楽天グルメセレクション【デリカ部門】選考会の舞台裏!

2017/11/23

先日発表された、楽天グルメセレクション【デリカ部門】。最終認定はグルメ界に名を轟かす専門家たちによって行われました。ありがたいことに『サンキュ!』の奥田多紀副編集長も審査員に御呼ばれしたので、サンキュ!NEWSスタッフは潜入取材を決行。我々だけがキャッチした衝撃の舞台裏や、審査結果だけではわからない審査員たちのホンネなどを大公開します♪

今回の審査員は以下6名!
写真左から、和の鉄人であり「創作和食レストラン中村孝明」のオーナーシェフである中村孝明さん、「リストランテ MASSA」のオーナーシェフである神戸勝彦さん、「サンキュ!」の奥田多紀副編集長、テレビでもおなじみの料理研究家の浜内千波さん。

楽天グルメセレクションとは?

楽天グルメセレクションとは、厳正な審査を通過した高品質の商品を認定する制度です。今回のデリカ部門では、楽天市場の数あるお取り寄せグルメから39品がエントリー。デリカ商品を愛する一般ユーザーに加え、食のジャンルで活躍する6人の専門家が「味」「ビジュアル」「価格」の観点から審査しました。

審査員の間に一騒動起こした「うなぎ」の乱

初年度のアワードにもかかわらず、なんとうなぎが6品もエントリー!「うなぎというと夏の土用の丑の日のイメージが強いかもしれませんが、年末のお歳暮シーズンにも大人気。肉と双璧をなす、楽天お取り寄せグルメの鉄板アイテムです」と楽天の広報さん。一気に6種類ものうなぎを食べ比べるのは、食のプロたちにとっても大変な作業だったらしく、みなさん審査に四苦八苦。

「バラバラに食べると印象がわからなくなってしまうので、同時に皿に並べて、厚さやタレの味を比較し、それぞれの特徴をつかむようにしました」と神戸さん。

妥協なき審査員たち。試食は2時間超えの長丁場に!

試食のセッティングはこのように、実際の商品だけでなくパッケージや値段、説明書なども同時に展示。味だけでなく、見た目や値段もセレクトポイント。
審査員たちはまずその情報をチェック。次にパッケージを含めて見た目をチェック。次に、皿に取って味をチェック。一度味わったものも、間をおいてまたまたチェックすることも……。審査にはかなりの手間がかけられ、すべての試食が終わるのに2時間が費やされました。

集計結果が発表された結果を見て、審査員たちは!?

試食が終わったのち、楽天スタッフが総力をあげて集計。専門家の審査員と一般審査員との集計結果を踏まえて、認定商品について専門家の審査員たちが吟味。食に関して妥協しないプロたちだけに話し合いはそうとう時間がかかるかと思いきや、みなさんの意見はほぼ一致。
しかし実は、一般審査員の評価とはギャップがある商品もあり、そこをどうするかについて白熱した意見が飛び交う一場面も。
議論を尽くした結果である今回のグルメセレクション認定商品。すべて、専門家たちみんなが太鼓判を押したものとなっています。
「VIPたちに混じっての審査なので緊張しましたが、みなさんと同じ意見だったのでホッとしました」とは、今回の大役を無事に勤め上げた奥田副編集長の言葉。

サイトには書けない、審査員の本音!

今回の審査シートには、すぐれたところだけでなく、改善すべき点についてもコメントする欄が。「楽天グルメ」をよりよく成長させたいというスタッフの思いが感じられます。
デパ地下グルメをプロデュースなさっている浜内さんは、「商品のキャッチコピーなどは印象的である必要がありますが、商品にそれらが合っていないと、届いたときの残念感につながることに。デパ地下と違って試食できるわけではないので、イメージだけの説明ではなく、よりわかりやすい情報がある方がいいと思いますね」とコメント。
また、「食材はいいのにパッケージが今ひとつのものもあって、もったいないなあと感じました」というSHIORIさん。一方で浜内さんからは、「商品の価値をわかってもらうには、相当の工夫が必要だと思いました。今回のグルメセレクションはとてもいい指針で、自分がその第1回のセレクションに立ち合えて光栄に思います」と、今回のグルメセレクションに関する感想も教えて下さいました。

審査員が思う「お取り寄せ」の醍醐味って?

今回集結したのは、レストランのオーナーシェフや料理教室を主宰するフードコーディネーター、企業の商品開発にもかかわる料理研究家の方々。いわば、ライバル関係にあるお取り寄せグルメに対してのホンネとは!?

「どの商品にもかなりの企業努力が見られて、レストラン業に関わっている身としては危機感がありますね」と、レストランのオーナーシェフである神戸さん。
同様にレストランを経営している中村さんは、「昔と比べると格段に進歩していますね。パッケージひとつとっても、関係者の工夫がわかります。こういう若い人たちがどんどん出てきてくれてうれしい」と、作り手の努力をたたえていらっしゃいました。
「お取り寄せグルメは味だけでなく、届いたときのサプライズ感も大切。例えば両親に送ったら喜ばれるかどうか、自分に届いて開けてみたらどうか、いろいろ想像しながら選びました」と柴田さん。
SHIORIさんは「今回選ばれたものは近所のスーパーではなかなか買えない、手に入りにくいものが多かったですね。お取り寄せならではの味と品質が決め手となっていたと思います」と、全体の感想を教えてくれました。

専門家たちの厳正なる審査のうえ、今回認定された楽天グルメセレクション【デリカ部門】全9商品。気になったら今すぐ楽天市場でチェックしてみて!

詳しくはコチラ⇒楽天グルメセレクション
グルメセレクション9品が選ばれた現場レポートも公開中!⇒「【速報】2017年楽天グルメセレクション「デリカ部門」9品発表!」

取材・文/松崎祐子

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