今、利用者がめちゃくちゃ増えてるフリマアプリ。自分にとってはいらない物を必要としている人に譲りながら、おうちも片づき、お金ももらえる……と一石三鳥!プロのトクする活用テクを伝授します!
<教えてくれた人>
WEBマーケティング・コンサルタント 安達恵利子さん
3店舗のネットショップ経営を経て、現在はWEBマーケティング・コンサルタントとして活動。著書『初心者でもすぐ売れる!メルカリかんたん出品ガイド』(ソーテック社)が好評。https://miraslabo.com
フリマアプリで売れば、あなたの不用品が誰かにとっての必需品に生まれ変わるんです
捨てるのはもったいないな~!と思ってなんとなくとってある物、ありませんか?フリマアプリは、捨てるより罪悪感なく物を手放すことができておうちがスッキリ&お金までゲットできるおトクすぎるツールなんです。「あなたの不用品は誰かにとってのお宝です!」と安達さん。家で眠っている物をお宝に変身させる方法をプロが伝授!
安達さんおすすめのフリマアプリ
「メルカリ」
利用者数が日本最多のため、売れる確率が高い。バーコードで商品情報を自動で入力できるなど使い勝手も◎。販売手数料は10%。
「ジモティー」
梱包するのが面倒&廃棄やリサイクルに費用がかかる家具や家電を、地元の人に譲りたいときに便利。直接取引なら手数料不要。
「ラクマ」
「購入申請」システムがあるため、売りたい人を選んで取引ができる。ほかのフリマアプリとの併用に便利。販売手数料は6%+税金。
「PayPayフリマ」
電子マネーのPayPayで支払いや売上金の受け取りができる。「ヤフオク!」の評価が引き継げるのも特徴。販売手数料は割安な5%。
こんな物が売れやすい!お宝BEST5
フリマアプリではありとあらゆる物が取引されていますが、安達さんのイチオシカテゴリーはこちら!
ちょっと前に流行ったブランド品
昔の物でも「ハイブランド」はやっぱり強い!思わぬ高値がつく場合も。
服やバッグ、コスメや鍋、食器など、有名なブランドの商品は、好きな人にとっては中古品でも十分に価値あり。傷や汚れがあったとしても、高額で取引されやすいので狙い目なんです!
傷み具合や汚れは素直に申告を!
全体写真以外に傷や汚れ部分のアップの写真も載せ、文章でも説明することが大切。未使用に近くても「目立った傷や汚れなし」など商品状態をあえてワンランク下げて伝えるとより安心です。
買って何年も経つ中古の家電やパソコン周辺機器
ピンポイントで探す人が多いから、売れやすい!
壊れて作動しない物であっても、直すスキルがある人やパーツだけ欲しい人にとってはお宝。古い物のほうがむしろ今手に入らないという場合もあり、意外と売れ筋アイテムです。
正式商品名と型番はしっかり明記して
ピンポイントで探している人が検索した際、すぐヒットするように、メーカー名や正式な商品名、型番などわかる情報は正確に明記。「電源は入るけれどモニターが映らない」など壊れている内容の説明も。
サイズアウトした子ども服もう飽きたおもちゃ
新旧の入れ替わりが激しいからいつだって売れる!
子ども服はすぐに小さくなるので、ママたちはいつも探している=古着でも引く手あまた。売る前提でブランド服を購入し、ワンシーズンだけ着て即、高額売却するという猛者も!
「まとめ売り」に買い手がつきやすい!
ノーブランドやファストファッション系の子ども服は、ばら売りするより、類似アイテムをまとめて出品するのが◎。「女児 80サイズ夏物トップス 5点セット」などわかりやすい商品名をつけましょう。
さんざん使って遊んだCD、ゲームソフト
コアなファンに秒で売れることも!
メルカリの場合、CD、DVD、ゲームソフト、書籍はバーコードを読み取ることで商品情報が自動で入力されるため、出品がラク。小さいので送料も安く、出品初心者向けのアイテム。
出品前に必ず「動作確認」をしよう
相手に届いてから、「聴けない、読み込まない」となると大トラブルに。必ず出品前にきちんとチェックし、説明文に「動作確認済み」と明記を。ゲームソフトの場合、どこまで遊んで確認したかを申告。
受験で使った参考書や問題集
古い過去問ほど、ニーズがある場合が!
受験生にとっては古本屋でも手に入りにくい過去の参考書や問題集は、のどから手が出るほど欲しい物。不要になったらぜひ出品を。また、高額な大学の教科書も売れ筋アイテムです。
「これで合格しました!」など書き添えると縁起物に
人気のある大学の参考書や問題集を出品する際、商品説明文に「これを使って合格した」などと書き、縁起のいい本であることをアピールする人も。同じ価格なら、受かった人の物のほうが価値は高い!
※特集内の情報は、22年4月現在の内容です。各アプリのサービス内容、情報、システム環境はそれぞれ異なる場合があります。
参照:『サンキュ!』2022年7月号「フリマアプリで売ってお金にしてみない?」より。掲載している情報は2022年5月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部