これから年度末にかけて、ますます忙しくなる人も多いのでは?疲れてへとへとだと、ついつい外食やお総菜に頼りたくなってしまいますよね。そこで、忙しい毎日でも機嫌よく自炊が続いている共働き家庭に、ごはん作りのコツと夫婦で揉めない分担のルールを聞いてみました!
<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー はなさん(長野県 42歳)
夫(46歳)、長女(9歳)、長男(7歳)の4人家族。結婚して以来12年間、育休を取りつつフルタイムで公務員として共働き中。
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- 「私、ごはん作り過ぎじゃない?」って伝えてみたら、曜日分担制が始まった
- 1 【1カ月のメニューの固定化】で献立を考える時間ゼロ
- 2 【レシピを冷蔵室の横にセット】したら、夫も手伝える!
- 3 【土曜日に下ごしらえして冷凍!】食材は薄めに切り、火の通りを早くする
「私、ごはん作り過ぎじゃない?」って伝えてみたら、曜日分担制が始まった
長男の育休明け、仕事で手いっぱい、ごはん作りや家事を1人ではやり切れない事を悟り、「家のことはみんなでやろう」と仕組みを整えたはなさん。さらにコロナ禍中、「3食私が作るのは大変……」という思いをつぶやいたら、意外にも夫が土曜日のごはん作りを宣言!
「平日と日曜日は主に私が約30 分かけて作ります。メニューを固定化&下ごしらえは土曜日にまとめ、手際よく料理を出せるようにしています。夫が早く帰宅した日は、ごはん作りを夫が先に始められるように、メニューとレシピを共有。私が帰宅して、夫からバトンタッチしてごはんを作り始めたら、夫は子どもの相手や家事を担います。早く食べられるように、夫婦ワンチームでやっています!」。
●18時半帰宅のはなさんがスーパーの総菜を買いに行くより早くごはんを作れるワケ
メニューの固定化やレシピの共有など、家族をごはん作りに巻き込むための4つの秘策を教えてもらいました!
Point
・家族の好きな物だけ作るからいつも完食
・買う食材はいつも同じでいい
・献立をわざわざ考えなくていい
1 【1カ月のメニューの固定化】で献立を考える時間ゼロ
家族が好きで作りやすいメニューを集めた、1カ月分のメニューを固定化し、繰り返すだけ。献立を考える手間が省け、買う物もほぼ同じだから効率的でムダなし!
2 【レシピを冷蔵室の横にセット】したら、夫も手伝える!
夫が先に帰宅したときにごはん作りを手伝えるよう、メニューと作り方をまとめたオリジナルのレシピ帳を冷蔵室の横にセット。妻が帰宅したらバトンタッチして特急で仕上げます。
3 【土曜日に下ごしらえして冷凍!】食材は薄めに切り、火の通りを早くする
冷凍だから急な予定変更も怖くない!
ハンバーグは丸め、とんカツはころもをつけ、野菜は料理に合わせて切って冷凍室へ。煮物や炒め物の野菜は、短時間で火が通るように薄く小さめにカット。厚揚げやはんぺんなど、当日切るものはパックのまま冷蔵。
土曜日AMに下ごしらえ→当日仕上げる
4 【買い物はネットスーパー】で15分で完了
食材は金曜日にネットスーパーで購入。献立の固定化で買い物メモが使い回せるので、都度リストアップ不要。
参照:『サンキュ!』2025年3月号「共働き夫婦の夕ごはん、どうしてる?」より。掲載している情報は2025年1月現在のものです。撮影/林ひろし 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部