「おじさんの髪も生えてくるの？」電車の中で聞こえてきた爆笑会話集

電車に乗っていて、思わず笑ってしまうような会話が耳に入ってくること、ありませんか？　自分が一人のときは、笑いをこらえるのに精いっぱい。今回は、『ウィメンズパーク』に寄せられた中から、選りすぐりのネタをお届けします。電車の中で読んでいる方は、噴き出してしまわないようご注意を！

1. 子どもたちの爆笑会話

子どもたちの奇想天外な発想にかなうものはありません。予想外の発言に、大人はびっくり！　まずは、一見ほほ笑ましく思えるこちらの母娘のやりとりをご紹介します。

電車で隣に座っていた3歳くらいの女の子。向かいでママに抱っこされている赤ちゃんを見て、「どうして赤ちゃんは、髪の毛が少ないの？」。「大きくなったら生えてくるのよ。あなたもそうだったのよ」とママ。

ここまでは、何の問題もない普通の会話です。しかし、事件はこの後に起きました！

女の子はその後、同じく向かいに座っていたおじさん（髪型はバーコード）を指さして、「おじさんの髪も生えてくるの？」と一言。おじさんは寝ているように見えたけど、一瞬ピクッ。ママは困惑しつつも、小さい声で「そうね、生えてくると思うよ。降りようか！」と、突然降りていきました。

ママの焦る顔が目に浮かぶようです。おじさんは、寝たふりをするしかなかったかもしれませんね。

電車に乗っていると、ある駅から5歳くらいの子どもとお母さんが乗ってきた。発車した直後に子どもが「ママ、おしっこ～」。「どうしてもっと早く言わないの！」とママ。何を思ったか、子どもは早口で「ママおしっこ！！！！！」。

「早く言う」って、そっちの意味かーい！　なんだか一休さんのようなかけ合いですね。続けて、小学生になったばかりの女の子2人の会話。

「小学校ってさ、休み時間少ないよねー。昔は良かったよね～」
「昔は休み時間多かったもんね～」
「昔に戻りたい」
「昔に戻りたいよね～」
横に座っていた私は、吹き出しそうになりました。昔って、おそらく園時代！　可愛い（笑）。

たくさん遊んで、好きなことをさせてもらえた園時代。小学生はつらいよ。

2. 嗚呼、カン違い

勘違いしたまま会話が進んでしまうことって、ありますよね。そんな場に居合わせたら、横からツッコミを入れたくなってしまうに違いありません。最初にご紹介するのは、可愛らしいカップルの会話。

「きくらげってどこで採れるの？」
「海に決まってんじゃん」
「じゃあ、夏に海で獲ろうよ！」
そこから、2人で行く楽しい沖縄旅行の計画へ。でも、きくらげはキノコ…。

沖縄旅行で、2人はきくらげを見つけることができたのでしょうか。お次は、男子高校生2名の会話。

細川ふみえさんが大人気だったころの話です。
「ムーミンって可愛いよな」
「えっ？　あ〜、うん」
「ムーミンがグラビアの雑誌とか買うの恥ずかしいけど、可愛いから買っちゃうんだ～」
「ムーミンっていう子だったっけ？」
乗り合わせていた人たちはみんな心の中で「フーミンだよっ！」と突っ込んでいたはず。ムーミンのセクシーポーズを想像したら面白かったです。

「ムーミン」がグラビアの雑誌を高校生男子が買うのは、確かに恥ずかしいかもしれません。お次は、60代くらいのおじさん2人の会話。

A「今、孫がマンガ映画にすごくハマってるんだよ」
B「ほう？　なんてのだい？」
A「あれ？　何だっけ。えーっと……貴様の名は？ってのだな」
B「………君の名は、だろそれ」
A「あ！　そうそれ！！」
B「誰がそんなの見るんだよ、ヤクザ映画みてぇじゃねぇかい」
ケラケラ笑うおじさんA氏と、流れるような江戸弁で突っ込みを入れるおじさんB氏がナイスコンビでした。

最後は、20歳くらいの女の子2人の会話。

A「最近、なんか空気がくもってる感じだよねー」
B「中国から何か飛んできてるらしいよ。何だっけ？」
A「あー、ニュースで見たことある。何だっけ？」
2人でしばし「何だっけ？」を繰り返した後、ついに思い出し
B「あ！　砂金だよ！」
A「そうだ！　砂金だ！」
その後、2人で砂金だ、砂金だと繰り返してました。周りの人も、涼しい顔しつつ体がプルプル。砂金が飛んでくるなら、大きい板にガムテープ付けてベランダに立てとくわ。

ぜひ飛んできてほしいですよね、砂金！　2人がその後、間違いに気づいたのかどうかが気になります。

楽しい会話ばかりでしたね。電車の中では、時にはスマホから目を離して、周囲の人の会話に耳を傾けてみてもいいかも。とっておきの爆笑会話が聞こえてきたら、ぜひ『ウィメンズパーク』に投稿してくださいね！

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。