約70%の人が祖父母の育児にギャップを感じたことがあった!

2017/05/06

GWまっただ中、この休みを利用して帰省している人もいると思います。赤ちゃんや小さな子どもを連れておじいちゃんやおばあちゃんに会いに行くと、たまに問題になるのが育児についての方向性の違いです。おばあちゃん時代に正しいとされていた育児も、今では180度変わってNGとされていることもあります。

約70%が両親の子育てのギャップを感じていた!0506_1600.jpg
170人のママたちにアンケートをしたところ約70%の人が親と子育てのギャップを感じたことがあると回答しています。
紙おむつも性能が良くなって当たり前になり、母乳育児の大切さが科学的にも証明されつつある今、どんなときにギャップを感じているのかを聞いてみました。


昔の育児を押し付けないで
今は母乳も2歳ごろまであげていてもいいとされていますし、離乳食の始める時期なども昔とは違います。それは30年以上前のこと……と思いつつも、反論できないのが難しいところ。


◆「息子は1歳10ヶ月でおっぱいを飲み続けているが、もうやめるべきだと一方的に言われてしまったこと」

◆「里帰りしている時、泣いていると抱き癖がつくといわれた。泣いているわが子に構わないように言われた」

◆「私はだしを採ったりして自然のものをあげたいのですが母はだしの素を使うので嫌です」

◆「綺麗に洗っていない手で赤ちゃんを触られ、口に指を入れられた」

◆「母乳ではなく、ミルクで育てなさいと言われた」

◆「勝手にいつでもお菓子を与える。特に誕生日などのイベントでもないのに高価なおもちゃを買い与える」


育児だけでなくママが働くことへの反対も
昔と違うのは育児だけでなく、母親が仕事をするかしないかも大きな問題です。とくに夫のお母さんに働くことを反対されると、「あなたの息子さんの給料が多ければ働きませんけど!」と喉まで出かかることに。


◆「小さな子供を育てながらフルタイムで働く苦労が伝わらない」

◆「困ったまではいきませんが、母親は子供が小さい時は家にいる方がいいとよく言われます」

◆「現在小学3年生の息子がいます。その息子がまだ1才過ぎのときに社会復帰しようと保育園に預けることにしました。ですが、当初は姑さんに猛反発をくらいました。理由としては、母親が3才までは見るのが当たり前。幼稚園はいいけれど、保育園に入れるなんて可哀想と言われました」


祖父母手帳を知らな人が約80%


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そんな祖父母たちとの育児のギャップを埋めるべくスタートしたのが「祖父母手帳」。一部自治体で配られているもので、昔の育児との違いをまとめてあったり、紙おむつの替え方などやお出かけスポットが掲載されています。導入されているかは自治体のHPをチェックするか、区役所などで聞いてみてくださいね。この手帳だけですべて解決するわけではないかもしれませんが、ギャップについて話をするきっかけにはなるかもしれません。



祖父母手帳以外にも、育児の最新情報を見せたり、「小児科や産婦人科の先生から聞いたんだけど・・・」と前置きをして話をすると伝わりやすいかもしれません。おばあちゃんやおじいちゃん世代の育児方法を否定せずに、今の育児を伝えられるといいですね。


(参照:2016年6月実施『サンキュ!』読者アンケートより  N=170人)

 
 

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