【冷凍貯金】もうやめられない!毎日の家事をラクにする「下味冷凍」でラク家事♪
2025/02/01
料理家・保存アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの佐々木麻衣です。
毎日やってくる食事作り、自分ひとりはもちろん家族の食事まで考えるのは大変ですよね。
献立を考えたり食材や味つけを一から考えるのも面倒に感じるときもあります。
今回はわが家で取り入れている下味冷凍についてご紹介します。
家事がラクになるうえに時短でおいしい食事がつくれますのでぜひチェックしてくださいね。
下味冷凍とは?
肉や魚などの食材と調味料を合わせて冷凍保存をしておくことです。
調味料はふりかけやお茶漬けの素・焼き肉のたれやチリソースなど自宅に余っているものを活用することもできます。
下味冷凍をすることで、食材に味がしみるほかに肉が柔らかくなったり臭みが消えるなどの効果があります。
また調理をする際には、新たに調味料を加える手間もありません。
ひとつあればさまざまなレシピに応用もできるので、ストックしておくと毎日の食事作りがとてもラクになりますよ。
冷凍保存で保存期間も延びるので、いそがしいなかでも自分のペースで消費できるのも魅力のひとつです!
鶏肉の下味冷凍
鶏肉は下味冷凍することで特有の臭みが和らぎます。
「鶏肉の臭みが苦手」と言うかたにはとくにおすすめです。
こちらは昔からあるふりかけの、ゆかりを使った下味冷凍。
食べやすい大きさにカットした鶏肉とゆかり・マヨネーズを保存袋に入れて軽く混ぜてなじませた後に冷凍庫で保存します。
鮮度を保ちながら乾燥・酸化を防ぐために、保存する際は必ず空気を抜いて平らにならして密封保存するようにします。
使うときは必ず解凍後に調理しましょう。
おすすめの活用例
活用レシピはさまざまあります。
解凍後に、炊き込みご飯・ソテー・唐揚げなど好みやその日の気分によって調理方法を変えながらつくることができます。
おすすめは唐揚げ。片栗粉にまぶして油で揚げるだけです。
ゆかりが香る塩味がクセになります。
牛肉の下味冷凍「焼き肉のたれ漬け」
自宅で余りがちな焼き肉のたれを使った下味冷凍です。
保存袋に牛肉と焼肉のたれを入れなじむように揉んだ後、冷凍庫で保存します。
ピーマンや玉ねぎの薄切りなどをいっしょに加えて保存することもできます。
保存の際は鶏肉の下味冷凍と同じように密封して保存することが大切です。
おすすめの活用例
鶏肉の下味冷凍と同様に活用レシピはさまざま。
解凍後に野菜と炒めたり、卵とじ・チャーハン・スープなどに活用できます。
おすすめは炊き込みご飯!
炊飯器でお米・水と合わせて炊くだけで完成!
肉の旨味がしみたおいしい炊き込みご飯がつくれます。
下味冷凍で家事貯金
今回はお肉を中心にご紹介しましたが、魚の下味冷凍もおすすめです。
ご家庭ごとに取り入れやすい食材・調味料でぜひ下味冷凍をお試しください。
きっと毎日の家事がラクになりますよ♪
◆この記事を書いたのは・・・佐々木麻衣
料理家・食品ロス削減コンサルタント・冷蔵庫収納スペシャリスト。
食品ロス削減ガイドブックの食材保存・レシピ監修の他、講座や料理教室の開催。
その他、親子の畑収穫体験を運営しています。
メディア出演や、自治体からの講演依頼も多数。
プライベートでは1児の母です。
ラクして家計費を減らす【食材の保存方法・冷蔵庫の収納術】の提案が得意です。