【連載】おぐらなおみの働きママンビギナーズ 第11回

2017/09/26

「資格を取ろう」と決意した美久は、「医療事務」の資格取得と「パソコン検定」受検に向けて勉強を始める。麻貴は、働きながら家でもすき間時間を見つけて問題集に取り組む忙しい母を心配しつつ見守る。そんな麻貴の言動に成長を感じる美久だった。

前号までのあらすじ

登場人物山村ファミリー

山村美久(34歳)短大卒で就職。25歳で結婚。長女出産をきっかけに退職。現在に至る
山村利光(34歳)営業担当の会社員。基本的には家のことはしたくないタイプ
山村麻貴(6歳)(フツーの)私立幼稚園年長。ちょっとわがままな長女
山村紗絵(5歳)麻貴と同じ園の年中。わが道を行く、マイペースな二女

資格取得のために頑張る毎日だけど……私の夢は、どんな夢?

<働きママンはみ出しコラム>

キャリア開発の専門家・上田晶美さんの監修で、毎月「働くこと」「働き始めること」について役立つ情報をご紹介します。
(ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役上田晶美さん)

職場での資格取得のための 勉強は、周囲の目に配慮して

仕事と家事にプラスオンで資格取得の勉強をしているときは、「少しの時間も惜しい」と感じるのが自然。とはいえ、勤務の休憩時間での勉強は、「勤務中に転職準備?」とひんしゅくを買うこともあるのではないでしょうか? 現在の業務に役立つ資格取得ではないなら、人目につかない所で休憩、勉強をするなどの配慮をしましょう。

「とにかく資格を」ではなく、 したい仕事のための資格を

よく「何の資格を取ったらいい?」と聞いて回ったり、畑違いの資格を次々取得したりしている人がいます。そもそもは「こんな仕事をしたいから、そのために資格を取得する」という順番が正しいはず。勉強のモチベーションを高めるためにも、「何のための資格」か考えて取り組みましょう。

人の仕事内容や 働き方を知るのもおすすめ

したい仕事も向いている仕事も人それぞれ。しかし、知らない仕事に就くことはできません。今の職場の正社員になるという選択肢もあれば、もっとほかの仕事の内容を知って、視野を広げて、選択肢を増やすこともできます。まずはどんな仕事があって、どんな人がどんな動機を持ってどんな働き方をしているかに興味を持ち、自分なりに調べてみることもおすすめです。

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