外出を減らすだけで家計がラクに!無理しないムダ遣いストップ術5選

2025/12/11

「そんなに使ったつもりはないのに、気づけばお金が減っている…」なんてモヤモヤを感じたことはありませんか?
実は、外出中の“ちょっとした行動”が家計を圧迫する大きな原因になっていることも。

そこで今回は、FP2級保持・元銀行員で、“頑張らない家計管理”を実践しているライターしばが、無理なく外出頻度を減らしてムダ遣いを止める5つの方法をご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。FP2級・元銀行員のライター。がんばらない家計管理と“仕組みでまわる暮らし”を...

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なぜ外出が減ると家計がラクになるの?意外と知らないその理由

出典:写真AC

「ちょっと外に出ただけなのに、気づいたらお金が減っている…」そんな経験はありませんか?
外出は気分転換になる一方で、実は“見えない出費”がじわじわ増える大きな原因でもあります。

その理由はとてもシンプル。
外に出ると、お金が自然と流れ出る仕組みになっているからです。

移動のための交通費、ついでに立ち寄ったカフェ代、レジ前で手に取ったお菓子やドリンク…。
ひとつひとつは数百円程度でも、積み重なると家計を確実に圧迫します。

さらに、お店に足を運ぶと「せっかくだし…」「これも便利そう!」という“予定外の買い物”が起きやすく、支出のコントロールが一気に難しくなることも。

だからこそ、意識して外出の頻度を減らすことが大切です。

無理なく外出を減らす「ムダ遣いストップ術」5選

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外出を減らすためには、事前に「外出しなくて済む仕組みづくり」をしておくことが大切です。ここからは、無理なく外出を減らす「ムダ遣いストップ術」を5つご紹介します。

1. 「すぐ食べられる食材」を常備して外食の誘惑を断つ

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忙しい日や疲れている日は、「今日はもうつくれない…外食にしようかな」と気持ちが傾きがちですよね。
これはどの家庭でも起こることですが、こうした外食が何度も積み重なると、気づかないうちに家計への負担が大きくなっていきます。

そこで効果的なのが、インスタント食品・レトルト・冷凍食品など、すぐ食べられる“ラクできる食材”をストックしておくこと。

「何もないから外に食べに行こう」を防ぐだけで、外食に流れにくくなり、支出のコントロールがぐっとラクになります。

2. 買い物する日を決めて「お店に行く回数」そのものを減らす

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「買い物に行くたびに余計なものまで買ってしまう…」その悩み、実は多くの人が抱えています。
買い物の回数が増えるほど衝動買いのチャンスも増え、結果として支出がじわじわ膨らんでしまうんです。

そこでおすすめなのが、「買い物に行く日をあらかじめ決めておく」こと。
たとえば「水曜と土曜だけ行く」とルール化すると、お店に行く回数が自然と減り、無駄な支出もぐっと抑えられます。

さらに、「買い物はこの日だけ」とイベント化することで、必要なものだけを計画的に買う意識が高まり、衝動買いが起きにくくなるというメリットも。無駄を減らしつつ、暮らし全体が整いやすくなります。

3. おうち時間が楽しくなるアイテムで家の満足度を上げる

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「家にいるとなんだか退屈で、つい外に出ちゃう…」そんな経験、誰にでもありますよね。
刺激を求めて外出しているうちに、気づけば支出が増えてしまうことも少なくありません。

そこでおすすめなのが、家の中でも楽しめる環境を整えること。
家で楽しめるゲームや本、映画をいくつか用意しておくだけで、おうち時間の満足度がぐっと上がり、無理のない節約につながります。

さらに、お気に入りのコーヒーや紅茶など、「家で楽しむためのちょっとしたアイテム」を揃えるのも効果的。おうち時間が特別になり、外に出なくても十分楽しめる環境をつくることができますよ。

4. お金のかからない娯楽リストで「外出=支出」を断ち切る

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子育て中の家庭でよくあるのが、「どこかに連れて行って!」という子どものリクエスト。
何となくショッピングモールに出かけて、つい外食や買い物をしてしまい、気づけば支出が膨らんでいた…という経験は、多くの家庭であるあるです。

そんなときに役立つのが、公園・図書館・無料イベントなど、「お金をかけずに楽しめる場所」をあらかじめリスト化しておくこと。
「どこに行こう?」と迷う時間が減るだけで、自然とお金のかからない外出を選べるようになります。

さらに、外食を防ぐために、事前にお弁当を用意する、または昼食を済ませてから出かけるのがおすすめ。ちょっとした準備で、子どもも家計も満足できる、楽しいお出かけが実現します。

5. あえて“外出する日”を決めて節約を無理なく楽しむ

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「たまにはどこかに出かけたい!」という方には、あらかじめ「外出OKの日」を決めておくのがおすすめです。たとえば「月に1回は好きな場所へ行く」「週に1回は外食デーにする」など、自分に合ったペースでOK。

ポイントは、外出を我慢するのではなく、自分の意思で“出かける日”を選ぶこと。
そうすることで、気持ちの満足度を保ちながら、支出も自然とコントロールできます。

さらに、計画的に外出することで支出の見通しが立ち、衝動的な買い物や外食を避けやすくなるというメリットも。

思いつきで動くのではなく、「この日に楽しむ!」と決めて外出する習慣をつくることで、心も家計も無理なく整っていきますよ。

ムダ遣いを減らすコツは「外出しなくても満たされる仕組み」をつくること

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節約を我慢に頼ってしまうと、続かないどころか、ストレスがどんどん積み重なってしまいます。
特に子育てや仕事で忙しい家庭では、完璧を目指すほどうまくいかなくなることも多いものです。

だからこそ大切なのは、日頃から外出しなくても満足できる環境を整えておくこと。
家で楽しめる選択肢を増やしたり、買い物の回数を減らしたり、外出のルールを決めたり…。そんな小さな工夫の積み重ねが、自然と無駄遣いを減らしてくれます。

自分や家族に合った方法を無理なく取り入れて、節約を楽しんでいきましょう!

■執筆/しば
FP2級・元銀行員のライター。がんばらない家計管理と“仕組みでまわる暮らし”をテーマに、家計・子育て・暮らしの記事を執筆中。二児の母。Instagramは@shi_ba_1106。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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