食品のサブスクリプションサービス「Oisix」のサステナブルな取り組みをピックアップ！今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

SDGsとは「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

サンキュ！読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか？

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ！STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ！STYLE 取材班のまるやま ひろこがお届けします。

Topic1.大阪・関西万博でも提供予定！徳島県産規格外のフルーツトマトを使ったバターチキンカレー

オイシックス・ラ・大地株式会社が展開する「らでぃっしゅぼーや」は、徳島県産の規格外フルーツトマトを使用した「徳島県産フルーツトマトを使ったコク旨バターチキンカレー」を販売します。

フルーツトマトの味を追求するために、厳しい環境で栽培することでおいしいトマトができるのですが、どうしても副次的に形の悪いトマトができてしまいます。味はいいのに形が悪いというだけで販売されないトマトを有効活用し、フードロス問題に向き合って開発された「徳島県産フルーツトマトを使ったコク旨バターチキンカレー」。

2025大阪・関西万博で徳島県が展開する「阿波の国とくしま　つむぐCAFE」では4月30日～5月3日の期間でメイン料理の一つとして本商品を飲食提供される予定です。

Topic2.「Butters」と初の共同開発！サステナブルなバタースイーツ「Pineapple Cake | 鳳梨酥」を発売

オイシックス・ラ・大地株式会社の、アップサイクル商品を開発・販売するフードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」は、2024年7月に連結子会社となったクラフトスイーツブランドを展開する株式会社HiOLIとの初コラボとなる、アップサイクル原料を使用した「Pineapple Cake | 鳳梨酥」を共同開発し、クラフトバタースイーツ専門店「Butters」の商品として発売中！

「Pineapple Cake | 鳳梨酥」はカット工場で行き場がなく未活用だったゴールデンパイナップルの芯を使用。芯だからこそのシャキシャキとした食感を楽しめるパイナップルケーキはお土産にも喜ばれること間違いなしです。

Topic3.セロリの株の中心部だけを商品化！「【おたすけOisix】食べやすい！まんなかセロリ」新発売

オイシックス・ラ・大地株式会社が展開する「Oisix」は、通常は商品化されずに捨てられてしまうことの多い、セロリの株の中心部だけを集めた新商品「【おたすけOisix】まんなかセロリ(沖縄県産)」を販売中。

「柔らかくて、スジが気にならないのでとても食べやすかった」「香りも優しくおいしかった」「本当にクセがなくて柔らかいので生で食べておいしい」「特有の苦味も繊維質もなく、ポキポキ食べられる」と、ユーザーからも好評の「【おたすけOisix】まんなかセロリ(沖縄県産)」は、フードロスに一役買っているだけでなく、セロリに苦手意識があった人のセロリ嫌い改善にも貢献しています。

明日がちょっといいミライに！今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっとむずかしそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか？じつはそんなことないんです！取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者が調べてみて感じたことをご紹介します。

ミールキットだけじゃない！「Oisix」の食への貢献

「Oisix」といえば便利なミールキットを届けてくれるサービスを思い浮かべる人もきっと多いはず。筆者もその1人ですが、調べてみるとフードロス問題を真摯に受け止め、自社の商品だけでなく他社とのコラボレーションなども積極的に行い少しでも「食」に関するサステナブルな活動をしたいという意気込みを感じる事ができました。今後もフードロス問題に着目した新商品が登場することを期待したいです。

「Oisix」に限らず、フードロス問題に着目した商品開発を行っている企業は年々増加しているので、消費者である私たちも意識して商品やサービスを選ぶようにしたいですね。

■執筆者・・・サンキュ！STYLE 取材班 まるやま ひろこ
高校生の息子と古着屋めぐりにはまり中！サンキュ！STYLEにて3COINS・イオンなどをメインにプチプラ情報に関する記事を執筆中。