【家事のプロが解説】車内を掃除するポイント、必要な道具とは?
2025/01/25
愛車をキレイに保つためには、外だけでなく車内にも気をつけたいところ。アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお仕事依頼をこなしている家事のプロフェッショナル、西田美保さんに車内の掃除方法について解説してもらいました。
車内掃除では事前準備を忘れずに!
車で出かけるときに車内がきれいだと気分も上がりますよね。車体は給油するときに洗車するとして、車内はどうしよう?と考えることはありませんか?
車内掃除するときは、ふだんのお部屋掃除するときと同様に道具を事前準備しておかないと、家と車を何度も往復することになるなど、時間のロスにもなります。必要な道具をそろえてから掃除をスタートさせましょう。
掃除機、コロコロ、マイクロファイバークロス、クリーナー、ブラシは必ず準備しましょう。
掃除機は自宅用でも問題ないですが、片手でも使えるコンパクトなコードレスタイプがおすすめです。
車内掃除の手順は?
まずは荷物とフロアマットを車外に出しましょう。トランクルームも忘れずに空にしておきます。
マットには砂や埃が溜まっています。叩いたり掃除機をかけたりするなどしたあとに水洗いしましょう。カビや臭いの原因になるため、しっかりと乾いてから車内に戻します。
ガソリンスタンドや洗車場にマットをきれいにするクリーナーが設置されているところがありますので、調べておくと便利に使えます。
車内を上から下へとマイクロファイバークロスで汚れを取っていきましょう。マイクロファイバークロスは繊維がこまかく汚れをからめ取ることができますので、目立つ汚れがない場合は水拭きと乾拭きで十分です。
ハンドルやシフトノブに手垢などが目立つときは食器用洗剤を水で薄めて拭くときれいに落とすことができます。ダッシュボードやスイッチまわりの隙間などはブラシを使い、埃を取りましょう。
シートとフロア、トランクルームは掃除機やコロコロを使い埃やゴミを取っていきます。
運転席は必ず乗り降りで使うため、小石や埃が溜まりやすい場所です。座席を前後に動かして掃除機をかけます。背もたれと座席の隙間も食べかすがはさまっていると臭いの原因になります。見落としのないように掃除機をかけましょう。
最後にフロアマットがしっかり乾いているかを確認して車内に戻します。
掃除道具をボックスなどに入れて車内で管理できると、気づいたときにすぐに掃除に取りかかることができるので、車内掃除を行うハードルが少し下がります。