39SDGs WeeklyNews

地球に優しいだけじゃない!エコで人件費も削減できるクリップとは?今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

2025/06/23

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班の原こがお届けします。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。毎週シャトレーゼへ通い新作情報をキャッチし、年150個以上の商品を食べ...

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Topic1.廃棄されるはずだったりんごの搾りかすが生まれ変わる!新素材「Adam」

りんごの搾りかすから生まれた新素材「Adam」、暮らしにまつわる新商品4点を発表。
出典:PR TIMES

廃棄されるはずだった青森県産りんごの搾りかすから生まれたアップサイクル素材「Adam(アダム)」。自然そのものの風合いを活かしたシート素材を利用した、新商品が発表されました。

東京を拠点とするデザインチーム、M&Tと21B STUDIOとのコラボレーションにより誕生したのは、Adamブランド初となる以下のインテリアプロダクト。鏡、フラワーベース、バスケットトレー、テーブルランプの全4種が展開され、各商品は数量限定(各20点)で、2025年6月18日(水)0:00より公式オンラインサイトにて予約販売が開始されています。

Topic2.エコで時間も削減!いちご農園で紙製のクリップを採用

<JAL Agriport>いちご農園にて、エステックの「100%紙製苗止めクリップ」(FSC認証紙)を採用
出典:PR TIMES

株式会社エステックが製造するFSC認証紙製のいちごの「苗用クリップ」が、JAL Agriport株式会社が運営する農園(千葉県成田市)で採用されました。

「苗用クリップ」はプラスチック製が一般的だったランナー(細い茎)固定資材を紙素材で代替する取り組みの一環で、持続可能な農業とESG経営の推進を目指すJAL Agriport株式会社との共創によって実現したとのこと。

プラスチック製クリップは、育苗後に回収・洗浄・消毒の必要があり、一定の人件費と時間が必要でした。しかし、今回発表された「苗用クリップ」は土壌で分解されるためコスト削減が可能なうえに、環境負荷低減両立しているそうです。

エステックは、「紙製品で世界を良くする」という想いのもと、紙製アメニティや農業資材、業務用品など、あらゆる分野で環境負荷の低い製品づくりに取り組んでいます。

プラスチック代替の動きが加速する今、社会全体でサステナブルな選択肢を選びやすくするための仕組みづくりを、これからもお客様やパートナー企業の皆様と一緒に進めてまいります。

Topic3.ペットボトルの回収から再生まですべてを独自のルートで生産した「UTO JAPAN Tシャツ」

「ECOALF」からペットボトルの回収から再生すべてを独自のルートで生産した「UTO JAPAN Tシャツ 第2弾」6/5(木)発売
出典:PR TIMES

三陽商会が展開するサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ) 」から、「UTO JAPAN Tシャツ 第2弾」が発売となりました。

「ECOALF」は、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造し販売しているスペイン発のサステナブルブランド。「UTO JAPAN Tシャツ」は日本の「ECOALF」独自のルートにより一貫して生産しているもので、2021年に第1弾が発売されました。

今回の第2弾発売に合わせて、6月5日(木)~6月10日(火)には新宿高島屋 2F ザ・メインスクエアにてPOP UP STOREも開催されました。

「UTO JAPAN Tシャツ 第2弾」は価格6,930円。サイズ展開はユニセックスのSS、S、M、L、LLで、カラーはブラック、ブルー、ホワイトとなっています。

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっとむずかしそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。

子どもと一緒に家庭菜園を初めてみた

SDGsには17個のゴールが設定されているのですが、そのうちの1つである「質の高い教育をみんなに」という項目に当てはまる家庭菜園を子どもと一緒にはじめてみました。

土づくりから植物が育ち収穫するまでは日々の成長や野菜の色の変化などを一緒に観察し、いざ食卓に登場したときには、お家で育てた野菜ということを伝えるようにしています。

今はまだ子どもが幼いため難しいかもしれませんが、このような取り組みを続けることで環境問題や食料問題に目を向けられるようになって欲しいと思っています。

家庭菜園というとハードルが高くなるかもしれませんが、ベランダや玄関にプランターを置き、そこで野菜を育てるだけでも学べることはたくさんあります。気になるかたはぜひ初めてみてくださいね。

◆執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 原こ
5歳の娘と2歳の息子の母。家事は好きだけど苦手、おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。サンキュ!STYLEにてスイーツや節約に関する記事を執筆中。

 
 

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