夫が週4回ごはん作りを担当しています!共働き夫婦の役割分担に密着。料理担当は昼ごろ相談し「できる方がやる」臨機応変スタイルで日常をまわしています。不満があるときの解消法についても教えてもらいました。
<教えてくれた人>
えるさん(32歳)
妻(32歳)、長男(4歳)、二男(2歳)の4人家族。結婚8年目でずっと共働き。仕事は食品開発で、その知識を生かしたレシピを紹介したインスタ(@eru_papameshi)が人気。

- 時間勝負の平日こそ時短優先のパパごはんでバタバタ解消!
- ほぼケンカなし 共働きでも、ごはん作りがうまくいくワケ
- 1 料理担当は昼ごろに相談。「できる方がやる」で臨機応変に
- 2 〇〇してない方が△△をする“パラレル家事”で最速化
時間勝負の平日こそ時短優先のパパごはんでバタバタ解消!
1年前までは、「平日の料理担当は、在宅勤務が多い妻」だったというえるさん家。「子どもがママにべったりなので、妻は大忙し。これまで暗黙の了解で料理を任せていましたが、妻は子どもの世話や他の家事に専念してもらって、帰宅が早いときは自分が作る方が効率が良いと気付きました」。
それから少ない食材で、20分以内に簡単にできる料理を研究。夫婦の役割分担が明確になったことで、夕方のバタバタやイライラが解消!「寝かし付けまでの流れがスムーズになり、私も妻も自分時間が持てるように。心にも余裕ができました」。
ほぼケンカなし 共働きでも、ごはん作りがうまくいくワケ
小さい子どもが2人いても、帰宅してから子どもを寝かし付けるまでがなんともスムーズなえるさん家。そのヒケツは?
1 料理担当は昼ごろに相談。「できる方がやる」で臨機応変に
「〇曜日は夫担当」などは決めず、お互いの仕事状況によってその日の担当を決定。「昼ごろLINEをし、帰宅が遅そうなときは妻にお願いします。メニューに迷ったら、相談して決めます」。
●パパ担当の日
●ママ担当の日
2 〇〇してない方が△△をする“パラレル家事”で最速化
家事は「夫婦が並行して行う」が基本。料理をしない方は子どもの相手やお風呂、寝かし付けをしない方が食器洗いなど、役割分担を決めておけばスムーズ。一方に負担がかかることなく、夫婦円満。
その頃ママは、子どもの相手。
3 料理の手間は戦略的にカットして、時短を追求!
時間のない平日は、品数へのこだわりは捨て、残り物も堂々と活用。「当たり前に行っていた面倒な工程を、いかに省くかも時短のカギです」。面倒なオムそばも、電子レンジ1発で作ることに成功!
●材料と作り方(1~2人分)
(1)耐熱平皿にラップを大きめに敷き、卵2個を割って溶く。その上にせん切りキャベツ1~2枚分、焼きそば1個(袋の口を1か所切り、耐熱皿にのせて電子レンジで約1分加熱してほぐしておく)、添付のソース少々、豚こま切れ肉50gをのせる。 (2)上にラップを掛けて、電子レンジで6分加熱する(肉に火が通っていなければ再加熱)。ラップを取って半分に折りたたみ、お好み焼きソース、マヨネーズ、青のり、かつお節各適量をかける。
*電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
4 買い物は3日分くらいで、いつも同じ食材が夫婦で把握しやすい
購入する食材はいつもほぼ同じで、3日分くらいの量が目安。「実は食材が少ない方が夫婦で残っている物を把握しやすく、メニューも断然考えやすいです」。食材ロスもなく、いいことだらけ!
不満があるとき、どうしてる?
●ポジティブな言葉に換えて文章で送っています
イライラしている状態では伝えず、後日長文LINEを送信(笑)。なるべくポジティブワードに変換し、相手の意見も聞くように。あとは自分の機嫌は自分で取ることが、夫婦円満につながります。
●言い方に気を付けて、はっきり伝えます
不満をため込めず、ズバッと言ってしまう性格。ですが、昔より言い方に気を付けるようにはなりました。それでもケンカにならないのは、寛大な妻が上手にスルーしてくれるおかげですね。
参照:『サンキュ!』2025年3月号「共働き夫婦の夕ごはん、どうしてる?」より。掲載している情報は2025年1月現在のものです。撮影/大森忠明 構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部