40代からの「老後資金づくり」のはじめかた3選 最初の一歩はいまの家計を知って仕組みを作ること!

40代からの「老後資金づくり」のはじめかた3選。最初の一歩はいまの家計を知って仕組みを作ること!

2025/11/19

40代になると、老後資金という言葉が急に現実味を帯びてきますよね。「まだ先のこと」と思っていたのに、気づけばもう折り返し地点。でも、焦らなくても大丈夫です。実は “今日からでも始められる老後資金づくり”があるんです!

大切な老後のための資金づくりについて、元浪費家の貯蓄0家計だった小倉つぼみがお伝えします。

サンキュ!STYLEライター。元浪費家で貯蓄0家計だったが、収入減少をきっかけに家計を見直し、年間100万円...

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まずは「現状を知る」ことが最初の一歩

まずは「現状を知る」ことが最初の一歩
出典:写真AC

老後の不安を減らすためには、まず “自分の今の家計を把握すること”が欠かせません。

我が家では、家計簿アプリを使って「毎月いくら使っているのか」「何にお金をかけているのか」を見える化しました。この作業で気づいたのは、意外にも “なんとなく支払っている固定費”の多さ。使っていないサブスクや高い保険料を見直すだけで、月1〜2万円ほどの余裕が生まれました。

また、雑費や外食費など、数千円の支出が積み重なって月単位で見ると何万単位に…。月にいくらまでと予算を決めるためにも「今」を見える化することが大切です。

この見直しで節約できたお金を「老後資金の種銭」として積み立てを始めることが “最初の一歩”に繋がります!

「積み立てる仕組み」を作れば続けられる

「積み立てる仕組み」を作れば続けられる
出典:写真AC

老後資金づくりは、「気合」よりも「仕組み」で決まります。筆者が実践しているのは、給与が入ったら自動的に別口座へお金が移る“先取り貯金”。

さらに、つみたてNISAを活用して毎月1〜2万円を投資信託で積み立てています。

ポイントは “リスクを取りすぎないこと”。つみたてNISAなら少額から分散投資ができ、10年、20年の長期運用でリターンを得られる仕組みになっています。

急にお金が必要になった時に途中で下ろせるので、気負わずに始められる点もメリットです。まずは気軽に始めてみて「気づいたら増えていた」が理想の老後資金の育て方です。

節税制度を味方にして “効率よく”貯める

節税制度を味方にして“効率よく”貯める
出典:写真AC

40代からの老後資金づくりにおすすめなのが、iDeCo(個人型確定拠出年金)。掛金が全額所得控除の対象になるため、節税しながら老後資金を貯めることができます。

たとえば、月2万円をiDeCoで積み立てると、年間24万円の拠出となり、所得税と住民税を合わせて約3万円前後の節税効果がある場合も。

また、フリーランスの場合は「小規模企業共済」もオススメです!こちらも掛金が全額所得控除され、節税しながら退職金のための資金を貯めることができます。掛金は月額1,000円から70,000円まで自由に設定できるので、経営状況に合わせて増減できる点も魅力です。

節税効果のある仕組みを利用することで、実質支出を抑えながら将来のための資金を準備することが可能に。「税金を払いすぎないこと」も、立派な貯蓄術のひとつです。

40代の今こそ、将来に備えるベストタイミング。今日からぜひ取り入れてみてください。

■ 執筆/小倉つぼみ
フリーランスのWEBデザイナー・メンタル心理カウンセラーで、娘2人のママです。
日常の心のリフレッシュ方法や、無理せず楽しく貯蓄・節約する方法を発信中。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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