節約・貯金は、気合いや根性でがむしゃらにがんばるのではなく、便利なアイテムをうまく活用することでグンとはかどります。
そこで今回は、節約・貯金に役立つアイテムを、夫婦で資産4,000万円を達成した主婦ライターおこめが紹介します。

1.自炊ハードル爆下がり!「食洗機」
「お皿くらい自分で洗えるし、食洗機なんて必要ない」と思っていませんか?実は、食洗機の意外なメリットは「洗う手間を省く」だけにとどまらないんです。
その大きな効果のひとつが、「自炊のハードルを下げてくれること」。食後の片づけをまるごと任せられるため、「洗い物が面倒だから外食で…」というパターンが激減。結果として自炊が続き、自然と食費が下がっていきます。
さらに、食洗機は水を循環させて洗うため、手洗いよりも水道代を抑えられるという節約効果も。
実際に4人家族のわが家では、ファミリー向け卓上食洗機を導入したことで食費が月1万円ほど、水道代も月1,000円ほどダウン。1年もあれば十分に元が取れました。
毎日たくさん食器を使うご家庭ほど、その効果を実感できるでしょう。食費削減の心強い味方として、手放せません。
2.悪習慣が断ち切れる!「マイボトル」
コンビニや自販機での飲み物代が、実は気付かないうちに家計を圧迫しています。そこで取り入れたいのが「マイボトル」を持ち歩くこと。
マイボトルの持参で、飲み物を買わなくて済むのはもちろん、これまで無意識に立ち寄っていたコンビニをスルーしやすくなります。結果的に、飲み物代だけでなく「ついで買い」まで防げるように。
例えば、毎日1本150円の飲み物を買うと、1カ月で4,500円、1年で5万円を超える出費に。さらに、コンビニに寄ったついでにお菓子やホットスナックなどを手に取ってしまうと、その支出はさらに膨らみます。
マイボトルを持参することで、お金が自然と貯まりやすくなる「仕組み」を作れます。少しの手間ひまで、1年後の家計に大きな差がつくでしょう。
3.買い物上手さんへの道!「メルカリ」
お金が貯まりやすい人は、日頃から「ものの資産価値」を意識しています。メルカリを活用することで、その感覚が自然と身につくようになるでしょう。
たとえば買い物をするとき、「これは使い終わったら売れるかな?」「出品しても需要がありそうかな?」といった「売る前提」の視点を持つことで、むだな買い物が減り、支出も抑えられます。
ときには、「思ったより売れない」「値がつかない」といった苦い経験をすることも。しかし、そうした試行錯誤こそが、「本当に価値のあるモノ」を見極める力につながります。
メルカリは、単なるフリマアプリではなく、持ち物を「現金化できる資産」としてとらえる視点をくれるツール。買った後の価値まで見通し、むだのない買い物ができる「買い物上手さん」になることで、自然とお金が残りやすくなりますよ。
便利なアイテムを取り入れて、スルッと貯めよう
便利なアイテムを利用したり、自然と貯まる「仕組み」や「考え方」を身に付けたりすることで、資産形成は加速します。うまく「もの」に頼って、ラクにお金を貯めていきましょう。
■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4,000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。インスタグラムは@ocome_money_life
編集/サンキュ!編集部