39SDGs WeeklyNews

「もったいない」から産まれた技術やイベントが生活を豊かにする!今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

2025/04/21

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班の原こがお届けします。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。毎週シャトレーゼへ通い新作情報をキャッチし、年150個以上の商品を食べ...

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Topic1.230件!もっと広がって欲しいサステナビリティアクション「パーク&ライド」と「レール&カーシェア」

【サステナビリティアクション】パーク&ライドが可能なタイムズパーキングレール&カーシェアが可能なタイムズカーステーション4月のオープン情報画像
出典:PR TIMES

パーク24株式会社は、温室効果ガスの排出量削減に繋がる移動法「パーク&ライド」および「レール&カーシェア」が可能なタイムズパーキングおよびタイムズカーステーションの2025年4月におけるオープン予定を発表しました。

◆駐車場サービス 自宅から最寄りの駅までクルマで行き、駅近くの駐車場にクルマを駐車して鉄道などの公共交通機関で目的地まで移動する「パーク&ライド」が可能な駐車場の開発を行っています。 ◆カーシェアリングサービス 目的地の最寄駅まで鉄道などの公共交通機関で行き、降車後に駅近くのステーションからカーシェアリングのクルマで移動する「レール&カーシェア」ができるステーションを積極的に開設しています。

いずれもクルマと公共交通機関を併用することによりクルマの走行距離が減り、排出される温室効果ガス削減への寄与が期待できる移動法です。

4月にオープンおよびオープン予定の「パーク&ライド」に適した駐車場は36件、「レール&カーシェア」に適したステーションは230件です。

カーシェアといえば都会のものというイメージがありますが、ステーション数が増えることであらゆる人が使えるようになりそうですね。

田舎に住んでいてもマイカーを持たなくてもいい時代がくるかもしれません。

Topic2.エコマーク認定!ペットボトルが学校給食の食器に大変身

【カーボンニュートラル実現に向けて】リサイクル食器を販売する(株)おぎそと三重県津市と協定を締結
出典:PR TIMES

「永く愛される人に優しい商品を」を企業理念とする株式会社おぎそは、脱炭素(カーボンニュートラル)に向けた取り組みを実施。プラスチック資源循環促進法にのっとって、ペットボトルを使用したリサイクルPET樹脂食器を三重県津市の給食用食器として提供し、2025年3月18日には三重県津市とカーボンニュートラル実現に向けたプラスチック資源循環の推進に関する協定書を締結しました。

給食用食器を利用した児童生徒からはペットボトルが食器になることに「すごい!」と歓声があがったとのこと。児童生徒への環境意識の啓発を目的として分別の大切さを説明することで「ペットボトルを出す時はラベルを剥がして中身を洗って出そう」と分別の大切さも学びつつ、楽しい給食の時間を過ごせたようです。

今後は他の学校でも環境意識の啓発を行い、児童生徒達が関心を持ち環境学習において給食用食器が「活きた教材」になることに期待されます。

学校給食用ですと経年劣化や汚れの付着が気になりますが、使い古した食器も廃棄処分することなく再利用可能だそうですよ。

Topic3.3点無料「¥0マーケット」が名古屋に上陸

【古着3点無料でもらえる】古着と循環の祭典『循環フェス』が名古屋“初”開催画像
出典:PR TIMES

創業130年越え、国内唯一の羽毛専業メーカー河田フェザー株式会社が、4月19日に開催された〈Z世代とリユースにまつわる企業・団体でつくりあげる循環の祭典『循環フェス名古屋』〉に共催企業として参加しました。

「循環フェス」は京都発の、Z世代やリユースにまつわるプレイヤーとつくる、新しい「循環」のムーブメントを生み出していくイベント。2022年にスタートし、毎回1万人以上の来場客で賑います。名古屋では今回が初開催だったそうです。

〈イベントの概要〉 開催日時:2025年4月19日(土) 10:00-16:00 雨天中止〈小雨決行〉 場所:エディオン久屋広場〈愛知県名古屋市中区栄3丁目65〉 ◼︎〈京都発〉毎回1万人以上動員の「循環フェス」を名古屋初開催 ◼︎古着3点無料の大人気「¥0マーケット」など、イベント、ワークショップが盛りだくさん ◼︎河田フェザーブースでは自社ブランドの羽毛製品などをご紹介 ◼︎回収コーナーでは「羽毛ふとん」をはじめ古着やさまざまな不用品を回収

同フェスの目玉のひとつが、古着の提供&回収企画「¥0 Market」。これは、事前アンケートに協力するだけで古着3点が無料で提供されるというもの。提供されるのは、イベント主催の「認定NPO法人中部リサイクル運動市民の会」が回収したものとのことです。

フェスではそのほかにも、地元大須商店街の人気のビンテージ・古着ショップの出店、楽しみながらリユースやリサイクルに触れることができるワークショップやステージイベントなど、企画が盛りだくさんだったとのこと。

まだ着られるけど不要になってしまった古着が、誰かに届いて大切にしてもらえるのはうれしいですね。

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっとむずかしそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。

フリマアプリを活用してみた

Topic3では古着について取り上げました。着なくなった服はリサイクルショップに持参したり廃品回収に出すことも可能ですが、フリマアプリを活用しているというかたも多いのではないでしょうか。

今回は実際にフリマアプリを使い、夫と私の着なくなった服を手放し、子どもの服を購入しました。

捨てるのはもったいない…でも誰かが大切にしてくれるなら手放せるという思いで古着を出品。タンスの肥やしになっていた古着がなくなり収納スペースにゆとりができました。

また、古着が売れたお金で子どもの服を購入。サイズがすぐに変わる子どもの服だからか、きれいな状態のものも多く出品されておりました。

私は「メルカリ」を利用したのですが、値引き交渉が気軽にできたり、複数の商品をまとめて購入することで価格が下がるシステムはありがたいです。もちろん子どもも喜んでくれましたよ。

ぜひ、ただ捨てるのではなく、人に譲ったりフリマアプリに出品するなど、「必要としている人に使ってもらう」方法を試してみてくださいね。

◆執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 原こ
5歳の娘と2歳の息子の母。家事は好きだけど苦手、おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。サンキュ!STYLEにてスイーツや節約に関する記事を執筆中。

 
 

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