え、こんなに差がつくの?ほったらかしで年間40万円増やす妻の資産形成術!

2025/08/27

値上がり続きの時代、「あと数万円あったら、生活の悩みが減るのにな……」と感じている人も多いですよね。

とはいえ、ただでさえ余裕のない家事育児の合間に、仕事に出て収入を増やすのは容易ではありません。

そこで、“ほったらかし”で年間40万円資産を増やした主婦ライター・こうむらゆうこが、『ラクして増やす』資産形成術をご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。元児童書出版社の編集員。現在は、小学生と幼児を育てるママライター。出版物や広告...

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定期預金は“つみたて”で!子育て世帯優遇プランを探そう

元本割れの心配がない「定期預金」。預金のなかでは最も利率が良く、きっちり資産を増やすことができます。とはいえ、年単位でまとまった額のお金が動かせなくなるデメリットも。

そこで注目したのが、分割にて入金できる「積立定期」です。少額から期間を選んで利用できるため、家計や気持ちの負担が軽減しました。

さらにお得なのが「子育て世帯限定」で金利を上乗せしている金融機関を選ぶこと。一般的な「積立定期」は、0.2%台がほとんどですが、我が家は1年ものを0.4%にて預金しています。

投資も“つみたて”!NISAなら売却益・配当金が満額もらえる

投資でも“つみたて”は、資産形成の大きな味方です。一攫千金とはいきませんが、預金と比較すると、インデックスファンドのようなローリスクの投資信託も十分にメリットがあります。

さらにお得なのが、投資の利益がまるまる手に入る「NISA」制度。通常、投資で得た利益には20%の高い税金が課されます。たとえ売買で10万円もうかったとしても、手元には8万円しか入りません。

しかし、NISAを利用すると、無期限で最大1,800万円(年間上限額・360万円)までの株式・投資信託の利益が非課税になります。資産増加の効率を重視するなら、使わない手はありません。

貯金が経費扱いに!? iDeCoの節税策も忘れずに

資産形成で忘れてはならないのが「iDeCo」。月々の掛け金にて投資信託を購入し、老後資金を自分でつみたてて作る制度です。こちらも「NISA」と同様に、利益が非課税になります。

「iDeCo」のメリットは、掛け金が全額所得控除になること。扶養の壁による働き控えをしている人、昇給によって所得税の税率が上がる可能性がある人に、おすすめの制度です。

「iDeCo」は、働き方や年齢によって掛け金の上限が決まっています。扶養内で働く主婦であれば月2万3,000円。企業年金等の被保険者であれば、月2万円が目安です。

3つの“つみたて”を活用しながら、手元にあるお金を上手に育ててみてはいかがでしょうか。貯蓄や投資、節税方法をじっくり吟味することで、いつか大きな実りにつながるかもしれません。

■執筆/こうむらゆうこ
元えほん・教材編集者のライター&デザイナー。園児・小学生の子どもを育てながら年100万円を投資し、総資産2,000万円を達成。執筆ジャンルは、えほん・マンガ・グルメ・資産運用などさまざま。“好き”にあふれた生き方を目指し、ラクなお金の増やし方を考案中。読み聞かせ活動も行っています。Instagramは「@koomura.yuko」。

編集部/サンキュ!編集部

 
 

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