「捨てなくてよかった!」抱っこ紐で防災準備!子どもとの避難に役立つアイテム3つ
2024/08/30
ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
いつ地震が起こるか分からない中、防災準備をチェックした人も多いはず。わが家はワンオペ育児で小さな子ども2人と高齢の義母との避難を想定しているので、スムーズに避難できるよう抱っこ紐などをチェックしました。
今回は、小さな子どもとの避難に役立つ3つのアイテムをわが家の活用事例とともに紹介します。
子どもが大きくなっても使える「抱っこ紐」
避難のときに抱っこ紐が使えるから捨てないで!というSNSのママ情報を見てから、ずっと寝室に保管していた抱っこ紐を久しぶりに広げてみました。
5歳になった長男を抱っこ紐で背負うことを想定していたので、一緒に試してみると、抱っこ紐のあらゆる紐の長さが合っておらずそのまま装着できませんでした。
それもそうです。子どもは今や110cmを超え、私も産後から体型が変わったので合わないのは当然。事前にチェックして良かったと安心しました。
長男には「抱っこ紐に手足を通すところまで自分でできるようになって欲しい」とお願い。嫌がる心配もありましたが、5歳になった長男を何度もおんぶする機会はないので、喜んで練習してくれました。
抱っこ紐を使う場合の要注意ポイントは、製品の耐荷重など安全性を確認すること。抱っこ紐の場合、15kg〜20kg程度が基準のものが多いためご注意を。
非常時も活躍!長く使える「ヒップシート」の使い方
年子育児をラクにしてくれたヒップシートは、非常時にも活躍してくれそうです。私が愛用しているショルダーバッグ型のヒップシート「POMULU(ポムル)」は、座面もしっかりしていて、肩掛け部分が厚手でふかふかな素材なので抱っこ中の肩への負担が軽減できます。
日常でも、子どもが体調を崩したときやグズったときの保育園の送迎は大変ですが、お昼寝布団などの持ち帰りが多いときもスッと子どもが抱っこできて助かっています。同じ年子ママの保育士さんにおすすめしたほどお気に入りです。
ヒップシートだけだと購入するのを躊躇しますが、シンプルでユニセックスなデザイン。子供の抱っこを卒業したとしても普通にショルダーバックとして使えるという2WAYに後押しされて購入しました。
子ども2人の歩行が困難な場合には、抱っこ紐で後ろに長男を背負い、ヒップシートで前に次男を抱える想定なので、一緒に抱っこして35kg以上になりますが、こうした負担軽減可能なアイテムを使うことで、避難所に行くまでの道のりならなんとかなりそうです。
100均アイテムで簡単に作れる「手つなぎリング」が便利
荷物を持って、子ども1人と手を握ると、もう1人の子どもと手をつなげなくなるので、「手つなぎリング」も避難の時に活躍しそうです。以前紹介した100均アイテムだけで作れる「手つなぎリング」は、ワンオペ育児でのお出かけでかなり重宝しています。
服を持ってもらうよりも「このリングを持って」と伝えるほうが子どもにとっても分かりやすいですし、リングのほうがしっかりと握れます。リングを通した手首の感覚で握っていることが確認できるので、子どもにとっても、親にとっても安心感があっておすすめです。
災害時は、私としては2人とも抱えるつもりでも、子どもが降りたがることも想像がつきます。また、私が2人一緒に抱えることが困難になったときや、避難用の荷物を持つことも想定すると、この「手つなぎリング」は欠かせません。
最後に
私の前と後で抱っこされた子どもたちには、「ママの脇の下で2人でハグしてね」とお願い。避難所までの想定移動時間をタイマーでセットして家の中をぐるぐる歩き回り、避難訓練しました。
いざというときにできるかできないか。頭で想定しているだけでは難しいことは多々ありますし、やってみると思ってたのと違う!と困惑することもあります。
子どもにとっては遊びのつもりでもいいですから、遊びの延長でも避難訓練っぽいことをしておくと、ママがモヤっとする時間は短縮できますよ。備えあれば憂いなし。ぜひやってみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。