30代で資産1億円達成し家族でバンコクへ移住！億り人になるためにやったこと5

子ども2人で投資経験はゼロ。貯蓄0円から約10年で資産1億円！サイドFIREして夢を叶えた「億り人」が登場！今よりもっと豊かな人生を手に入れるためにした5つのことを教えてもらいました。


＜教えてくれた人＞
まなさん（バンコク　35歳）
夫、長男（9歳）、長女（6歳）の4人家族。14年に結婚し、地道に投資を続けた結果、10年後の23年11月に資産1億円を突破。サイドFIREを達成し、同年12月にタイのバンコクに家族で移住。

長期・分散・積み立て投資で「時間や場所に縛られない自由な暮らし」が実現しました

ほんの2年前まで下の子の保育園のお迎えをしながら共働きをして、世帯年収も当時の東京都の平均並みだったまなさん。多忙な日々の中で、目指していたのはサイドFIRE。「働く時間や場所に縛られず、興味関心のあることを仕事にして、自由に暮らすというのが私たち夫婦の共通目的。それを実現するために投資で資産を築き、その運用益で生活費をまかなえるシミュレーションをしました。積み立て投資を続けたら1億円貯まって、目標達成！」。


Before【わずか10年前】 in Japan
夫年収（手取り）約460万円
妻年収（手取り）約370万円
総貯蓄0円
□ 神奈川県在住
□ 賃貸マンション（１LDK）
□ 車なし


●共働き家計でした
夫婦ともに正社員として働き、仕事と子育てと家事に忙しい毎日。「これが私が望んでいる生活なの？」というモヤモヤを抱えながらも、忙しく日々が過ぎていきました。


After【現在】
総資産1億1456万895円（24年10月時点）


【億り人DATA】
・インスタグラム　＠ manamanamoney
・YouTube　まなの4人家族セミリタイアライフ 　
・著書『知識ゼロからのサイドFIRE8年で7000万円貯めた子育てママのお金の増やし方 』（KADOKAWA）
・好きな食べ物　辛い物（タイ料理も大好き）
・推し　BTS
・縁起かつぎ　していません
・おすすめ本　『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ著（フォレスト出版）

まなさん発！ぶっちゃけコレだけで1億円達成！億り人になるためにやったこと5

1億円と聞くと、目標が高すぎると思う人も多いかもしれませんが、小さな子どものいる働くママでも達成できたんです。マネすることが1億円に近づく第1歩☆

1 1億円貯めて何をしたいのか？【目的を明確にする】

「貯蓄を殖やしたい」というのは誰でも思うこと。それが実現できるか否かは、何のために貯めるのか？1億円貯めて何をしたいのか？目的を明確にするのがカギ。「1億円貯めるには時間がかかるし、地道な努力が必要です。目的があやふやだと必ず挫折します」。

「自分には無理だ」でこの本を閉じるのは、もったいない！自分にとっての理想の暮らしをまずは真剣に考えて。

2 【夫婦で話し合う】

結婚後に億り人を目指すなら、夫婦で一致団結することが不可欠。妻は節約しているのに、夫がムダ遣いをしていたら1億円は達成できません。「何を幸せと感じるのか、将来の暮らしのイメージを話し合うことが大事」。

3 【「稼ぐ力」をあなどらない】

投資は確実に儲かるものではありません。でもパートなどで自分が働けば、収入は確実に増えます。「1万円投資で殖やすより、1万円働いて稼ぐ方がやりやすい。稼ぐ力を磨けば、投資に回すお金を増やせます」。

何に投資するかよりいくら投資するかの方が重要。

4 【小さく暮らす】

“稼ぐ力”を上げて収入が増えても、支出を増やさないことが1億円への近道。「節約ライフ＝つまらない生活ではありません。ちょっとの工夫で支出を抑えられたときは、目標に近づいた！って思えます」。

5 【インデックス・ファンド】に投資する

個別株に投資しても、自分たちの知識とスキルではインデックス・ファンド（投資信託）を超える成果を上げられず、インデックス・ファンドの積み立て投資に専念。「ほったらかしでOKなので長く続けられました」。

大事なことは「売らない」「積み立て額を減らさない」「積み立てをやめない」の3つ！


●投資なくしてFIREなし
低金利の今、平均的な年収の会社員が預貯金だけで1 億円を達成するのは難しい。でも投資すれば、会社が儲かったり成長したら、それが株価に反映されて、投資家に利益が還元されます。お金を殖やすなら投資の力は大きい。


※この特集に掲載した情報は、各人の経験と見解であり、読者の投資の利益を示唆・保証するものではありません。
※投資に元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任の上で行ってください。

参照：『サンキュ！』2025年2月号「あなたも億り人になれる本」より。掲載している情報は2024年12月現在のものです。撮影／まなさん　取材・文／村越克子　編集／サンキュ！編集部