何度も家計簿アプリをはじめては挫折…でわかった2,000万円貯めた主婦が「家計簿」をつける理由

貯金をしたいならまずは家計簿というのはわかるけど、続かない…。家計簿アプリがいいのか手書きがいいのかわからない…。そんな家計簿に関する悩みは尽きないですよね。

家計簿アプリを挫折しながらも2,000万円貯めた節約主婦さくのんが、家計簿を続けるコツを教えます。

なぜ家計簿は続かないのか

家計簿の続かない原因の一つは、「完璧を求める」からです。

細かく項目を分けて、収入と支出を1円単位で計算して、合わなければ原因を捜して…。忙しい毎日の中でそれらをやり続けるのはなかなか大変なものです。

レシートをなくす、何日かサボる、やる気をなくす、という挫折ループはよくあるパターンだと思います。

家計簿アプリはクレジットカードと連携すれば記録をしてくれ、レシートは写真を撮るだけで記録をしてくれ、とても便利なものですが、逆に記録して終わってしまうパターンで、続かないことがあると思います。私がそうでした。

家計簿の本当の役割

貯金ができるようになって気がついたのは家計簿の役割についてです。

家計簿で一番大事なのは、完璧に記録することでも、続けることでもなく、「お金の使い方を確認すること」です。

何にいくらくらい使っているのか、何のために貯めるのか、どこに無駄があるのかなど、お金の使い方を確認する手段に家計簿を使うのです。

細かく支出を記録しなくても、毎月固定費はいくらで変動費はいくら、特別費はいくらなのかが整理できていれば、家計簿をきちんとつけなくても、自然とお金は貯まります。

家計簿と家計管理

毎日、毎月家計簿をつけなくても家計管理はできます。

固定費を年に1回は見直し、スマホの料金、サブスク、保険の見直しをします。食費や日用品、レジャー費はざっくり袋分けし、予算内に収まるようにやりくりします。

特別費は年に1回書き出し、ボーナスや月々の積み立てで用意します。月々の支出は、1回だけでいいので、予算に収まっているかの確認と、貯金ができているかの確認だけで大丈夫です。

家計簿を完璧に記録するのではなく、家計を定期的にチェックすることが、負担が少なく、続くコツです。

続かない人に伝えたいこと

家計簿が続かないのは、完璧に頑張りすぎているからです。家計簿をきちんとつけなくても家計管理はできます。

固定費、変動費、特別費を把握して、定期的に見直す時間を作りましょう。そうすると自然とお金は貯まっていきます。

■執筆／さくのん
食費の見直しで大幅削減に成功し、家族4人食費2万円台をキープする節約主婦。家計管理術や、業務スーパーの推し商品や新作商品などをSNSで発信中。

編集／サンキュ！編集部