【連載】おぐらなおみの働きママンビギナーズ 第27回
2017/10/11
コールセンターのオペレーターから正社員をめざしてドラッグストアでの販売のパートに転職した美久。運動会ではべんとう、場所取りなどの準備にバタバタするも、2人の成長を感じることができた。運動会終了後の夕食はレトルト食品で省力化! それでも「明日は出勤」とぐったりする美久と利光だった
前号までのあらすじ
登場人物山村ファミリー
山村美久(34歳)短大卒で就職。25歳で結婚。長女出産をきっかけに退職。現在に至る
山村利光(34歳)営業担当の会社員。基本的には家のことはしたくないタイプ
山村麻貴(6歳)(フツーの)私立幼稚園年長。ちょっとわがままな長女
山村紗絵(5歳)麻貴と同じ園の年中。わが道を行く、マイペースな二女
ネットスーパーより便利な「オットスーパー」!
<働きママンはみ出しコラム>
キャリア開発の専門家・上田晶美さんの監修で、毎月「働くこと」「働き始めること」について役立つ情報をご紹介します。
(ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役上田晶美さん)
「イラッ」としたときは 自分の気持ちを振り返って
4月から環境が変わったかたは、張っていた気がゆるみ、疲れが出てくる季節。また、雨が続くと、部屋はジメジメ、洗濯物は生乾きで、イライラしがち。お子さんを必要以上に叱ってしまい、さらにモヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。そんなときは、自分の気持ちを振り返ってみましょう。子どもの行動以外にイライラする理由があるのかも。自分を客観的に見ることで、モヤモヤは少しずつ晴れていくものです。
忙しいパートナーは、せめて「買い物」で家事参加を
仕事がハードでなかなか家事参加がむずかしいパートナーの場合、せめて買い物を頼んでみては?遅くまで開いているスーパーや食品を扱っているコンビニエンスストアも増えてきましたし、何かを買うのは楽しい作業。喜んで担当する人がほとんどではないでしょうか。時間的にむずかしい場合は、パートナーにネットスーパーや通販で食料や日用品を注文してもらうのもよいと思います。
初めは失敗しても、 あとで助かることを考えて
パートナーが買い物に慣れていないと、思いつくままに、余分なもの、高いものを買ってしまうこともあるかもしれません。さりげなくそのことを伝えて、次の買い物も頼みましょう。目先が変わりますし、買い物をきっかけに、パートナーも在庫やふだん使いのものを把握でき、家計や暮らしについて共有できるいいチャンスになります。
マンガ/おぐらなおみ