【2月のアクション】冬の光熱費を節約するSDGs
2022/02/16
高くなりがちな冬の光熱費、電気代を節約すれば家計にも地球にもやさしい!気になる節電テクニックをご紹介。節電をすれば電気をつくるときに出るCO2も減ってSDGsにもバッチリなんです。
<教えてくれた人>
節約アドバイザー 和田由貴さん
消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、省エネルギー普及指導員など多数の資格を持ち、快適にできるエコライフや節約術を日常生活に密着した消費者目線で提案している。
What's SDGs?
【持続可能な社会のための世界の目標】
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、15年に国連サミットで193の国と地域が採択した17の目標のこと。環境や貧困についてや、働きがいやジェンダー平等など幅広い目標があります。
SDGsの17の目標
【1】貧困をなくそう
【2】飢餓をゼロに
【3】すべての人に健康と福祉を
【4】質の高い教育をみんなに
【5】ジェンダー平等を実現しよう
【6】安全な水とトイレを世界中に
【7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに
【8】働きがいも経済成長も
【9】産業と技術革新の基盤をつくろう
【10】人や国の不平等をなくそう
【11】住み続けられるまちづくりを
【12】つくる責任つかう責任
【13】気候変動に具体的な対策を
【14】海の豊かさを守ろう
【15】陸の豊かさも守ろう
【16】平和と公正をすべての人に
【17】パートナーシップで目標を達成しよう
今日からSDGsを実践しよう!
誰にでもできる!冬の節電テクニック
節電すると、電気をつくるときに燃料を燃やすことで排出されるCO2の量を減らすことができ、環境にもやさしいんです。まだまだ節電できるポイントがあるので、ぜひ実践してみて。ちなみに、クリーンな発電方法のプランに変えることも大切です!
1 家庭での消費電力第2位!「照明」の使い方を変えよう
新しい家でよく見かけるダウンライトは、ミニクリプトン球の消費電力が高いので要注意。ダウンライト用のLEDが売っているので、それに替えて。
小まめなオンとオフで「使わないときは照明を消す!」が鉄則。トイレや廊下、玄関など、消し忘れ防止に人感センサーをつけるのもおすすめ。
2 「温める」家電は消費電力が高い!と覚えて
キッチン家電の保温機能は電力を消費するので要注意。炊飯器の保温は4時間以上になるなら、さめた物を電子レンジで温めるほうが節電に。日中お湯をそれほど使わないなら、ジャーポットより、電気ケトルで都度お湯を沸かすほうが効率的。
ちなみに電源タップは差しっ放しでもOK!
今どきの家電は省エネが進んでいて、パソコン周辺機器を除けば待機電力はほとんどかかってません。ひんぱんなプラグの抜き差しは不要です!
体感温度も上がる「加湿器」は冬の必須アイテム
無印良品の加湿器ならインテリアにもなじむ。
暖房で乾燥した室内に潤いを与え、さらに体感温度もアップする加湿器。無印良品の加湿器はシンプルなデザインで、置く場所を選ばないのが○。上面から直接給水(3L)できるのも便利です。出力モードは3段階で、消費電力は13~24W。
超音波加湿器¥6,990(税込み)
問い合わせ先/無印良品 https://www.muji.net/ /無印良品
今月のテーマはコレ!
【7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに
参照:『サンキュ!』2022年3月号「今日から親子でちょっぴり"SDGs生活"始めます!」より。掲載している情報は2022年1月現在のものです。イラスト/まいこ 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/工藤千秋 編集/サンキュ!編集部