、気軽に借りれる!傘が丈夫で大きい!アプリの操作もとても簡単でした。急に雨が降ってきたときには、ビニール傘を買わずにぜひ「アイカサ」を利用してみてください。

※現在「福岡・佐賀・水戸・札幌エリア(ダイヤル式カサ)」と「首都圏・関西・中部・岡山エリア(通信式カサ)」ではエリアをまたいでカサを返却することはできません。

◆執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班  村上真由美
子どもは小1&小5、一般事務職のフルタイムワーママ。片づけ好きが高じて、整理収納アドバイザー&クリンネスト取得。サンキュ!にて片づけ・整理収納に関する記事を執筆中。

 
 

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