豊かに暮らすヒントは【長期目線】で考えること。節約×投資主婦が「あえてお金をかける」もの3選

2025/11/05

節約と聞くと「お金を使わないこと」を思い浮かべがちですが、節約しながらも資産を築いている人は、使うべきところを見極める「選択と集中」を大切にしています。

未来の自分や家族のためになるお金の使い方を意識すれば、節約しながらも暮らしはぐっと豊かに。そこで今回は、節約×投資主婦のおこめが「あえてお金をかけるもの」を3つ紹介します。

サンキュ!STYLEライター。夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子...

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1.毎日使うものだからこだわる調味料

「安いもので十分」と思いがちな調味料ですが、じつは健康のためにも「ちょっといいもの」を選ぶ価値があります。

安価な調味料のなかには、短期間で製造するためにたくさんの添加物が使われていることも。素材がシンプルで、時間をかけてつくられた調味料は、体にやさしいだけでなく、旨味や香りがしっかりしていて、料理の味も引き締まります。

おうちご飯が満足できれば外食も減り、結果的に節約にもつながります。大切なのは、無理のない範囲で「自分なりの基準」を持つこと。

たとえば、
砂糖は、ミネラルを豊富に含む、きび砂糖やてんさい糖
塩は、原材料が海水の「天然塩」
醤油は、原材料が丸大豆・小麦・塩のみの「本醸造」
など、日々続けられる価格帯のなかで選ぶことが、健康にも家計にもプラスになります。

2.いいものを長く使うくつ

くつはファッションの一部でもありますが、本来は「体を支える土台」。足に合わないと、疲れやすさや姿勢のゆがみにつながることもあります。

自分の足にぴったり合うくつを選ぶと、歩きやすく、気持ちまで軽くなるもの。お気に入りの一足があれば、ムダな買い替えや衝動買いも減ります。

安価なくつを頻繁に買うより、質のよい一足を長くはくほうが、結果的にコスパもよくなります。たとえば5,000円のくつを3年はけば、2,000円のものを毎年買い替えるよりも経済的。

とくに子どものくつは「成長期の投資」。軽くてしなやかに曲がり、足の形に合ったものを選ぶことで、姿勢や運動能力の発達にもいい影響があります。

3.時間こそ最大の資産「時短家電」

「時短家電なんてぜいたくだ」と思われがちですが、じつは「時間を生み出す投資」になります。

たとえば食洗機は、食器だけでなく調理器具まで一気に洗えるので、後片づけの負担が激減。自炊のハードルが下がり、惣菜や外食に頼る頻度が減らせます。

仮に月2回の外食が減らせたとして、約1万円も食費を削減できることに。時間が生まれるだけでなく、食費の節約にもつながります。

ダイソンのドライヤーは、おどろくほど髪がはやく乾くおかげで、お風呂上がりのバタバタがラクに。1日5分でも時短できれば、1年で約30時間の余裕が生まれます。

その時間を子どもとの時間や副業に充てられると思うと、文字どおり「時間への投資」と実感できます。家電をうまく取り入れることで、暮らしがぐんと豊かになること間違いなしです。

長期目線でよりよい選択を!

節約とはがまんではなく、「価値のある支出」を選ぶこと。今回紹介した3つのものは、どれも「日々の満足度」と「時間」を生む、大切な投資先です。

長期目線で考えることで、日々の選択がよりよいものに変わります。まずは「長く使える」「自分や家族のためになる」ものから、見直してみませんか。

■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。インスタグラムは@ocome_money_life

編集/サンキュ!編集部

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