年末年始はセールや福袋、帰省の準備などで、つい財布のひもがゆるみがちな時期。気づいたら予定以上に出費してしまい、「しまった…」と後悔することも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、この時期こそ実践したい買い物術5選を紹介します。
執筆: 「しっかり保険、ちゃんと節約。」編集部
Sasuke Financial Lab株式会社が運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「し...
1. まずは「予算の上限」を決める
年末年始はいつも以上に支出が膨らみやすいため、「食費」「レジャー」「プレゼント」「帰省関連」などのカテゴリごとに、ざっくりでも予算の上限を設定しておくのが効果的です。
さらに、家族で財布を共有している場合は、予算を見えるところにメモしたり、スマホのメモアプリで共有したりすると「無自覚な使いすぎ」を防げます。
最初に枠を決めておくだけで、衝動買いの大部分は防げると言われるほどです。スタート地点でのルール化が肝心です。
2. 福袋・初売りの“目的買い”を徹底する
ワクワクする年始の初売りや福袋。しかし「安いから」「お得そうだから」と買ってしまうと、結局使わないアイテムが増え、かえってムダ遣いになりがちです。
ちなみに、福袋の購入総額で最も多いのは1万円以上3万円未満というデータもあります※。
よって、まずは“本当に欲しいもの”をリスト化し、そのリストに入っているアイテム以外は買わないという方針にしましょう。
また、ショップによっては、福袋の中身をあらかじめ公開しているところもあります。事前にチェックしておけば、自分の生活で活かせるか見極めることもできます。
「必要なものをお得に買う」が福袋・初売り攻略の鉄則です。
※ 出典:2023 年、約 8 割の人は初売りで福袋を買わず、その理由は?福袋を買った人で満足したのは 63.8% | コのほけん!
3. まとめ買いは“単価の落とし穴”に注意
年末の買い出しや日用品のセールでよくあるのが、「安いから」と大容量の商品を買いすぎてしまうこと。
とくに食材は、使い切れずに廃棄してしまったり、ストックの量を把握できず同じ物を重複して買ってしまったりすることもあります。
まとめ買いをするときは「単価の安さ」ではなく、「家族の消費ペース」「ストックの量」「賞味期限」で判断するのが正解です。
必要な量だけを買うという意識を持つことで、結果的に大きな節約につながります。
4. 帰省準備は“必要最低限”が鉄則
帰省時は「あれもこれも」と詰め込みがちですが、荷物が多いほど“忘れ物”に気づきにくく、現地で買い足してしまう原因に。
まずは3日分の着替え・常備薬・最低限のケア用品だけをそろえ、必要なものを「衣類」「衛生用品」などのカテゴリごとに小分けすると整理しやすくなります。
また、子どもの荷物も着替えやおむつ、授乳・おやつグッズ、常備薬など、必要最小限のアイテムだけをリスト化してまとめるのがポイントです。
荷物が軽ければ移動のストレスも減り、家族全員がより快適に。結果として「ムダ買い防止」につながる節約術です。
5. 電子マネー・ポイント払いは“見える化”で管理
キャッシュレス決済は便利な一方で、使っている感覚が薄れやすく、「あれ、こんなに使ってた?」という事態が起きやすい点がデメリット。
年末年始は特に支払いが多くなるため、利用履歴のチェックを週1回は行うのがおすすめです。
また、「支払いは1つのカードにまとめる」「ポイント払いの上限を決める」など、ルールを作ることで使いすぎを予防できます。
「見える化」さえできれば、キャッシュレスはむしろ家計管理の強い味方になります。
まとめ
年末年始は出費が重なりやすいですが、事前の準備と小さな習慣でムダ遣いはしっかり抑えられます。
予算設定やリスト化など、どれも今日から始められることばかりなので、ぜひ家計の防御力を高めるつもりで取り入れてみてください。
気持ちよく新年を迎えるためにも、計画的な買い物で家計を守っていきましょう。
■執筆・・・「しっかり保険、ちゃんと節約。」編集部
Sasuke Financial Lab株式会社が運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「しっかり保険、ちゃんと節約。」では、保険の見直しや家計の節約に役立つ情報をわかりやすく発信。一人ひとりの“ちょうどいい保険”選びをサポートします。