韓国語の「ヨボセヨ」の意味をご紹介！会話例や言われたときの返し方も詳しく解説

「韓国ドラマの中でヨボセヨって言っていたけど、日本語ではどういう意味？」
「ヨボセヨって言われたときは、どんな風に返事をしたらいいの？」
「ヨボセヨを使った会話はどんなものがある？」
このように、韓国語の「ヨボセヨ」という言葉について疑問を持っているかたもいるでしょう。

この記事では、韓国語の「ヨボセヨ」の意味、会話例や言われたときの返し方を詳しく解説しています。

本記事を読むことで「ヨボセヨ」の意味や、具体的な会話例、どんなシチュエーションで使われるのかなど、詳しく知ることができます。

日常生活や韓国ドラマでよく使われる「ヨボセヨ」という言葉について知りたいかたはぜひチェックしてみてください。

韓国語の「ヨボセヨ」とは？

韓国語で「여보세요（ヨボセヨ）」と表記します。「ヨボセヨ」は、使うシーンによって言葉のニュアンスや使い方が変わるので注意が必要です。

これから詳しく解説していきますので、ぜひ読み進めてみてください。

韓国語の「ヨボセヨ」は日本語でどんな意味？

韓国語で「ヨボセヨ」は、電話に出たときの第一声である「もしもし」と同じ意味で使われます。「もしもし」という日本語と同じように、電話をかけるときも受けるときも「ヨボセヨ」と言います。

その際、電話をかけたほうはクエスチョンマークをつけて「ヨボセヨ？」と疑問形にし、受けるほうは「ヨボセヨ」のままで疑問形にはしません。

「ヨボセヨ」の成り立ち

「ヨボセヨ」の成り立ちは「ここを見てください」という相手に注目させる表現が有力とされています。

「여보세요（ヨボセヨ）」という言葉を紐解くと、「여（ヨ）」は「ここ」、「보（ボ）」は「見る」、「세요（セヨ）」は尊敬語で「～してください」という意味になります。

これらを合わせて「ここを見てください」という表現となるためです。

「ヨボセヨ」の使い方とは

それではここから、「ヨボセヨ」の使い方について詳しく解説していきます。「ヨボセヨ」は通常の会話で使う場合と電話で使う場合があり、この2パターンを具体的に紹介します。

2パターンについて知っておくと、実際のコミュニケーションで困らなくなるでしょう。ぜひチェックしてみてください。

電話で使う場合

「여보세요（ヨボセヨ）」は、電話で使われる「もしもし」という意味です。具体的には電話をかける際に「여보세요.〇〇씨 있어요？（ヨボセヨ 〇〇シ イッソヨ？）と使います。これは「もしもし、〇〇さんはいますか？」という意味で使われます。

電話を受ける際は、見知らぬ人からの場合は「여보세요. 누구세요？（ヨボセヨ ヌグセヨ？）」で、「もしもし、どちら様ですか？」という意味になります。

電話以外の会話で使う場合

「여보세요？（ヨボセヨ）」は、電話以外の日常生活でよく使われる言葉です。

話しているときに相手の人がぼんやりしていて、聞いているかわからない場合のときなどに「여보세요？（ヨボセヨ）」（聞いてる？）と言い、目の前で手を振ったりして正気に返らせることがあります。

また、喧嘩や文句を言うときにも、「여보세요（ヨボセヨ）」が使われます。満員電車で足を踏まれたときに相手の人が謝りもしなかった場合など、とくに知らない相手に対して「ちょっと！」と文句を言う際に「여보세요（ヨボセヨ）！」と言うことがあります。

「ヨボセヨ」と言われたときの返し方

ここからは「여보세요（ヨボセヨ）」と相手から言われたときにどのように返事をしたらいいのか、詳しく紹介していきます。

「여보세요（ヨボセヨ）」は電話だけでなく日常生活でもよく使われる言葉です。どのように返事をするか理解しておくと、コミュニケーションが楽しくなるでしょう。ぜひチェックしてみてください。

知っている人の場合

知っている人から「여보세요（ヨボセヨ）」と言われた場合、「〇〇씨 안녕하세요（〇〇シ アンニョンハセヨ）」「〇〇さん、こんにちは」と返事をしましょう。

名前に씨（シ）をつけることで「〇〇さん」になります。「안녕하세요（アンニョンハセヨ）」は日本語で「こんにちは」という意味です。

「〇〇씨 안녕하세요（〇〇シ アンニョンハセヨ）」と返すことで、相手は会話を始めやすくなるでしょう。

初対面の人の場合

初対面の知らない人に「여보세요？（ヨボセヨ？）」と言われた場合は、「네, 여보세요（ネ ヨボセヨ）」と返事をしましょう。

「네（ネ）」は、日本語で「はい」という意味です。「네, 여보세요（ネ ヨボセヨ）」（はい、もしもし）というように、最後にクエスチョンマークをつけないことで相手に対する返事の意味になります。

「ヨボセヨ」の意味をしっかり理解して正しく使おう！

この記事では韓国語の「ヨボセヨ」の意味、会話例や言われたときの返し方について詳しく解説しました。

韓国語の「ヨボセヨ」は「もしもし」という意味で、主に電話をかける際や受ける際に使われる言葉です。電話での受け方やかけ方だけでなく、電話以外での使い方を知っていると、さらにコミュニケーションを深められるでしょう。

ぜひこの記事を参考にして、韓国語の「ヨボセヨ」について理解を深めましょう。