SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?
最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE取材班の丸山希がお届けします。

- Topic1.ワタミの外食288店舗でライトダウン等実施!ヒノキ香のおしぼりや有機野菜のお通しなどを提供
- Topic2.ピエクレックス ×アドベンチャーワールドが実現!廃棄物ゼロを目指してコラボグッズを発売
- Topic3.フードロスのアップサイクルを図るブルワリーが日本酒蔵元とコラボクラフトビールを発売
- 明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
Topic1.ワタミの外食288店舗でライトダウン等実施!ヒノキ香のおしぼりや有機野菜のお通しなどを提供
外食チェーンを運営するワタミ株式会社が、環境啓発の取り組みのひとつとして、外食チェーン、ホテル11社と合同で「EARTH HOUR2025」に参加します。
EARTH HOUR2025とは、公益財団法人世界自然保護基金(WWF)が主催する世界でも大きな環境アクション。世界中の人が同じ日、同じ時刻に消灯し、気候変動と生物の多様性保全に訴えかける活動です。ワタミでは2019年よりこの活動に参加しているとのこと。
今年は、3月22日(土)の20時30分から21時30分までの1時間、ワタミの全国の直営・FC店舗14業態288店舗(※一部店舗を除く)でライトダウンを行いました。EARTH HOUR実施期間中は「和民のこだわりのれん街」大井町東口駅前店にて、ヒノキの香りつきおしぼりが提供されたとのこと。
合わせてお通しが有機野菜のお通しに変更。この活動で、外食を通して地球環境を考えるきっかけ作りを目的としています。
Topic2.ピエクレックス ×アドベンチャーワールドが実現!廃棄物ゼロを目指してコラボグッズを発売
アドベンチャーワールドは株式会社ピエクレックスと「第1回ピエクレックスカンファレンス」にて、「廃棄物ゼロパーク」の構想を発表しました。
廃棄物の堆肥化と資源循環や、ゲスト参加型の回収・リサイクルシステムの構想と合わせて、サスティナブルな繊維製品の開発と活用があり、第一弾としてコラボ商品を展開します。
ジャイアントパンダをモチーフにしたバスタオルなどが発売予定です。これらの製品には植物由来のポリ乳酸素材で「電気の繊維」とも呼ばれるピエクレックスを使用しており、資源を循環して作られます。自然環境を守りながら娯楽を楽しめるのはうれしいですね。
Topic3.フードロスのアップサイクルを図るブルワリーが日本酒蔵元とコラボクラフトビールを発売
「フードロスのアップサイクル」をブルワリーの基本コンセプトとしているBetter life with upcycleは、100年続くべーカリーの食パンのミミをモルトの一部として使用した、クラフトビールを醸造しています。そんなBetter life with upcycleのブルワリー設立1周年を記念し、日本酒蔵元「泉橋酒造株式会社」とのコラボレーション・クラフトビール「1stAnniv. Hazy DIPA」を2025年3月18日に販売開始しました。
今回コラボする泉橋酒造(株)は、1857年から酒造りをおこなっている歴史ある酒蔵。今回は酒米「山田錦」の精米米粉をもとに、食パンのミミ、ホップをブレンドし、ヘイジー・タイプのDouble IPAに仕上げています。グレープフルーツやベリー、ミントのアロマを感じられる1杯になっているとのことです。
明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
SDGsと聞くと「ちょっとむずかしそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者が調べてみたことをご紹介します。
廃棄物をなるべく減らすため献立を見直し
今回紹介したトピックスでは、廃棄物を減らす取り組みが多かったですね。家庭で出るゴミもなるべく減らせるなら環境によいだろうと思い、まずは食材の廃棄を見直しました。
わが家の場合、いままで大根や人参などの野菜は皮を捨てていましたが、味つけの濃い煮物などは皮ごと使うように。苦味が気になる料理の場合は、皮からも出汁をとってから捨てるようにしています。玉ねぎの皮もじつは出汁に使えるんですよ。生ゴミが少なくなると、なんだか気持ちがよかったです。
執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 丸山希
14歳と12歳、7歳の母、最近はお家の片づけや収納に悩みながらも家事育児に奮闘中。サンキュ!STYLEにて節約、貯金に関する記事を執筆中。
廃棄物を出さず、資源を最大限に活用する循環型システムを確立し、次世代の環境負荷を最小限に抑えたテーマパークモデルを創造していきます。