投資を味方に人生を変えよう!資産1億円以上の億り人も夢じゃない。資産運用で資産を築いたら会社を退職し自由な時間を手に入れる「FIRE」・「サイドFIRE」などのライフスタイルも。日本の富裕層ピラミッドもご紹介します。
億り人とは?
億り人とは、資産運用で「資産1億円(以上)」を達成した個人投資家のこと。宝くじが当たった人や、億万長者の親元に生まれたラッキーな人のことではなく、株式などの投資を通じて、時間をかけて財を築いた“努力家”のことです。
資産を築いた後は、会社を退職し「自分が本当にやりたいこと、一緒にいたい人と過ごせる自由な時間」を手に入れる「FIRE」・「サイドFIRE」というライフスタイルを選択する人も増えてきました。
多くの人にとって、1億円を預貯金だけで達成するのは不可能ですがNISA 制度が整い、投資信託(インデックス・ファンド)にかかるコストが下がってきた今、“投資の力”を借りれば“億り人”を目指すことは、もはや珍しいことでも不可能なことでもありません。だから“1億なんて無理”と、心の扉を閉じるのはもったいない!投資の知識を持ち、あなたが自律的に行動すれば、1億円を達成する権利もチャンスも方法も、あります。
人生の選択肢を広げ、“今よりもっと豊かな人生”を手に入れるために、あなたも一緒に“億り人”の世界を覗いてみませんか。
FIRE(ファイヤ)・サイドFIREとは?
●FIREとは
「Financial Independence Retire Early」の頭文字を取った言葉で、定年を待たずに早期退職して、資産運用による不労所得で暮らすライフスタイルのこと。FIRE後は労働から解放され、時間、場所、お金に縛られない、自分の好きな生き方を選択できる。
●サイドFIREとは
完全に退職するのではなく、資産運用の利益と、自分の好きな仕事(=労働収入)を組み合わせて暮らすライフスタイルのこと。
あなたは、どこ?日本の富裕層ピラミッド
●「純金融資産」とは?
預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など世帯として保有する金融資産の合計額から、住宅ローン、自動車ローンなどの借り入れ(負債)を差し引いた金額。
※この特集では、特に表記がない限り純金融資産のことを「資産」と表記しています。
この図は、日本の世帯を「純金融資産」(上参照)の保有額別に5つの階層に分けたもので、“お金持ち”がどの層にどのくらいいるかがわかります。「自分は下の層だ」とため息をつくための図ではありません。「富裕層」に入るためには、定期預金などこれまでの殖やし方だけではなく、より利回りのいい資産運用を始めることが必須です。優良な銘柄に時間をかけてコツコツ投資を続ければ、億り人に近づくスピードもアップします。NISA 制度ができ、多くの人が投資を始めた今、「1億円」という目標は決して“夢物語”ではない時代に突入しています。
●株価が上がってお金持ちが増加した!
「富裕層・超富裕層」の世帯数は、2005年以降、最多に!理由はズバリ、株価が上がって保有資産額が殖えたから。例えば「準富裕層」だった人が、株価上昇により「富裕層」(=億り人)へと昇格するケースもあるなど、日本には“お金持ち”が増加している。
投資をする前に
●投資は「余剰資金」でやろう!
万が一のときのために、生活防衛費として月収(手取り)の半年分を現金で確保しておこう。
●10年以内に使う予定があるお金は投資しない
教育費、車の買い替え費用など、10年以内に使う予定がある場合は、定期預金など、よりリスクの低い金融商品で確保しておこう。
※この特集に掲載した情報は、各人の経験と見解であり、読者の投資の利益を示唆・保証するものではありません。
※投資に元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任の上で行ってください。
参照:『サンキュ!』2025年2月号「あなたも億り人になれる本」より。掲載している情報は2024年12月現在のものです。編集/宗像久美子、鈴木啓代 編集/サンキュ!編集部