節約も貯金もしてきたはずなのに、40代になってからお金の不安が強くなった…。
そんな主婦は少なくありません。その原因は収入や努力不足ではなく、「今さら聞けない」と後回しにしてきた基本的なポイントにあることも。
FP資格保有のちぇそが、40代主婦がつまずきやすいお金のポイント3つと今日からできる具体的な対策を紹介します。
「なんとなく」ですませていたお金の全体像
「貯金はいくらあるか」「今月の残高はいくらか」は見ていても、
教育費と老後資金に、今後いくら必要なのかを把握していないかたはとても多いです。
「老後資金っていくら必要なのか?」
「教育費がいくらかかるの?」
という声。これこそが“今さら聞けない”代表例です。
例えば、
・大学まで進学する場合、子ども1人あたり教育費は約1,000万円前後
・老後資金は夫婦で2,000万円と言われることが多い
まずはこの大まかな数字を知るだけで十分です。
銀行残高ではなく、「これから必要なお金の総額」をざっくり把握することで、
「今、何を優先すべきか」が見えてきます。
不安から選んでいた“守りすぎ”のお金の使い方
40代の家計相談で非常に多いのが、
10年以上前に契約したままの生命保険です。
「よくわからないけど、万が一が怖くて…」
「見直した方がいい気はするけど、今さら聞けない」
そんな理由で、月1〜2万円の保険料を払い続けているケースも珍しくありません。
実際、保障内容を整理するだけで
月1万円、年間12万円、10年で120万円
負担が軽くなる可能性もあります。
ここで大切なのは、「保険をやめる」ことではなく、
今の家族構成・収入・貯蓄に合っているかを確認すること。
保険会社、FP相談、自治体の無料相談など、「聞いていい場所」を知るだけでも、不安は大きく減ります。
「今さら聞けない」で後回しにしてきたこと
「新NISAって結局なに?」
「iDeCoって40代から始めても意味ある?」
これも本当によく聞かれる質問です。
結論から言うと、40代からでも遅くありません。
例えば新NISAは、利益に税金がかからない制度。
同じ月1万円を貯める場合でも、
制度を使うかどうかで将来の受取額が変わる可能性があります。
大切なのは、全部理解しようとしないこと。
まずは
・新NISA
・iDeCo
どちらか1つだけ調べてみるでOKです。
まずは、金融庁のNISA特設ウェブサイトなどをのぞいてみるのがおすすめです。わかりやすく解説してくれて、セミナーなども開催されています。公的機関の情報なので、無理な勧誘もなく安心です。
「今さら聞けない」と思っていたことは、
じつは多くの人が同じようにわかっていません。
知ること自体が、家計改善の大きな一歩になります。
「今さら聞けない」が一番もったいない…
40代主婦のお金の不安は、節約のがんばり不足ではありません。
「なんとなく」で全体像を見ていなかったこと、
不安から見直しを後回しにしてきたこと。その積み重ねが、不安を大きくさせていただけなのです。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、「わからないこと」を整理してプロの知恵を借りること。 記事でご紹介した相談先などを活用して、心のひっかかりをひとつずつ解消してみてください。「聞かぬは一生の恥」と言いますが、今その一瞬の勇気を出すことが、確実な第一歩になります。
■執筆/ちぇそ
シングルマザーとして息子2人を育てながらFP資格取得・1000万円貯金を達成。節約を中心とした家計管理が得意。
Instagramは@single_cheso
編集/サンキュ!編集部