結婚4年で資産を3800万円に殖やした!“不労所得”を殖やすテクを徹底研究していた夫婦の実例

2025/03/16

結婚4年で資産を3800万円に殖やした夫婦がいます。旅行や外食をガマンしない!将来の備えは投資信託で確保し、株の配当金で「今を楽しむお金」を殖やすやりくりのポイントを教えてもらいました。


<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 B夫婦(東京都)
Bパパ(35歳)、Bママ(36歳)、長男(2歳)の3人家族。インスタグラムで、投資情報を発信している。

◎TOTAL money data◎
世帯月収(手取り) 約65万円
世帯年収(手取り) 約960万円
配当金収入 年25万円
月貯蓄額 38万円
年貯蓄額 約450万円
総資産額 3870万円

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

>>>サンキュ!編集部の記事をもっと見る

B夫婦の総資産3800万円までの道のり

21年 結婚前
2人とも、独身時代からつみたてNISAを始めていたものの、投資への関心度はまだ低め。
【総資産額700万円】

22年1月 結婚後、転勤で東京へ引っ越し
節約テクもいろいろ試してみたけど、自分たちには向かないと断念。つみたてNISAは満額積み立て。
【総資産額1000万円】

22年8月 長男誕生
子どもの将来のため、資産形成しようと考え、ジュニアNISAも開始。さらに特定口座での個別株の投資を少々。
【総資産額1300万円】

23年11月 株投資を強化
夫の昇給や妻の在宅ワーク開始などで収入増。さらに投資の知識を高め、個別株の投資に力を入れ出す。
【総資産額2800万円】

24年1月 新NISAスタート
新NISAの年間上限額(つみたて投資枠120万円/成長投資枠240万円)をフル活用。高配当株の投資を増額。株の含み益で資産が急増!
【総資産額3800万円】

25年1月 投資ペースを加速
年60万円の配当金収入を目指し、さらに高配当株の投資をペースアップする予定。
【総資産額3870万円】

将来の備えは投資信託で確保し、株の配当金で「今を楽しむお金」を殖やす

「2人とも以前は浪費体質でしたが、子どもの誕生でお金使いが変わりました」というB夫婦。固定費などのムダを抑え、ゆとりが出た分を投資に回すようにして、資産作りを始めました。「このまま投資信託を継続していけば、将来の教育費や老後資金はある程度確保できると予測できたので、今は配当金がもらえる個別株の投資を強化しています。配当金は、究極の“不労所得”。配当金があるおかげで、家族旅行や外食もガマンせずに満喫できます。2人とも投資で暮らしを豊かにしたいという思いは同じ。だから、日々投資の研究をするのも楽しみの一つなんです」。

●1カ月の家計表
<貯蓄>
先取り貯蓄 38万円

<支出>
住居費(賃貸マンション) 8万円
水道・光熱費 1万2000円
通信費 8000円
保険料 8000円
保育園料 6万5000円
サブスク代 5000円(ネットTV、ネットツール代)
食費・日用品費 5万円
外食・レジャー費 2万円
株の配当金があるときは予算アップ!
被服・美容費 2万円
美容院は2カ月に1回ペース


●固定費は収入の3割に抑える
通信費や保険料、光熱費を小まめに見直し、固定費をセーブ。その分、投資に回すように。


●生活費の細かい予算立てはしない
費目ごとの予算立てなどはせず、固定費を差し引いた中でやりくりするだけ。


●残金はそのまま口座にプール。交際費や特別出費、投資の費用に
株の配当金、ボーナスも同じ口座に貯めて、夫婦の小遣いや冠婚葬祭費などが必要なときはここから支出。

固定費のムダを抑えたうえで、家計管理には手間をかけない

結婚後、半年間、家計簿をつけて、毎月の支出の目安を把握。固定費はお得なプランに見直して、生活費は大きくオーバーしなければ良しとして、細かい節約や家計管理はしていません。

固定費は年1回見直して、ムダをカット

保険は、FPに相談してその都度適したものに見直し。スマホ、電気、ガスは、年1回、格安プランの会社を比較検討し、よりお得になるものを選んでいます。

支出チェックは家計簿アプリを見るだけ

カード払いがメインで、自動的に家計簿アプリ「マネーフォワード」に支出額が反映される仕組み。「使いすぎがないかチェックするだけなので、家計管理の負担が減りました」。

「マネーフォワード」に口座、カードをひもづけ

クレカは3枚に絞り、管理をラクに

夫婦共通で使うクレカ、買い物などで使うクレカを使途別に3枚に絞り込み。「それぞれでためたポイントは、最終的にまとめてマイルに交換する予定です」。

「モッピー」でためたポイントもマイルに交換

資産が殖えたら、物への執着が減った

「家計のムダを見直したことで、必要以上に物を買わなくなりました。室内がスッキリしていると、片づけなどに追われる時間が減り、その分投資の勉強ができます」。


※この特集での「資産」とは、不動産を除く金融資産のことをさします。
※紹介している情報は、25年1月28日現在のものです。投資には元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任の上で行ってください。

参照:『サンキュ!』2025年4月号「資産1000万円超のお金持ちの実態大追跡SP」より。掲載している情報は2025年2月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND