共働きごはんの悩みはこうして解決！

仕事で朝からフル回転の末、やっと家に帰ったと思ったら、息つく間もなく「お腹減った～。ごはん、まだ～？」の催促（涙）。毎日ヘトヘトの共働きならではの「気力、体力、時間がない」問題は、便利なアイテムや効率的な方法で解決しましょう！同じ悩みを克服した“共働きごはんマスター”の乗り切りワザを早速チェック！

帰宅したらぐったりでごはんを作る時間も気力もな～い

●調理＆保温できる炊飯器で、帰宅時にはメインが完成！

＜教えてくれた人＞
『サンキュ！』読者 いとうさん（福岡県　39歳）
夫（39歳）、長女（14歳）、二女（12歳）、三女（8歳）の5人家族。週6日のフルタイム勤務。


煮込みや煮ものなどのメインは炊飯器調理。出勤前に具材と調味料を入れてスイッチオン。煮込み（なければ炊飯）モードで60分で完成したら保温状態にしておけば、帰宅後すぐにホカホカの料理を食卓に出せる！　

※圧力式炊飯器やガス炊飯器など、種類によっては調理に向かない場合がありますので、取扱説明書を確認するか、メーカーにお問い合わせください。

●自動調理鍋2台でおかずと汁ものをほったらかし調理

＜教えてくれた人＞
ファイナンシャル・プランナー 橋本絵美さん
夫、中2から年少まで2男4女の8人家族。片づけプランナーとしても活躍。


自動調理鍋「ヘルシオ　ホットクック」2台を導入し、おかずと汁ものを同時にお任せ調理。さらに炊飯器でご飯を炊けば、全自動で1食分が完成♪「ほったらかしておけるから、その間に他の家事を片づけられて効率的！」。

●「作り置きのパターン化」で手間もお金も最小限に

＜教えてくれた人＞
『サンキュ！』読者 まさはるさん（岡山県　29歳）
妻（29歳）、長女（1歳）の3人家族。夫婦で役割分担を決め、やりくりと料理は夫が担当。


日曜に12種類の作り置きおかずを一気に調理。「最初は6種類に3時間かかったけれど、今は12種類を1時間半で作れるように。平日はこの作り置きでまかないます」。週の途中に余った食材で汁ものを作り足し、土日は在庫一掃の炒飯やパスタで乗り切り！

家族の帰宅時間がバラバラで、その都度準備するのが大変！

●「冷凍コンテナ（R）ごはん」なら、チンしてすぐに食べられる！

＜教えてくれた人＞
時短料理研究家 ろこさん
訪問調理のお客さまの声をもとに考案した著書『冷凍コンテナごはん』シリーズが20万部超の大ヒット。インスタ＠roco1230


材料を詰めて凍らせたコンテナをレンジで温めるだけ！冷凍することで食材の繊維が壊れて味がよくしみ込み、肉も柔らかくなっておいしくなるのがポイント。「時間がある日に半端食材を使ってコンテナおかずを冷凍しておけば、子どもでもごはんの準備ができて重宝しますよ！」。

●プルコギ（1人分）の作り方（容量700mlのコンテナ使用）
（1）もやし50gを入れ、上に細切りにしたにんじん1/3本分、長さ5cmに切ったにら2本分をのせる。


（2）野菜の上に、牛切り落とし肉100gを広げてのせる。


（3）焼き肉のたれ大さじ2、ごま油小さじ1、おろしにんにく少々を加えてふたをし、「プルコギ、600Wで7分」と書いたラベルを貼って冷凍する。（冷凍室で1カ月保存可能）


※電子レンジで加熱する際は、コンテナは1つずつにしてください。※ぴったりふたをしたまま加熱すると破裂する危険性があるので、必ずふたをずらしてください。※焦げることがあるので、冷凍保存時に貼ったラベルをはがして加熱してください。

ラベルをはがし、蒸気が逃げるようふたを斜めにのせ、電子レンジで7分加熱する。全体を混ぜ合わせ、好みで白いりごま適量をふる。


●習い事などで夕飯に間に合わない家族の分はべんとう方式で解決！

＜教えてくれた人＞
家事評論家 香村薫さん
夫、12歳から5歳まで2男1女の5人家族。「ミニマライフ」主宰。ロジカルシンキングによる片づけを実践。


家族の帰宅時間がバラバラな日に、その都度、準備するのは避けたい。そこで、夕飯に間に合わない人の分はレンジ対応のべんとう箱に盛りつけることに。「ふたができるから、温めるときにラップいらずでエコなのもメリットです」。

毎日忙しくて食材を買いに行く時間がな～い

●食材の買い物は週1回の宅配を活用。買い物リスト通りに注文すればOK

『サンキュ！』読者 まさはるさん

買い出しに行くかわりに週1回の宅配をフル活用し、1回7000円を目安に注文。「1週間分のメニューと買い物リストを6パターン作成して使い回し。リスト通りに注文すればいいので、ムダ買いも労力もゼロ！」。

参照：『サンキュ！』2025年3月号「共働き夫婦の夕ごはん、どうしてる？」より。掲載している情報は2025年1月現在のものです。撮影／川上朋子（いとうさん）、大森忠明（まさはるさん）、高杉純（ろこさん）　構成・文／鹿島由紀子　編集／サンキュ！編集部