2026年の資産形成は「準備の早さ」で差をつけよう!11月に仕込む家計見直し&節約×投資術

2025/11/13

「えっ、もう11月?!」…一年が過ぎるのはあっという間ですよね。とくに年末は何かと予定やイベント、出費が多く、家計のことをゆっくり考える余裕がない時期。

だからこそ、少し落ち着いている今のうちに「振り返りと仕込み」をしておくのがポイントです。そこで今回は、11月中にやっておくと2026年の資産形成を有利にスタートできる「家計見直し&節約×投資術」を主婦ライターおこめが紹介します。

サンキュ!STYLEライター。夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子...

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1.家計の振り返りに11月がベストタイミングな理由

出典:写真AC

年末が近づくと、仕事や家庭の用事で慌ただしくなり、家計の振り返りどころではなくなりますよね。だからこそ、落ち着いて見直せる「11月」がベストタイミングです。

ボーナス支給前の今なら、冷静にお金の使い方を整理でき、年末年始の出費計画も立てやすくなります。一年の収支を振り返り、来年に活かす準備をしておくことで、心にゆとりをもって年末を迎えられます。

2.支出の「土台」固定費と変動費をもう一度チェック

出典:写真AC

家計の見直しは、「固定費」と「変動費」を分けて考えるのが効果的です。

(1)節約効果の大きい「固定費」から

まずは、毎月決まった額が発生する、電気代や通信費、保険料などの「固定費」からチェックしましょう。節約効果が大きいため「一度見直して終わり」ではなく、毎年、見直すのがおすすめです。

サブスクや定期購入品を利用している場合は、有効に活用できているかなども確認してみましょう。「解約するのは面倒」と後回しにしがちですが、ここを整えるだけで月数千円単位の削減になることもあります。

(2)「変動費」はその次に

次に、「変動費」である食費や日用品費、特別費なども振り返りましょう。家計簿や銀行口座の履歴を見返し、「つい使いすぎた項目」や「節約できそうな部分」を把握するだけでも意識が変わります。

無理にがまんするより、一つずつの「支出の満足度を高める」という意識が大切。見直して浮いたお金は、年末年始を楽しむための予算に回すのもいいですね。無理なく整えながら、気持ちにもゆとりを生み出しましょう。

3.貯めるだけじゃもったいない!「つみたて投資」も振り返ろう

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「貯めるだけ」で終わらせず、「増やす力」も育てたいところ。年初からの収支を振り返り、毎月のつみたて額を見直してみましょう。

余裕資金があるなら、無理のない範囲で投資額を増やすのも一案。逆に、2025年のトランプ政権発足時の急な相場変動などで不安を感じたかたは、減額するのも立派な判断。長期投資において一番大切なのは、自分のリスク許容度に合った金額で「続ける」ことです。

また、2026年にはNISA制度の拡充が検討されています。対象年齢や非課税枠の見直しなどが要望されており、今後さらに使いやすくなる可能性があるため、経済ニュースも定期的にチェックしておきたいですね。

まだ投資を始めていないかたも、月100円や1,000円からでも始められる「積立投資」ならハードルは低め。貯金だけでなく「お金が育つ仕組み」を整えておくことで、2026年の資産形成のスタートダッシュをよりよいものにできるでしょう。

11月の行動が未来のゆとりに

家計の見直しは、「今やるか、後回しにするか」で来年以降の資産形成が大きく変わります。ほんの少しの節約や積立の調整でも、続けることで確実な効果に。

年末の慌ただしさが本格化する前の11月こそ、家計を整えるチャンス。今年のうちに整理を済ませておくことで、気持ちにも余裕をもって新年を迎えましょう!

■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4,000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。インスタグラムは@ocome_money_life

編集/サンキュ!編集部

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