ついつい他人と比べて「私も欲しい」「○○さんはいいよなぁ」とうらやんでしまうことはありませんか。しかし、他人との比較を続けていては、お金も貯まりにくいのが事実。
そこで今回は、節約×投資主婦おこめが、他人を意識しすぎないでラクに貯まる「ブレないお金の使い方」を紹介します。
 
            1. いる・いらないを繰り返して「価値観をみがく」
お金を大切に使うためには、まず「自分が何に価値を感じるのか」を知ることが大切です。その近道が、ものを手放す過程で「いる・いらない」の判断を繰り返すこと。
家の中を見回してみると、衝動買いした服や、流行に乗って買ったけれど使わなかったものなどがありませんか。使わなかった理由を考えることで、「自分はデザインよりも着心地を重視する」「手入れに手間のかかるものは使い続けられない」など、もの選びの基準が少しずつ見えてきます。
手放すことは、単なる整理ではなく「価値観の整理」でもあります。必要なものが明確になると、自然とむだな支出が減り、満足度の高いお金の使い方ができるようになるでしょう。
2. SNSから距離を置いて「他人と比べない」
SNSを開けば、素敵な暮らしや高級ブランド、話題のスポットや飲食店が目に入ります。見ているうちに「いいなぁ」「行ってみたい」と感じるのは自然なこと。
しかし、それらは「本当に自分が望んでいること」でしょうか。誰かの投稿を見て心がざわつくときは、一度スマホを閉じてみるのがおすすめです。
流行りの新作ドリンクや便利そうなグッズも、「みんな買ってるから」と選んだものであれば、自分が心から「いい!」と価値を感じたものに対して満足度が下がります。
お金を貯められる人は、流行に流されるのではなく、「自分が」価値を感じられるものを大切にしています。SNSとほどよい距離感を保つことで、自然とお金の使い方にも迷いがなくなっていくでしょう。
3. 誘いには即答しないで「考える時間を確保する」
知人や職場の集まりに誘われたとき、「断りづらいから」とついOKしてしまうことはありませんか。
気心の知れた仲間との食事は、心が満たされる大切な時間になります。一方で、義理や義務感で参加する集まりは、費用だけでなくエネルギーまで消耗してしまうことも。もちろん、参加することでその後の仕事や人間関係がスムーズに進むなど、必要な場面もあるのは確かです。
だからこそ、誘いにはすぐに返事をせず、「今の自分は本当に行きたいのか?」を一度立ち止まって考えることが大切。他人からどう思われるかよりも、自分の気持ちを優先する習慣をつけると、自然とお金も心も整っていきます。
自分にとって本当に価値ある時間にだけお金を使う。それが、肩ひじ張らず豊かに暮らす秘訣です。
「自分軸」をみがいていこう
お金が貯まるかどうかは、「何を買うか」より「どんな理由で買うか」で決まります。他人の価値観に振り回されず、自分の心が満たされる選択を重ねていくことが大切です。
他人のことを意識しすぎてしまうときは、「本当は、自分はどうしたいのか」を思い出してみるとよいでしょう。そうすることで心が軽くなり、お金も整っていきますよ。
■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4,000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。インスタグラムは@ocome_money_life
編集/サンキュ!編集部
 
                     
             
             
             
             
     
             
             
             
             
             
             
             
             
             
    